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wing 囲碁
ウッテガエシ
ハダシで入れぬ
ハネ殺し、死はハネにあり
ハネもフトコロのうち
ハネにはノビよ
ハネを忘るな三手ヌキ
走りたい方の反対を這え
斜いにノゾクは急所なり
ハスカイにノゾクは急所なり
早逃げは三文の得
広いほうから
ボウシにケイマ
星打ちは勢力重視戦法
星打ちは勢力重視戦法
ポンヌキ30目
封鎖許すべからず
勝ち碁を勝ちきるむずかしさ
カケツギにも向きがある
カケツギはノゾキ注意
亀の甲羅60目
亀の甲60目
亀の甲の尻尾抜け
かなめ石捨てるべからず
歓迎三三入り
カラミ攻めは凌ぎにくい
カラんで攻めよ
カス石逃げるべからず
カス石は捨てよ
ケイマにコスミ
ケイマのツケコシ
ケイマの急所
ケイマのツケコシ切るべからず
ケイマの突き出し
形勢不利なら勝負手探せ
消しは肩から
利かしと悪手は紙一重
利き筋は後まで残せ
利き筋は後まで残せ
切れるところを覗くな
キリチガイ一方をノビよ
キリ一本が勝負のカギ
切った方を取れ
兄弟喧嘩は身の破滅
五目中手は八手なり
呉清源名言集
後手の先手
碁に勝って勝負に負ける
碁の力は局面評価能力と読みの力
碁は封鎖にあり
碁は封鎖にあり
碁は攻めにあり
コスミに妙手あり
コウダテは小さいものから使え
攻撃は最大の防御なり
コウ付き攻め合いは最後にコウを取る
コウは最後に取れ
コウを征するものが勝負を征する
グズミの巧手
車の後押し
車の後押し悪手の見本
車の後押しヘボ碁の見本
クシ形は生き形
くし型はイキなり
惑わされるなハザマトビ
マグサバで力むな
まずコウダテを数えよ
まずコウを取れ
眼あり眼なしも時によりけり
眼あり眼なしは唐の攻めあい
名人の定石知らず
目作りより中央志向
味方の多いところでは妥協するな
耳赤の一手
もたれて攻めよ
模様の接点を探す
模様の削しはカタツキから
模様の接点を見つける
模様の接点逃がすべからず
六目形は生き
力自慢のデギリかな六つに割れたらひとつは死ぬ
中手の形は全部で6型
中手は内外の攻め合い
中手の九九
中地を囲うな
根もとをついで石の下
二段バネ覚えて初段間近なり
二間ビラキは一家をなす
二子にして捨てよ
二目の頭タタかすべからず
二目の頭は見ずハネよ
二線三線余計にはうな
二線ハウべからず
二線は敗線
二線をハウは敗線
二手ヨセはコウにあらず
2の一に手あり
逃げは一間
ノゾキにツガぬ馬鹿はなし
ノゾキにツグバカ、ツガぬバカ
ノゾキに悪手あり
ノゾキにツガぬバカはなし
ノゾキにツグバカ、ツガぬバカ
両バネ利いて一手ノビ
両バネ一手ノビ
両キリのまえにキカセ
両ノゾキはダメヅマリに注意
両先手、逃すべからず
両コウ三年の患い
両ケイ、逃すべからず
HH1
三間に打ち込みあり
三目の真ん中が急所
三目の真ん中は急所
三方カラミにシノギなし
三立四析ヒラキの原則
三手ヨセコウ、コウに非ず
サバキは軽く
サバキはツケ
サバキを許さぬブラサガリ
左右同型中央に手あり
せかして打つ
攻めながら地を取れ
攻めたい石にツケるな
攻めはボウシ_ケイマ
攻めは分断にあり
先手は媚薬
四線勝線
陣笠の悪形
陣笠作って馬脚を出す
地はヨセになってから考えろ
定石の手抜き、許すべからず
定石覚えて二目弱くなり
定石は手筋と形の宝庫
定石おぼえて弱くなる
定石を知って定石を忘れよ
定石は覚えて忘れろ
シチョウを知らずに碁を打つな
シマリの両翼理想なり
シマって打つ
死んだら動くな
シンを止める
死はハネにあり
死活はまず広さ次に急所
初コウにコウなし
損コウたてるべからず
外ダメから詰めよ
外から攻めるは死活の基本
隅の急所は二の一
スソアキ囲うべからず
裾空き囲うべからず
捨てると死ぬとは大違い
ダメ場を地にするな
ダメ場を見極める
ダメのつまりが身のつまり
断点ノゾクべからず
大石死なず
種石とカス石を見極めろ
たたみ込む
手かずをつめるホウリコミ
敵の急所は我が急所
手戻りは避けよ
着手順序決定基準は石の強弱と大きさ
中央の一目は隅の十目に値する
中央を地にするな
力自慢のデギリかな
どちらにもヒラけるワリウチの手段
同線ではツケるな、異線でツケよ
同形は先着に利あり
トックリ形はコリ形
トリ番に回れ
取ろう取ろうは取られの元
ツギは堅ツギが基本
ツケギリ一方をノビよ
ツケコシ切るべからず
ツケにはハネよ
ツケにはノビよ
ツケたらハネよ、ハネたらノビよ
ツキアタリは悪手
包むように攻める
強い方にツケよ
強い石、厚い石に近づくな
強く打つ 囲碁
分からない時は手を抜け
四本鼻叩かすとも三本鼻叩かすな
ヨセのサガリは使用注意
寄せは両先手、片先手、後手の順
四隅取られて碁を打つな
様子を聞くのは高級手段
弱石にツケるべからず
HH1
相手の石を自己の厚みに誘い込め
相手の急所は味方の急所
相手の進出ボウシで止めよ
アキ三角は愚形の見本
浅く消すには、カタツキ・ボウシ
アタリ、アタリのへぼ碁かな
アタリは最後まで打つな
厚いだけでは碁に勝てぬ
厚み囲うべからず
厚味から追うな、厚味へ追え
厚みに近づくな
厚みに追いやれ
厚み地にするべからず
一合マスわかれば五段格
1から始める梅沢由香里の碁
一間トビに悪手なし
1モク這えば10目の損
一にアキスミ二にシマリ
一方地に勝ちなし
一方碁は危険なり
一方地を囲うな
一方石に死になし
一路隣が筋違い
一石に負けなし
一線トンで綱渡り
HH1
一隅二シマリ三ヒラキ
一手ばったり 囲碁
生きている石から動くな
生きている石の近くは小さい
今もすたらぬ一、三、五
石の効率「手割り」で考えよ
石の余力を忘れるな
石取って碁に勝たず
岩見重太郎の牢破り
岩より硬い梅鉢型
大場より急場
追うはケイマ、逃げるは一間
うっかりするなシッポ抜け
梅鉢に負けなし
上手一間、下手コスミ
上手まっすぐ、下手コスム
馬場滋
梅主長江
河燦錫
半田道玄
羽根直樹
羽根泰正
原田実(棋士)
原幸子(棋士)
長谷川章
長谷川知仙
長谷川広
橋本昌二
橋本宇太郎
橋本誼
服部因淑
服部正徹
服部雄節
林朴入門入
林玄悦門入
林裕
林因長門入
林柏栄門入
林家(囲碁)
林門悦
林門入
林門入斎
林門利門入
林元美
林利玄
林佐野
林転入門入
林鐵元門入
林徳蔵
林有美
林祐元門入
林有太郎
ハンス・ピーチ
彦坂直人
平田博則
平田智也
広瀬平治郎
久井敬史
久島国夫
本田邦久
本多政武
本田幸子
本因坊知伯
本因坊道知
本因坊道悦
本因坊道策
本因坊道的
本因坊元丈
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本因坊丈策
本因坊丈和
本因坊秀策
本因坊烈元
本因坊策元
本因坊算悦
本因坊算砂
本因坊察元
本因坊秀栄
本因坊秀悦
本因坊秀伯
本因坊秀甫
洪清泉
堀本満成
星合八碩
星野紀
細川千仭
堀田五番士
本因坊道策
本因坊秀和
本因坊秀哉
藤井秀哉
藤沢朋斎
藤沢一就
藤沢里菜
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囲碁は、陣地を囲むゲームです。
RPGゲームやアクションゲームとは異なる思考で次の一手を考える、面白いゲームです。
将棋、チェスと並ぶ、究極の思考ゲームとも言われます。
ブラウザーのみで動作するケースを特に囲碁ブラウザゲームと称することもあります。
専用ソフト使用の囲碁ゲームも多々あります。

碁を知りたい。
なのに、打つ機会がない。

相手がいない。碁会所に入ってみたい。でも躊躇する。これが現実のようです。

面白くて、夢中になる碁です。この機会に碁を始めてはいかがでしょうか。ネット碁会所なら、敷居が低いです。

相手が見つからないときは、思考エンジンが、お相手します。待ち惚けになりません。

『考慮時間制』の対局場です。勝敗でスコアが増減します。

対局(専用)ソフトを使用しません。ブラウザーのみで動作します。インストール不要なので不安がありません。

一般的なゲームでは、「礼」に重きをおきませんが、知的ゲームでは、礼を重んじる利用者が多いので、礼を心がけたいものです。
将棋に「ハサミ将棋」や「山崩し」があるように、囲碁にも「ポン抜きゲーム」/「石取りゲーム」があります。基本となる「アタリ」の習得に有用です。
ドンジャラも麻雀の基礎ルールの説明には有用ですね。


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Wikipediaの記事を引用/参考します。(CC BY-SA 3.0) 札幌市交通局 札幌市交通局 Sapporo City Transportation Bureau ST Logo.svg ST Bureau HQ 201205.jpg 札幌市交通局と大谷地駅(2012年5月) 種類 地方公営企業 本社所在地 日本の旗 日本 〒004-8555 北海道札幌市厚別区大谷地東2丁目4-1 設立 1927年(昭和2年)12月(※1) 業種 陸運業 事業内容 鉄道事業 代表者  若林 秀博(交通局長) 外部リンク www.city.sapporo.jp/st/ 特記事項:※1・札幌市電気局として発足 テンプレートを表示 札幌市交通局(さっぽろしこうつうきょく 英称:Sapporo City Transportation Bureau)は、札幌市の公共交通事業部門であり地方公営企業にあたる。現在は札幌市内で市営電車(路面電車)、市営地下鉄(高速電車)を運行している。2004年3月まで市営バスを運行していたが、赤字経営に伴う財政難からバス事業より撤退し、路線や車両などを民営バス会社に譲渡した。 ロゴマークの「ST」はSapporo City Transportation Bureauの頭文字である。 目次 [非表示] 1 概要 2 路線・施設 2.1 路面電車 2.1.1 廃止区間 2.2 地下鉄 2.3 車両基地・拠点 2.4 バスターミナル 2.4.1 廃止されたバスターミナル 2.5 その他 3 沿革 4 新たな試み 5 脚注 6 関連項目 7 外部リンク 概要[編集] 1927年(昭和2年)市内の路面電車を市営化したのが始まりであり、1930年にバス事業を、1971年に地下鉄事業を開始した。 札幌市の交通事業は、長く電車、バス、地下鉄の三部門からなったが、1990年代後半以降、不況で圧迫された市の財政に対する大きな負担要素になっている。 1995年から札幌市では公共交通機関の利用者が減少しており、これは長期不況の影響だけでなく、自家用車利用の増加が原因と考えられている。それゆえ、各事業とも将来の増収を見込むことができない。 約7000億円の建設費の8割を借入で賄った地下鉄は、借入金に対する金利負担が重くのしかかっている。市営バスは収益が出る構造ではなく、恒常的に赤字であった。もっとも経営状態が良好な路面電車ですら、補助金無しには経営が成り立たず、2002年度までに4401億円の累積欠損金を計上するに至った。 札幌市は、1991年から経営改善計画を打ち出し、2001年度に新たに交通事業改革プランを策定し、経営の効率化を図ろうとしている。この一環として、バス事業を2000年4月から段階的に民間事業者へ移管し、2004年3月末をもって廃止した。路面電車についても、2002年に赤字に転落したこと、車両の老朽化が進んでいること、将来的に乗客数の伸びが見込まれないことから民間委託や廃止も視野に入れた検討が進められていたが、2005年2月に札幌駅への延長等の路線計画や民間活力導入による積極投資により存続を図る方針が決められた。赤字額が大きかった地下鉄は2004年度より「10か年経営計画」を実行中であり、ワンマン化や駅業務の委託、工場業務の外注化など、経費削減に努めている。一方、土日祝日に限り使用できる地下鉄専用一日乗車券「ドニチカきっぷ」の販売や駅構内へのテナント誘致、地下鉄車内で音声広告を導入するなど、新たな収益も確保している。金利負担・減価償却費の減少も加わり、2006年度には25年ぶりの黒字化に成功している。 路線・施設[編集] 札幌市電A1200形 愛称:ポラリス(2013年5月) 札幌市営地下鉄5000形(2006年11月) 地下鉄の指令所(2004年9月) 発寒南バス発着場(2012年4月) 路面電車[編集] 札幌市電 一条線 - 1918年8月開業 - 1973年4月一部廃止 山鼻線 - 1923年8月開業 山鼻西線 - 1931年11月開業 都心線 - 1918年8月開業(停公線) - 1971年12月一部廃止 - 1973年4月全線廃止 - 2015年12月一部再開業(都心線と改称) 8.9km、24停留場、保有車両37両 (2015年度) 一日平均輸送人員2万1438人 (2005年度) 廃止区間[編集] 札幌市電 鉄北線 - 1927年12月開業 - 1971年12月一部廃止 - 1974年5月全線廃止 北5条線 - 1927年6月開業 - 1971年10月一部廃止 - 1971年12月全線廃止 桑園線 - 1929年10月開業 - 1960年6月廃止 西20丁目線 - 1929年11月開業 - 1971年10月廃止 苗穂線 - 1919年5月開業 - 1971年10月廃止 豊平線 - 1918年8月開業(南4条線) - 1971年10月廃止 中島線 - 1918年8月開業(停公線) - 1948年8月廃止 地下鉄[編集] 札幌市営地下鉄 南北線 - 1971年12月16日開業、2005年現在16駅 東西線 - 1976年6月10日開業、2005年現在19駅 東豊線 - 1988年12月2日開業、2005年現在14駅 3線合計48.0km、一日平均乗車人員585,774人 (2013年度) 車両基地・拠点[編集] (最寄駅(出入庫線の分岐駅):所属車両) 電車事業所(電車事業所前停留場(中央図書館前停留場):路面電車) 南車両基地(南北線自衛隊前駅:南北線) 東車両基地(東西線ひばりが丘駅(新さっぽろ駅):東西線) 西車両基地(東西線二十四軒駅(西28丁目駅):東豊線) 栄町検車線(東豊線栄町駅:なし) 東豊線の車両を西車両基地へ回送できない場合に使用される。 バスターミナル[編集] 地下鉄駅併設のものを中心にバスターミナルを管理している。バス事業から撤退したため現在は民間会社が乗り入れ、各社から使用料を徴収している。 2015年(平成27年)10月1日現在の施設は以下の通り。交通局以外が管理する施設は特記する。乗り入れ事業者は各バスターミナルあるいは駅記事を参照。なお、周辺の路上停留所に発着し施設を使用しない場合は乗り入れ事業者に含まれない。 地下鉄駅 バスターミナル名 法分類[1] 市分類[2][3] 備考 麻生駅 麻生バスターミナル 専用 乗継 北34条駅 北34条バス発着場 - 乗継 北24条駅 北24条バスターミナル 専用 乗継 さっぽろ駅 札幌駅バスターミナル 一般 都心 札幌駅総合開発 真駒内駅 真駒内バス発着場 - 乗継 宮の沢駅 宮の沢バスターミナル 一般 乗継 西新サービス 発寒南駅 発寒南バス発着場 - 乗継 (札幌市より移行) 琴似駅 琴似バスターミナル 専用 乗継 二十四軒駅 二十四軒バス発着場 - 乗継 西28丁目駅 西28丁目バスターミナル 専用 乗継 円山公園駅 円山バスターミナル 専用 乗継 バスセンター前駅 大通バスターミナル 専用 都心 札幌市(交通局より移行) 通称:大通バスセンター 白石駅 白石バスターミナル 専用 乗継 南郷7丁目駅 南郷7丁目バスターミナル 専用 乗継 南郷18丁目駅 南郷18丁目バス発着場 - 乗継 大谷地駅 大谷地バスターミナル 一般 乗継 西新サービス(札幌市より移行) 新さっぽろ駅 新札幌バスターミナル 一般 乗継 札幌副都心開発公社 環状通東駅 環状通東バスターミナル 専用 乗継 月寒中央駅 月寒中央バス発着場[4] - 乗継 札幌市農業協同組合 福住駅 福住バスターミナル[4] 一般 乗継 北海道いすゞ自動車 なし 啓明バスターミナル 専用 その他 札幌市(交通局より移行) なし もみじ台バスターミナル 専用 その他 札幌市(交通局より移行) 廃止されたバスターミナル[編集] [icon] この節の加筆が望まれています。 西野バスターミナル(現在は「西野3条2」停留所、跡地はコンビニエンスストア) 新川バスターミナル(建物は撤去、跡地は閉鎖されている) 新琴似駅前バスターミナル(市電「新琴似駅前」停留場に隣接して設置されていた。現在の北札幌病院付近) その他[編集] 藻岩山ロープウェイ - 1958年7月開業。現在は札幌振興公社が経営しているが、電車との乗り継ぎ割引も行われている。 札幌市交通資料館 - 1975年開館。 沿革[編集] 1909年2月 馬車鉄道が開業する。 1918年8月 馬車鉄道が民営の電車となる。 1927年12月 民営の電車事業が市営となり、札幌市電気局が発足する。 1930年10月 バス事業開始。 1935年1月 貸切バス事業開始。 1938年1月 ガソリン節約のため、木炭バス運転開始。 1943年1月 札幌市電気局が札幌市交通事業所に名称変更。 1947年6月 札幌市交通事業所が札幌市交通局へ名称変更。 1951年5月 定期観光バス運行開始。 1958年 7月 藻岩山ロープウェイ運行開始。 8月 日本初の路面ディーゼルカー運行開始。 1960年6月 電車全車ボギー化完了。 1961年 4月 ワンマンバスの運行開始。 7月 親子電車の運行開始。 1965年4月 電車・バス共通回数券を発売。 1968年4月 連接車の運行開始。 1970年2月 ワンマン電車の運行開始。 1971年 10月 電車第1次路線縮小(苗穂線・豊平線・北5条線・西20丁目線を廃止)。 12月 電車第2次路線縮小(鉄北線札幌駅前 - 北24条間・西4丁目線三越前 - 札幌駅前間を廃止)。 12月 東名阪以外では初となる地下鉄である、地下鉄南北線開業(真駒内 - 北24条間)。定期券での「地下鉄⇔電車・市バス乗継料金制度」実施。 1973年 4月 電車第3次路線縮小(一条線円山公園 - 交通局前間・一条線西4丁目 - 一条橋間・西4丁目線すすきの - 西4丁目間を廃止)。 10月 定期券外での「地下鉄⇔電車・市バス乗継料金制度」実施。 1974年5月 電車第4次路線縮小(鉄北線北24条 - 新琴似駅前間を廃止)。 1976年6月 地下鉄東西線開業(琴似 - 白石間)。 1978年 3月 地下鉄南北線延長部開業(北24条 - 麻生間)。 10月 地下鉄南北線3000形が運行開始。 1982年3月 地下鉄東西線延長部開業(白石 - 新さっぽろ間)。「地下鉄⇔民間バス乗継料金制度」実施。 1983年6月 ホーム全面禁煙実施。 1984年6月 「1日乗車券」発売開始。 1985年5月 電車8500形が運行開始。 1988年12月 地下鉄東豊線開業(栄町 - 豊水すすきの間)。 1992年11月 ウィズユーカード発売開始。 1993年6月 エコキップ発売開始。 1994年 1月 電車・市バス・地下鉄の新デザイン採用。 4月 定期観光バスを北海道中央バスに移譲。 6月 地下鉄改札機カード対応化。 10月 地下鉄東豊線延長部開業(豊水すすきの - 福住間)。南北線「霊園前」駅を「南平岸」駅に改称。電車・市バス料金箱カード対応化。 1995年9月 地下鉄南北線5000形が運行開始。 1997年4月 共通ウィズユーカード発売開始。 1998年8月 地下鉄東西線8000形が運行開始。 1999年 2月 地下鉄東西線延長部開業(琴似 - 宮の沢間)。 6月 地下鉄南北線2000形が全車引退。 12月 昼間割引カード発売開始。始終発時刻変更。 2000年4月 地下鉄東豊線12駅(栄町 - 北13条東・豊水すすきの - 福住間)を札幌市交通事業振興公社に委託開始。 2001年 4月 白石自動車営業所を北海道中央バスに移譲、厚別支所を廃止。 12月 交通事業改革プランを策定。 2003年4月 琴似自動車営業所をジェイ・アール北海道バスに、藻岩自動車営業所をじょうてつバスに移譲。 2004年 4月 東・新川両自動車営業所を北海道中央バスへ移譲、バス事業を全面廃止。 10月 ドニチカキップ発売開始。 2006年 1月 地下鉄全路線で駅ナンバリング導入。 5月 どサンこパス発売開始。 2008年 8月 地下鉄東西線6000形が全車引退。 12月 地下鉄南北線に「女性とこどもの安心車両」を導入。 2009年 1月 地下鉄にICカード乗車券SAPICA導入。 3月 地下鉄東西線全駅に可動式ホーム柵を設置完了。 7月 地下鉄東西線に「女性とこどもの安心車両」を導入。 2010年11月 エコキップ廃止に伴い発売終了。 2012年3月 地下鉄南北線3000形が全車引退。 2013年 3月 地下鉄南北線全駅に可動式ホーム柵を設置完了。 5月 電車A1200形が運行開始。 6月 電車や札幌市内バス3社においてもSAPICA導入。またKitacaやSuicaなど全国各地のICカード乗車券もSAPICAエリア内で利用可能となる。 2014年6月 共通ウィズユーカード、昼間割引カード発売終了。 2015年 4月 電車全路線で停留場ナンバリング導入。 5月 地下鉄東豊線9000形が運行開始。 12月 電車路線縮小後、初の延長部開業(都心線すすきの - 西4丁目間)。 2016年 1月 地下鉄東豊線に発車時刻付の発車標を設置。 3月 地下鉄東豊線の駅アナウンスが更新。福住方面は女声、栄町方面は男声によるアナウンスとなる。 6月 地下鉄東豊線7000形が引退。 9月 地下鉄東豊線9000形の導入が完了する。 新たな試み[編集] 南北線、東西線、東豊線を走る車両には、札幌市営地下鉄としては初めての試みが近年なされた。主な例は、以下のとおりである。 英語での車内放送(南北線は2003年から、東西線は2005年から、東豊線は2007年1月から) 車内の自動放送(車掌がアナウンスをせず、録音されたものを流すもの)は5000形や8000形などですでに採用されていたが、新たに日本語での次駅案内や乗り換え案内に続いて、同内容の英語での車内放送が追加された。 車内放送による駅付近の企業の案内(南北線は2003年から、東西線は2005年から、東豊線は2007年1月から) 到着駅案内(まもなく…)の後に、駅付近の施設を「○○へお越しの方は、こちらでお降り下さい」というアナウンスで紹介するもの。バスや市電などではすでに採用されていた案内だが、新たに札幌市営地下鉄でも導入された。 2006年1月26日より、東京メトロが先に導入したものにならい、札幌市営地下鉄の路線と駅にアルファベットと数字(駅ナンバリング)を割り当て、北海道外や海外の観光客にも路線と駅を分かりやすくした。 脚注[編集] [ヘルプ] ^ 自動車ターミナル法による分類。“一般バスターミナル現況 (PDF)”. 国土交通省. 2011年11月1日閲覧。 一般バスターミナル以外が専用バスターミナルとなり、バス発着場は法に基かない施設となる。 ^ 札幌市による分類。“札幌市の都市交通データ - バス - バスターミナル (PDF)”. 札幌市. 2011年11月1日閲覧。 ^ “札幌市の都市交通データ - バス - バスターミナル (PDF)”. 札幌市. 2017年1月2日閲覧。 ^ a b 札幌市営バスは開設時から乗り入れていなかった。 関連項目[編集] 共通ウィズユーカード - 磁気式乗車カード。下記SAPICAの導入により、2014年5月31日をもって発売終了。 SAPICA - 2009年1月30日より地下鉄で導入した非接触式ICカード乗車券 S.M.A.P.カード - 以前に実証実験を行っていたICカード 外部リンク[編集] ウィキメディア・コモンズには、札幌市交通局に関連するカテゴリがあります。 Large format camera lens.jpg 札幌市交通局に関連するメディアがあります。 札幌市交通局 札幌市交通局 (@sapporokotsu_PR) - Twitter(公式アカウント、2016年10月3日 - ) カテゴリ: 日本の鉄道事業者日本の軌道事業者かつて存在した日本のバス事業者地方公営企業札幌市交通局厚別区の企業札幌市の交通1927年設立の企業 函館市企業局交通部 函館市企業局交通部 Hakodate City Tram Department Hakodate Transportation Bureau type 9600 tramcar.jpg 9600形電車「らっくる号」 種類 地方公営企業 本社所在地 日本の旗 日本 〒042-0935 北海道函館市駒場町15番1号 業種 陸運業 事業内容 軌道事業 代表者 川越英雄(公営企業管理者) 田畑浩文(交通部長) 外部リンク 函館市企業局交通部 テンプレートを表示 函館市企業局交通部(はこだてしきぎょうきょくこうつうぶ)は、北海道函館市の地方公営企業である函館市企業局の交通部局。軌道(路面電車、函館市電)事業を行っている。 2003年(平成15年)3月31日までは路線バス事業(函館市営バス)も行っていたが[1]、函館バスに移管された[2]。 事業所は、函館市駒場町15番1号。路面電車は札幌市交通局が運営している札幌市電とともに北海道遺産の一つに選定されている。 2011年3月31日までは函館市交通局の名称であったが、水道局(現、函館市企業局上下水道部)との統合による企業局の発足により、翌4月1日から交通部門は企業局交通部となった。 目次 [非表示] 1 概要 2 歴史 2.1 馬車鉄道時代 2.2 函館水電・帝国電力(電力会社運営)時代 2.3 函館市営時代 3 軌道事業 3.1 路線 3.1.1 現路線 3.1.2 廃止路線 3.1.3 路線見直し 3.2 運行系統 3.2.1 廃止系統 3.3 停留場一覧 3.4 車両 3.4.1 現有車両 3.4.2 箱館ハイカラ號 3.4.3 過去の車両 3.4.4 車両数の変遷 3.5 車庫 3.5.1 かつてあった車庫 3.6 料金 3.6.1 乗り換え 3.6.2 乗り継ぎ 3.6.3 各種乗車券・定期券 3.7 無料電車 3.8 障害者の乗車料金の割引 3.9 市電・函館バス乗車料金助成制度 3.10 呼称 4 市電広告 5 バス事業 5.1 営業所・出張所 5.2 バスロケーションシステム 5.3 路線 6 脚注 7 注釈 8 参考文献 9 関連項目 10 外部リンク 概要[編集] 1897年に下湯川村の一商人であった佐藤祐知などが起こした亀函馬車鉄道(きかんばしゃてつどう)が、東京馬車鉄道と小田原馬車鉄道(現・箱根登山鉄道)の技術指導により開業した馬車鉄道を起源とし、1913年にその路線を引き継いだ電力会社、函館水電(現・北海道電力)が電化して北海道初の路面電車として運転を開始した。その後いくつかの電気事業者の手を経て、1943年、電力統制のため鉄軌道事業を道南電気軌道に譲渡。同年、陸運統制令により、函館市が譲り受けた。道南電気軌道はバス事業も運営しており、バスも同時に市営となっている。 市電は戦後も路線の延長がおこなわれ、当時は函館市外だった亀田町(1971年11月に亀田市となり、1973年12月に函館市に合併)にも線路を延ばしている。1959年の湯の川線の全通で、市電の路線総延長はピークとなった。しかし1970年代に入ってから中心部の空洞化と市街地の拡散が進み、市営交通の利用者は減少する。バスについては函館バスと市営バス事業とのエリア協定もあり、非効率な路線設定と経営の不採算性が生じていた。交通局が1974年に交通事業財政再建団体に指定されたため、経営の合理化(市電路線の一部廃止や資産の縮小化等)が図られることとなる。1988年に財政再建団体指定は解除されたが、その後再び市営交通の経営状態が問題となり、1991年に函館市交通事業健全化計画が策定された。これに基づき、残存していた市電路線の約1/3が廃止される。市バスについては、順次市営バス事業を函館バスに移管し[3]、2003年にバス事業を廃止した。 歴史[編集] 馬車鉄道時代[編集] 1894年(明治27年)1月 亀函馬車鉄道株式会社設立[4]。 1897年(明治30年)12月12日 亀函馬車鉄道が弁天町(後の函館どつく前) - 東川町(後の東雲町)間の馬車鉄道を開業。 1898年(明治31年) 1月9日 十字街 - 鶴岡町(後の函館駅前) - 東川町間を開業。 8月19日 函館鉄道(函館 - 湯川間未開業)と合併し函館馬車鉄道に改称。 9月29日 鶴岡町 - 海岸町間が開業。 10月21日 海岸町 - 亀田間が開業。 12月12日 東川町 - 湯川間が開業。 1903年(明治36年)7月8日(1904年(明治37年)4月29日とも)海岸町 - 亀田間が廃止。 函館水電・帝国電力(電力会社運営)時代[編集] 1911年(明治44年)10月1日 函館水電が函館馬車鉄道を買収。 1913年(大正2年) 6月29日 東雲町(後の労働会館前) - 湯川間が電化(北海道初の路面電車)および、新川車庫完成。 10月31日 弁天町 - 十字街 - 東雲町間が電化。 1914年(大正3年) 5月1日 宝来町 - 谷地頭間が開業。 10月31日 十字街 - 函館駅前 - 海岸町、函館駅前 - 松風町間が電化、全線で電気運転開始。 1915年(大正4年)9月1日 大門前 - 湯の川間において貨物電車の運転を開始。 1921年(大正10年)大型ボギー電車50形の運行開始。 1925年(大正14年)10月1日 海岸町 - 亀田(後のガス会社前)間が開業[5]。 1926年(大正15年)1月20日 新川車庫火災により電車31両が焼失。 1932年(昭和7年)10月14日 貨物電車廃止。 1934年(昭和9年) 3月21日 函館大火により、電車48両および新川車庫等の運行に必要な諸施設が焼失。 3月28日 一部路線の運行が再開され、同月31日までに全線復旧し運行を再開。 8月1日 帝国電力に改称。 12月27日 大火で焼失した新川車庫の代替施設として、駒場車庫完成[6]。 1936年(昭和11年) 2月15日 柏木車庫完成。 この年 300形導入。 1940年(昭和15年)8月6日 大日本電力に合併。 1943年(昭和18年) 2月3日 道南電気軌道に譲渡。 函館市営時代[編集] 1943年(昭和18年) 11月1日 函館市に譲渡、函館市役所交通局が発足。 12月22日 函館市交通部に改称。 1945年(昭和20年)7月9日 鮫川(後の湯の川温泉) - 湯川 間が廃止。 1948年(昭和23年)500形導入。 1950年(昭和25年)9月14日 宮前線・亀田(後のガス会社前) - 宮前町間 (0.6 km)開業[7]。 1951年(昭和26年)7月1日 宮前線・宮前町 - 五稜郭公園前 (1.2 km)延伸開業(全通)[7]。 1952年(昭和27年)10月1日 公営企業としての函館市交通局が発足。 1954年(昭和29年) 5月 600形導入。 11月21日 本線・亀田 - 鉄道工場前 (1.3 km)延伸開業[7]。 1955年(昭和30年)11月27日 本線・鉄道工場前 - 五稜郭駅前 (0.4 km)延伸開業(全通)[7]。 1957年(昭和32年)3月 700形導入。 1959年(昭和34年) 9月2日 湯の川線・湯の川温泉 - 湯の川間 (0.5 km)延伸開業(全通)[7]。 この年 710形導入。 1962年(昭和37年) 800形導入。 1966年(昭和41年)5月25日 梁川車庫完成(旧・函館西武、パボッツ→テキサス函館所在地) 1968年(昭和43年)6月1日 3系統(駒場車庫前 - 函館どつく前)でワンマン運転開始。 1970年(昭和45年) 中古車1000形(東京都電7000形)導入。 1972年(昭和47年)8月31日 市交通事業対策委員会、当時の市長に「軌道事業、湯の川 - 函館どつく間以外は廃止案」提出。労働組合や市民による強い反対で廃案になる。 1973年(昭和48年)10月1日 梁川車庫閉鎖(車両数75両→58両) 1974年(昭和49年) 1月9日 地方公営交通事業の健全化の促進に関する法律の交通事業財政再建団体に指定される。 4月19日 柏木町庁舎・車庫(柏木町電停南側。現・函館まるかつ水産柏木店及びホリデイスポーツクラブ敷地)を閉鎖。深堀町のバス車庫構内(競馬場前電停北側。現・函館競馬場北駐車場)に移転。 1978年(昭和53年) 11月1日 本線の一部(ガス会社前 - 五稜郭駅前間)廃止 (-1.6 km) [7]。 12月8日 深堀町バス車庫敷地売却に伴い、深堀庁舎から管理部および運輸部を函館市末広町分庁舎(十字街電停近く、元・丸井今井函館店、現・函館市地域交流まちづくりセンター)の4階へ移転。1階には定期券類の販売所も設けられていた。 1988年(昭和63年)3月31日 再建が終了し交通事業財政再建団体の指定が解除される。 1990年(平成2年) 車体更新車8000形導入。 1991年(平成3年)函館市交通事業健全化計画策定。 1992年(平成4年)4月1日 東雲線(宝来町 - 松風町間)廃止 (-1.6 km) [8][7]。 1993年(平成5年) 4月1日 本線の一部(函館駅前 - ガス会社前間)・宮前線(ガス会社前 - 五稜郭公園前間)廃止 (-3.6 km) [5]。 4月23日 2000形、3000形導入。 1994年(平成6年)4月1日 バスロケーションシステム運用開始[9]。 1999年(平成11年)1月2日 谷地頭駅事故[10]。 2002年(平成14年) 4月22日 部分低床車体更新車8100形導入。 9月8日 十字街駅脱線事故。 10月7日 末広町分庁舎閉鎖に伴い、同庁舎に入居していた管理部および運輸部が駒場車庫構内に新築された管理庁舎へ移転。 2003年(平成15年)4月1日 函館バスへ市営バス路線6系統を移管し、バス事業廃止[2]。 2007年(平成19年)3月20日 超低床車9600形導入。 2011年(平成23年)4月1日 函館市水道局と統合し函館市企業局交通部となる。 2017年(平成29年)3月25日 IC乗車券・ICAS nimoca利用開始[11]。 軌道事業[編集] 函館市電 函館市内を走る路面電車 函館市内を走る路面電車 概要 駅数 26停留所 路線 4路線(2系統) 運営 開業 1897年12月12日 使用車両 車両の節を参照 路線諸元 路線総延長 10.9 km (6.8 mi) 軌間 1,372 mm (4 ft 6 in) 電化 直流600 V 架空電車線方式 最急勾配 58.3 ‰ [折り畳む]路線図 Hakodate City Tram map ja.png テンプレートを表示 [表示]停留所・施設・接続概略 最盛期には6路線合計17.9 km(12系統)の路線を有していたが、乗客の減少から経営状態が厳しくなり、1978年(昭和53年)、1992年(平成4年)、1993年(平成5年)に路線の一部を廃止し、以後は4路線合計10.9 km(2系統)の路線を運営している。 路線[編集] 現路線[編集] 路線距離(営業キロ):10.9 km 軌間:1372 mm 停留所数:26(起終点含む) 複線区間:全線(起終点の終端部分をのぞく) 電化区間:全線(直流600 V) 最急勾配:58.3 ‰(青柳町 - 谷地頭)[12] 本線 函館どつく前 - 函館駅前 (2.9 km) 湯の川線 松風町 - 湯の川 (6.1 km) 宝来・谷地頭線 十字街 - 谷地頭 (1.4 km) 大森線 函館駅前 - 松風町 (0.5 km) 廃止路線[編集] 本線 ガス会社前 - 五稜郭駅前 (1.6 km):1978年(昭和53年)11月1日廃止[13] 函館駅前 - ガス会社前 (1.8 km):1993年(平成5年)4月1日廃止:1991年(平成3年)策定の函館市交通事業健全化計画に基づき廃止[13] 東雲線 宝来町 - 松風町 (1.6 km):1992年(平成4年)4月1日廃止[13] 宮前線 ガス会社前 - 五稜郭公園前 (1.8 km):1993年4月1日廃止:1991年(平成3年)策定の函館市交通事業健全化計画に基づき廃止[13] 上記のほか、改キロにより1977年と1983年に各0.1 km減。 路線見直し[編集] 以下の通り路線見直しの検討があった。 函館水電時代 前身の電力会社運営時代は郊外に路面電車を進出させる気持ちは終始無かったと言われている[14]。 廃止バス転換、無軌道への転換、存続(1946年(昭和21年)末頃) 廃止とバス転換はボギー車1両に対しバス2両が必要で人件費がかかる。当時の函館は舗装が遅れていて、バス車両の耐用年数に問題があった。無軌道(トロリーバス)への転換は単車ぐらいの大きさしか出来ず、モーターの出力が小さく積雪地には不向きであった。また、東部地区に繁華街が出来ると予測し、そうであるなら五稜郭公園前が中心になると思われ、そちらの方面の輸送力増強をしながら存続することになった[15]。 廃止、バス一元化等検討(1970年(昭和45年)9月 - 1972年(昭和47年)8月31日) 市交通事業経営審議会の「電車は路線が固定的なため市民の変動する交通需要に応ずることができず、乗客は減少の一途をたどる。バスはこれらの欠点がなく市民の交通サービスを向上できる」とし、「電車を廃止し、バス一元化」の答申を参考に、市交通事業対策委員会は「電車は湯の川 - 函館どつく間以外は廃止」という内容を矢野康市長(当時)に提出したが、労働組合や市民による強い反対により断念した[16]。  函館駅乗り入れ検討(1990年代) 函館駅前土地区画整理事業の整備の指針となった顔づくり計画の策定時に、駅前広場へのスイッチバック方式による乗り入れを検討したが、路線延長のための事業費、幹線道路における通行の流れ、交差点の信号処理の問題で見送っている[17]。 延伸検討(2000年1月26日) 五稜郭公園前 - 富岡 - 赤川一丁目間の路線の延伸が検討されたことがあるが、函館市議会の公共交通調査特別委員会のなかで、交通局管理部長(当時)が、「試算では4.25kmの延伸で28億7500万円かかり、(当時)毎年4、5億円の赤字が出ている中での整備は難しい」とし、企画部長(当時)も「民営バスとの新たな競合が生まれる懸念がある。将来課題としたい」[18]。 延伸検討(2009年7月24日) 第1回函館市交通事業経営計画検討会議[リンク切れ]にて交通局長(当時)が、「ニーズ的に人口の多い東部地区への延長、湯の川 - 函館空港間を延伸して観光客等をまっすぐ市内へと運ぶというという市民要望があるが、データや事業運営の状況をみると非常に難しい。縮小は考えておらず、現状のままで事業を図っていきたいと考えている」[19]としている。 運行系統[編集] 2系統・5系統が朝 - 19時は交互に12分間隔(両系統が重複する湯の川 - 十字街間は6分間隔)、19時以降は24分間隔(同12分間隔)で運転されている。重複区間は2000年代まで日中5分間隔(各系統10分間隔)であった(時刻は湯の川電停起点)。 各停留場には番号(いわゆる駅ナンバリング)が付与されており、2011年ごろから番号に加え、運転系統記号が付いている[20]。運転系統記号は終点の頭文字からとられており、両系統が重複する区間(湯の川 - 十字街間)は「DY」となる。 2系統:湯の川線 - 大森線 - 本線 - 宝来・谷地頭線(運転系統記号:「谷地頭」よりY) 湯の川 - 五稜郭公園前 - 松風町 - 函館駅前 - 十字街 - 谷地頭 5系統:湯の川線 - 大森線 - 本線(運転系統記号:「どつく前」よりD) 湯の川 - 五稜郭公園前 - 松風町 - 函館駅前 - 十字街 - 函館どつく前 このほか、途中折り返し系統や駒場車庫前発着の出入庫系統、通勤・通学・観光客の状況により運転する臨時便がある。両系統重複区間のみの運行となる湯の川・駒場車庫前 - 函館駅前は5系統となる。 廃止系統[編集] 区間は系統最長のもの。廃線による区間短縮や、途中止まりなども存在した。 1系統:東雲線経由 五稜郭駅前 - ガス会社前 - 五稜郭公園前 - 松風町 - 宝来町 - 十字街 - 函館どつく前 湯の川 - 五稜郭公園前 - 松風町 - 宝来町 - 十字街 - 函館どつく前 一部を除き環状運転を行っていた[21] 3系統:宮前線経由(通称「ガス会社回り」) 湯の川 - 五稜郭公園前 - ガス会社前 - 函館駅前 - 十字街 - 函館どつく前 4系統:本線 五稜郭駅前 - ガス会社前 - 函館駅前 - 十字街 - 函館どつく前 一部を除き環状運転を行っていた[21] 6 - 12系統は、臨時などの増発便や夜間入庫便に別の系統番号を割り振ったものであった。 [icon] この節の加筆が望まれています。 停留場一覧[編集] 所在地 すべて北海道函館市に所在。 2箇所のものは函館どつく前・谷地頭方面乗り場を先に記載。 路線名 停留場 番号 停留場名 路線距離 通算距離 接続路線・バス乗継指定停留所 所在地 湯の川線 DY1 湯の川 0.0 0.0 函館バス「湯倉神社前」 湯川町2丁目 DY2 湯の川温泉 0.5 0.5 湯川町2丁目 DY3 函館アリーナ前 0.8 0.8 湯川町1丁目 DY4 駒場車庫前 1.0 1.0 駒場町・深堀町 DY5 競馬場前 1.3 1.3 函館バス「競馬場前」※ICAS nimoca使用の場合のみ乗り継ぎ可能[22] 駒場町・深堀町 DY6 深堀町 1.8 1.8 函館バス「深堀町」 柏木町 DY7 柏木町 2.3 2.3 柏木町 DY8 杉並町 2.9 2.9 松陰町・杉並町 DY9 五稜郭公園前 3.5 3.5 函館バス「五稜郭(市営バス運行時の名称は五稜郭電停前)」 本町 DY10 中央病院前 3.8 3.8 本町 DY11 千代台 4.1 4.1 千代台町 DY12 堀川町 4.7 4.7 千代台町・中島町 DY13 昭和橋 5.0 5.0 函館バス「昭和橋」※ICAS nimoca使用の場合のみ乗り継ぎ可能[22] 堀川町 DY14 千歳町 5.3 5.3 千歳町・新川町 DY15 新川町 5.6 5.6 千歳町・新川町 DY16 松風町 6.0 6.0 松風町 大森線 0.0 DY17 函館駅前 0.5 6.5 北海道旅客鉄道:函館本線 - 函館駅 (H75) 函館バス「函館駅前」「棒二森屋前」 若松町 本線 0.0 DY18 市役所前 0.3 6.8 大手町 DY19 魚市場通 0.8 7.3 豊川町・大手町 DY20 十字街 1.3 7.8 函館市電:宝来・谷地頭線 豊川町 D21 末広町 1.9 8.4 末広町 D22 大町 2.3 8.8 大町 D23 函館どつく前 2.8 9.3 入舟町 宝来/谷地頭線 十字街 0.0 7.8 函館市電:本線 豊川町 Y24 宝来町 0.4 8.2 宝来町 Y25 青柳町 1.0 8.8 青柳町 Y26 谷地頭 1.4 9.2 谷地頭町 車両[編集] 現有車両[編集] 車両外側は1975年5月14日に「カラー広告電車」第1号が登場して以来、ペイントのほか近年はラッピングで車体広告が施されており、同一のスポンサーによる車両は2015年現在1両も無い。 2014年3月31日現在、営業用車9形式32両、除雪車2両、装飾車3両、計37両を保有する。 30形 1両 (39) - 愛称・箱館ハイカラ號。排2号(除雪車)を旅客車に復元改造した車両 500形 2両 (501, 530) 710形 8両 (715, 716, 718 - 721, 723, 724) 800形 1両 (812) 2000形 2両 (2001, 2002) - 函館市電初のVVVFインバータ制御カルダン駆動車 3000形 4両 (3001 - 3004) - 愛称・マリンブルー号。北海道の路面電車では初めて冷房装置を取り付けた 8000形 10両 (8001 - 8010) - 800形の車体更新車 8100形 1両 (8101) - 800形の部分低床車体更新車 9600形 3編成 (9601 - 9603) - 愛称・らっくる号。アルナ車両が中心となって開発した超低床車リトルダンサーシリーズ 排形 2両(排3,排4) - 除雪車。いわゆる「ササラ電車」。200形(2代)を改造したもの。 旧所属は東京市電で、当時の形式は1形 (2代)(記号・ヨヘロ)。 装1号 - 装3号 - 装飾車。函館港まつり期間中などに非営業運行。 30形(箱館ハイカラ號) 500形 710形 800形 2000形 3000形 8000形 8100形 9600形 箱館ハイカラ號[編集] 使用される車両の詳細については「函館市交通局30形電車」を参照 箱館ハイカラ號 切符を発売する女性車掌 箱館ハイカラ號 切符を発売する女性車掌 「チンチン電車」として観光客向けに走らせている。元々は成田市の成宗電気軌道で運行されていた物で、1918年に函館に移管され客車として運行されていた。その後1937年にササラ式除雪車に改造され、1991年(平成3年)策定の函館市交通事業健全化計画に基づく乗客誘致策の一つ[23]、および1992年(平成4年)の函館市制70周年記念事業の一環として当初の姿に復元された。運転士のほか車掌も乗務しており、おもに女性車掌が切符を発売・回収している。 系統番号は表示せず、駒場車庫前 - 谷地頭・函館どつく前の運転を基本とする。出入庫および関連便で湯の川 - 駒場車庫前・谷地頭・函館どつく前が設定されるほか、8月の旧盆を含む繁忙期はかつて基本系統であった五稜郭公園前 - 谷地頭・函館どつく前を設定の上で増発される。 運行期間は4月中旬 - 10月31日で、火・水曜日は基本的に点検のため運休するが、祝日や最終日とその前日が該当する場合などは運行することがある。また、降雨時や交通規制時には運休することがある。その年の通常運行日については、各停留場に掲示の箱館ハイカラ號時刻表・車内や乗車券販売所で配布のパンフレット[24] ・函館市のホームページ[25]に記載がある。 運賃は通常と同じで、現金以外に次の乗車券・カード・利用証が使用できる。 市電一日乗車券 市電・函館バス共通一日乗車券・2日乗車券 ICAS nimocaを含む、PiTaPa以外の全国相互利用交通系ICカード(2017年4月15日運行開始から。ただしこの場合、乗車ポイントは付与されず、乗継もできない)[24][25] 市電・函館バスの乗換・乗継乗車券(大人運賃210円を超えた分は運賃から210円を引いた額を現金で支払う。半額対象となる小児・身体障害者手帳または療育手帳を提示した身体障がい者と知的障がい者及び同行の介護人(障がい者については後述)は、5円の端数は10円単位に切り上げの半額となる) 回数券(市電・函館バス共通。額面を超えた分の差額は現金で支払う) 定期券 全線定期券・昼間全線定期券(全線) 通勤定期券・通学定期券(市電専用または市電・函館バス共通の市電に乗車可能のもので、指定された区間のみ) 函館市の「障害者等外出支援事業(身体・知的障がい者)」対象者のうち、施設等に通所(通学)している人の無料利用証[26] 函館市の「障害者等外出支援事業(精神障がい者)」対象者のうち、施設等に通所している人の無料利用証・半額利用証[27] また、次の乗車券・カードは使用できない。 イカすカード バス・市電共通乗車カード PiTaPa 函館市の「高齢者交通料金助成事業」に基づく高齢者交通料金助成専用乗車カード[28](磁気カード) 函館市の「障害者等外出支援事業(身体・知的障がい者)」対象者のうち、施設等に通所(通学)していない人が交付された乗車カード[26](磁気カード) 函館市の「障害者等外出支援事業(精神障がい者)」対象者のうち、施設等に通所してしていない人が交付された、または助成券により半額で購入した乗車カード[27](磁気カード) 函館市の「障害者等外出支援事業(戦傷病者)」対象者が交付された乗車カード[29](磁気カード) 函館市の「障害者等外出支援事業(原爆被害者)」対象者が交付された乗車カード[30](磁気カード) トワイライトパスも、販売期間・使用時間がそれぞれ運行期間外・運行時間外であるため利用できない 過去の車両[編集] 1943年11月に函館市交通局へ譲渡された形式 10形 100形 200形(2代) 25両 - 旧東京市電1形 (2代)(記号・ヨヘロ)。東京市電気局より1934年に購入。ササラ電車への転用分をのぞき1957年までに全車廃車 300形 15両 - 半鋼製単車 1936年製造。花電車への転用分3両をのぞき1971年廃車 400形 6両 - 旧京王電気軌道23形 1940年購入 1962年廃車 函館水電・帝国電力・道南電気軌道時代に改造等により形式消滅 50形 - 新川車庫火災および昭和9年の函館大火で全車焼失したため 200形(初代) - 昭和初期に100型へ車体更新されたため 函館市交通局が導入した車両 600形 5両 - 半鋼製ボギー車 1954年製造 1973年廃車 700形 5両 - 半鋼製ボギー車 1957年製造 1973年廃車 706形 1両 - 全鋼製ボギー車 事故車518号の車体更新車 1964年改造 1979年廃車 1000形 - 元都電7000形 車両数の変遷[編集] 年 500形 710形 800形 1000形 8000形 2000形 3000形 8100形 9600形 30形 合計(冷房車) 1982- 1984 26 12 12 4 54(0) 1985 23 11 12 3 49(0) 1986- 1989 21 11 12 3 47(0) 1990 21 11 11 3 1 47(0) 1991 21 11 10 3 2 47(0) 1992 18 11 9 3 3 44(0) 1993 15 11 8 3 4 1 1(1) 42(1) 1994 7 10 7 3 5 2 2(2) 1 37(2) 1995 5 10 6 3 6 2 3(3) 1 36(3) 1996 4 10 6 3 6 2 4(4) 1 36(4) 1997- 2001 3 10 4 3 8 2 4(4) 1 35(4) 2002- 2006 3 10 3 3 8 2 4(4) 1 1 35(4) 2007- 2009 2 10 3 1 8 2 4(4) 1 1(1) 1 33(5) 2010 2 9 3 8 2 4(4) 1 2(2) 1 32(6) 2011 2 9 3 8 2 4(4) 1 2(2) 1 32(6) 事業用車除く 1982・83年は1月1日現在、84年以降は4月1日現在 『私鉄車両編成表』各年版、ジェー・アール・アール 車庫[編集] 車庫は駒場車庫のみである。 かつてあった車庫[編集] 新川車庫(現・北海道電力函館支店):函館水電時代の車庫。1913年(大正2年)6月29日完成。旧函館区公会堂を手がけた北海道屈指の工事請負人村木甚三郎[31]。の手による。新川車庫火災では再建されたが、函館大火では再建されなかった。よって引き継がれていない。 柏木車庫: 1936年(昭和11年)2月15日から函館市交通局時代の1974年(昭和49年)4月19日まで使用していた。跡地はホテルロイヤル柏木を経て函館まるかつ水産柏木店及びホリデイスポーツクラブ函館店になっている。 梁川車庫:1966年(昭和41年)5月25日完成、1973年(昭和48年)10月1日廃止。現在は複合遊戯施設「テキサス函館」(旧・函館西武)が建っている。 料金[編集] かつては均一料金制であったが、1992年(平成4年)10月より通常時は対キロ区間制料金を採用している。支払い方法は乗車時に整理券を取り、降車時に料金表の整理券番号に合わせて料金を支払う形となっている。なお、前述の箱館ハイカラ號については、乗車直後に車掌に目的地を伝えた上で運賃を支払って乗車券を受け取る形をとっている。 普通料金(大人1乗車の料金。こどもは半額、5円の端数は切り上げ[32]。2014年5月1日改定。) 2 kmまで:210円 4 kmまで:230円 7 kmまで:240円 10 kmまで:250円 ここでいう『大人』とは中学生以上の者である[33]。 障害者等の料金は後述する。 以下のイベント、キャンペーン時は200円均一料金となる場合がある。 路面電車の日(6月10日)[34] 函館港まつり期間中[35] 他にも5月5日(こどもの日)に小児料金のみ無料となる場合がある[36]。 過去の料金[37] 1944年(昭和19年):10銭均一 1947年(昭和22年)7月:1円均一 1952年(昭和27年):10円均一 1978年(昭和53年):100円均一 1988年(昭和63年)10月:180円均一 1992年(平成4年)10月:対キロ区間制導入。2kmまでが180円で、4kmまでが200円、7kmまでが210円、7km超が220円 1994年(平成4年)12月10日:料金改定。2kmまでが200円で、4kmまでが220円、7kmまでが240円、7km超が250円 乗り換え[編集] 乗換乗車券の一例 乗継乗車券の一例 宝来・谷地頭線と本線函館どつく前方面を十字街で乗り換える場合や、途中が終点の電車で後続の電車に乗り継いで先へ向かう場合は、目的地までの料金を支払った上で運転士から乗換乗車券の発行を受けることで、直通運賃が適用となる。乗車カード利用時も乗換乗車券が発行される。 ICAS nimocaを含めた全国相互利用交通系ICカードを利用する場合でも、五稜郭公園前・函館駅前・十字街で系統変更にともなう乗り換えができる。ただし、複数人での乗り換えには対応していない[38][39]。 乗り継ぎ[編集] 電車と函館バスを乗り継ぐ場合は、市電(バス)降車時に乗務員に行き先を告げ、支払う料金に乗継料金50円(小児20円)加えた金額を支払い乗継乗車券を利用すると、乗り継いだ先の料金が割引になる。乗車カード利用時は情報がカードに記録されるため、乗継乗車券を受け取る必要はない。乗継指定停留場(所)での乗継に限られ、指定停留場(所)以外での乗り継ぎや、函館帝産バスや北海道観光バスなど函館バス以外の事業者には適用されない。乗継指定停留場(所)は「停留場一覧」を参照。 乗継乗車券は発行当日、乗り継ぎ先降車時刻が2時間以内に有効。乗継乗車券のみで乗車できる区間は、乗り継いだ先の運賃が210円区間までで、これを超える場合は現金またはカード乗車券で差額精算が必要となる。カード乗車券で乗り継ぐ場合は自動的に精算される。 この制度は当初、電車から市営バス、市営バスから電車、市営バス同士でかつ目的地までの直通系統がない区間を利用する場合のみの制度だった[40]。 ICAS nimocaを使う場合の乗り継ぎは上記と違い、電車同士を乗り継ぐ場合(上記の乗り換えとなる場合を除く)はどの停留場でも乗り継ぎ出来るが、電車 - バス間を乗り継ぐ場合は上記指定停留場(所)でのみ乗り継ぎ出来る。1名で乗り継ぐ場合は下車時に運賃箱上部の降車リーダーにタッチして通常運賃を支払ったのち、60分以内に乗り継ぎ先バス・電車の乗車リーダーにタッチする事で乗り継ぎ扱いとなり、乗り継ぎ先バス・電車の降車時に通常運賃から一律160円を引いた額が引き落とされる[41]。1枚のカードで複数人乗り継ぎする場合は、下車時精算前に乗務員にその旨を伝えた上での対応となる[42]。なお、箱館ハイカラ號からの乗り継ぎ時は、箱館ハイカラ號搭載機器のシステムの関係上、乗り継ぎ運賃が適用されない[24][25]。 電車乗車中に乗継・乗換指定停留場を知る手段の一つとして、次が該当する停留場となっている時の車内アナウンス時の前後に「はこだて賛歌[43]」をアレンジしたメロディーが流れるのを聞く事を目安とする方法がある[44]。 各種乗車券・定期券[編集] 乗車券 ICAS nimoca:ICカード。このほかにもkitaca、Suica、PASMO、TOICA、manaca、ICOCA、PiTaPa、SUGOCA、はやかけんといった交通系ICカードが利用できる。 イカすカード(函館市交通局→函館市企業局発行)・バス・市電共通乗車カード(函館バス発行):2018年3月31日をもって販売停止、2020年3月31日をもって使用停止予定。 回数券(市電・函館バス共通) 市電一日乗車券 市電・函館バス共通一日/2日乗車券:バスの利用は函館市内中心部のみ。郊外域や旧戸井町・旧恵山町・旧南茅部町・旧椴法華村の区域では使用できない[45][46]。 トワイライトパス:1月3日から3月31日のみ、車内のみで販売される18時から終電までの時間帯限定乗車券[47]。冬期間の乗客数底上げや利便性向上を目的として2010年に初めて発売された[48]。 定期券[49] 通勤定期券(1月券、3月券) 通学定期券(1月券、3月券) 全線定期券(1月券、3月券):函館市電全線と函館バスが指定する区間全線に乗車できる定期券。 昼間割引全線定期券(1月券、3月券):9時30分以降に乗車し、16時までに乗車した場合に使用できる時間帯限定定期券。函館市電全線と函館バスが指定する区間全線に乗車できる。 課題 函館市交通事業経営計画(第2次)では下記の3点を課題とし、調査検討を行っている[50]。 均一料金制度。 エコロジー・パス(環境定期券)などの新しい割引制度の導入や、通勤定期券、通学定期券の割引率の見直し。 IC乗車カード、モバイル等の新媒体による料金支払いの導入。 上記のうち、IC乗車カードについては、2017年3月25日に「ICAS nimoca」のサービスを開始した[11]。ICAS nimocaでは乗車ポイント制が導入され、また函館バスとの乗り継ぎ割引(上記「乗り継ぎ」の節を参照)が適用されている[51][22]。ただしICAS nimoca以外の交通系ICカードでは、乗車ポイントおよび乗り継ぎ割引のいずれも対象外としている[51](nimoca公式サイトによると、ICAS nimocaに限らずnimocaで函館市電を乗車するとポイントが付く[52])。IC乗車カードの利用自体は交通系ICカード全国相互利用サービスに対応し、Kitaca等、本家のnimocaと相互利用できる各IC乗車カードでも乗車可能となっている。 無料電車[編集] 郊外の大型ショッピングセンターに客足をとられ、厳しい状況が続いている市中心部商店街の活性化を目的に無料電車が2009年5月 - 2010年1月の間、運行された。具体的には、「函館駅前」と「松風町」の商店街に近い2電停で乗降した利用者の運賃を函館商工会議所が負担するというもので、毎月第2、第4日曜日と1月1日・2日にお買い物電車として6往復運行する「大門号」[53][54][55]が対象となった。対象を中心部で買い物する利用者に限定するため、当初は乗客にチケットを配布し、後で精算する方法も検討されたが、利便性を重視する観点から、前述したように当該電停で乗降した乗客すべてを無料にした。運行時刻は交通局ホームページにも掲載され、買い物客からも好評を得た[56]。 障害者の乗車料金の割引[編集] 函館市電車乗車料金条例施行規程(平成26年4月18日企業局規程第11号)[57]に基づいて、身体障害者、知的障害者等の本人と同行の介護人は支払い時、身体障害者手帳または療育手帳を提示すると普通乗車料金または乗継乗車料金が半額になる。 市電・函館バス乗車料金助成制度[編集] 函館市障害者等に対する市営交通機関等利用証交付規則[58]に基づいて、平成大合併前(函館市の場合は2004年以前)の旧函館市エリアに住んでいる人で70歳以上の高齢者、障害者(身体障害、知的障害、精神障害)、原爆被爆者、戦傷病者、児童扶養手当または旧母子福祉年金(現在は遺族年金)受給世帯には無料(介護人含む)、無料、半額の市電・バス利用証[注釈 1]が交付され、料金が減免されていたが[59]、2012年4月1日より、高齢者交通料金助成事業[28]と函館市障害者等外出支援事業[26][27][29][30]に変更された。対象者は70歳以上の高齢者、障害者(身体障害、知的障害、精神障害)、原爆被爆者、戦傷病者に絞りこまれ、条件によっては助成上限額が設定された[60]。 呼称[編集] 地元では単に電車と呼ばれることがあり、電停でのアナウンスも「電車は十字街・湯の川間を6分間隔で運行しています」となっている。また、これに並走する道路は電車道路と呼ばれており、沿線企業の広告もそれに倣ったものが多い[61]。これは函館近郊において長らく国鉄・JRは非電化(津軽海峡線の交流電化が実施された1988年以降においても、普通列車は全列車ディーゼル気動車である。ただし、2016年3月26日ダイヤ改正では、函館 - 新函館北斗間に、733系電車を使用した「はこだてライナー」が運行開始した。)だったこともあり、国鉄・JRを汽車、市電を電車と呼称したためによるものとされる。 市電広告[編集] 電車中つり、電車窓つりについては「吊り広告」も参照 電車や関連施設に広告を出すことができる。広告には「直営広告」と「請負広告」がある。直営広告には、電車中つり、電車窓つり、電車額面、電車窓ステッカー、電車外窓ステッカー、カラー電車、電車乗車券、業務案内等印刷物、カラー電車、外窓ステッカー、料金箱、液晶ディスプレーがある。請負広告には、電停(行灯・看板)広告、電車線路架設用電柱、電車車内放送など。これらは企業局交通部が指定した広告代理店が担当している[62]。指定代理店は株式会社サトーエージェンシー[63]。 バス事業[編集] 函館市営バス(1994年撮影) 函館水電時代に高木荘治のバス事業を買収、函館乗合自動車合資会社を設立(のちに函館水電が吸収する)。帝国電力時代に旭自動車株式会社と合併している。道南電気軌道時代に函館市に譲渡された[64]。1991年に策定された函館市交通事業健全化計画(目標:平成9年度に経営収支均衡、平成12年度に不良債務解消)が上手くいかず、バス事業を順次函館バスに移管し、経営主体の一元化を図ることになった[3]。 函館バスへの移管のほかに函館市交通局への一元化、第三セクターや南北海道の広域連合等による一元化も検討されていた。函館市交通局への一元化案は人件費比率の違いから収支採算性に大幅な乖離がある上に渡島・檜山管内における路線運行のための施設とノウハウを有していない、第三セクターや南北海道の広域連合等による一元化案はバス事業のノウハウを有する企業が存在するにもかかわらず、それを廃止してまで別の経営主体を設置する必要はあるのかとの問題があった。関連事業の展開など経営感覚をフルに発揮できる民間企業のうち、函館市域のみならず渡島 ・檜山管内における路線運行のための施設とノウハウを持っている函館バスへの移管案が選ばれた[65]。その後、2000年(平成12年)4月7日に函館市が函館バスに対し申し入れをし、同年11月20日に基本協定を締結した[66][67]。 営業所・出張所[編集] 日吉営業所(→函館バス日吉営業所) 昭和営業所(→函館バス昭和営業所) - 1969年に函館市交通局自動車部昭和営業所として開設。 駅前出張所 バスロケーションシステム[編集] 旧函館市営バスで導入していたバスロケーションシステムはバス事業譲渡後も函館バス[注釈 2]に引き継がれたが、設備の老朽化を理由に2006年11月10日限りで旧バスロケーションシステムの使用を一旦終了した。 その後設備を更新し、2007年3月20日頃から新しいバスロケーションシステムの運用を開始した。接近案内を従来の予想時刻表示から到着までの予想所要時間に変更し、系統番号・行先等の表示もすべてLED式に変更した。これにより、系統番号にかかわらず到着時刻の早い順に表示可能なほか、インターネット上でもバスの現在位置を確認することが可能となった。 バスロケーションシステムを設置している停留所は、旧函館市営バスによるものと異なるので、「学園前」など一部のバス停では2006年限りでバスロケーションシステムが廃止されたことになる。 路線[編集] 循環1系統:棒二森屋前・函館駅前 - 堀川町 - 自衛隊前 - 深堀町 - 国立病院前 - 花園町 - 本通農協前 - サン・リフレ函館前 移管後、2004年4月1日をもって廃止[68]。 循環2系統:昭和営業所前 - 亀田病院前 - 亀田小学校前 - 白鳥町 - 西武テーオー前 - 五稜郭電停前 - 田家入口 - 北富岡 - 昭和営業所前 移管後、2003年4月1日をもって廃止[69]。 循環3系統:日吉営業所前 - 北中学校通 - 世界救世教前 - 鍛治団地裏 - 五稜郭公園裏 - 五稜郭電停前 - 深堀町 - 国立病院前 - 花園町 - 団地通 - 日吉町4丁目 - 日吉営業所前 移管後、2003年4月1日をもって廃止[69]。 1系統:昭和営業所前 - 亀田病院前 - 高台坂下 - 五稜郭駅前 - 高台坂下 - 亀田港 - 港小学校前・市立函館病院 - 亀田港 - 開発建設部前 - 亀田町 - ガス会社前 - 松川町 - 中の橋 - 大縄町 - 総合福祉センター前 - 棒二森屋前 - 市役所前 - 十字街 - 元町 - 高竜寺前 3系統:日吉営業所前 - 日吉町4丁目 - 団地通 - すみれ団地 - 東本通 - 本通農協前 - 芸術ホール前 - 五稜郭電停前 - 西武テーオー前 - 西武前 - 中の橋 - 大縄町 - 昭和通 - 棒二森屋前 - 市役所前 3-1系統:函館駅前 - 堀川町電停前 - 五稜郭電停前 - 鍛治保育園前 - 本通農協前 - 東本通 - すみれ団地 - 団地通 - 日吉町4丁目 - 日吉営業所前 移管後、2003年4月1日をもって廃止[69]。 5系統:臨空工業団地・日吉営業所前 - 日吉町4丁目 - 団地通 - 花園町 - 国立病院前 - 深堀町 - 自衛隊前 - 堀川町 - 松風町 - 函館駅前・棒二森屋前 6系統:日吉営業所前 - 日吉町4丁目 - 花園町 - 学園前 - 湯川中学校前 - 湯倉神社前 - 根崎 - 湯の川温泉 - 競輪場通 - 宇賀浦町 - 松風町 - 棒二森屋前・函館駅前 6-1系統:西武前・西武テーオー前 - 五稜郭電停前 - 東消防署前 - 競輪場前 - 競輪場通 - 湯の川温泉 - 根崎 - 湯倉神社前 - 湯川中学校前 - 学園前 - 花園町 - 日吉町4丁目 - 日吉営業所前 8系統:日吉営業所前 - 日吉町4丁目 - 団地通 - 花園町 - 国立病院前 - 深堀町 - 五稜郭電停前 - 堀川町電停前 - 松風町 - 棒二森屋前・函館駅前 12系統:昭和営業所前 - 北富岡 - 田家入口 - 五稜郭公園裏 - 五稜郭電停前 - 千代台 - 函館駅前 移管後、2003年4月1日をもって廃止[68] 14系統:函館駅前 - 総合福祉センター裏 - ガス会社前 - 宮前町 - 西武テーオー前 - 五稜郭電停前 - 深堀町 - 競馬場前 - 深堀中学校前 - 学園前 - 湯川支所前 - 湯倉神社前 - 函館大学前 - 香雪園 移管後、2004年4月1日をもって経路変更[68]。 16系統:日吉営業所前 - 花園町 - 国立病院前 - 深堀町 - 五稜郭電停前 - 西武テーオー前 - 宮前町 - ガス会社前 - 港 - 港小学校前 - 市立函館病院 - 港小学校前 - 港中学校通 - 北大前 - 臨港橋・フェリー前 19系統:棒二森屋前・函館駅前 - 松風町 - 堀川町電停前 - 五稜郭電停前 - 深堀町 - 競馬場前 - 湯の川温泉電停前 - 湯倉神社前 - 戸倉町 - 湯川団地中央 - 函館空港 移管後、2003年4月1日をもって廃止[68]。 24系統:函館駅前 - 総合福祉センター裏 - ガス会社前 - 宮前町 - 西武テーオー前 - 五稜郭電停前 - 競馬場前 - 学園前 - 湯川支所前 - 湯倉神社前 - 榎本町 - 滝沢町 移管後、2004年4月1日をもって廃止[68]。 27系統:昭和営業所前 - 亀田病院前 - 亀田小学校前 - 白鳥町 - 西武テーオー前 - 五稜郭電停前 - 堀川町電停前 - 松風町 - 棒二森屋前・函館駅前 移管後、2006年4月1日をもって函館バス106系統と組み合わせて鍛冶・桐花線「ループ」を新設など見直し[70]。函館市企画部企画管理課の資料によると廃止扱いである[68]。 27-1系統:昭和営業所前 - 亀田病院前 - 亀田小学校前 - 変電所前 - 田家入口 - 五稜郭電停前 - 堀川町電停前 - 松風町 - 棒二森屋前・函館駅前 移管後、2006年4月1日の鍛冶・桐花線「ループ」新設時に廃止[68]。 30系統:日吉営業所前 - 北中学校通 - 世界救世教前 - 本通農協前 - 鍛冶1丁目 - 西堀病院前 - 保健所裏 - 五稜郭電停前 - 千代台 - 函館駅前 32系統:日吉営業所前 - 団地通 - 白百合学園前 - 東山団地 - 亀田支所前 - 富岡 - 田家入口 - 五稜郭電停前 - 西武テーオー前 - 宮前町 - ガス会社前 - 大縄町 - 総合福祉センター前 - 函館駅前 39系統:函館駅前 - 総合福祉センター裏 - ガス会社前 - 宮前町 - 西武テーオー前 - 五稜郭電停前 - 深堀町 - 競馬場前 - 湯の川温泉電停前 - 湯倉神社前 - 戸倉町 - 湯川団地中央 - 函館空港 39-1系統:函館駅前 - 総合福祉センター前 - ガス会社前 - 宮前町 - 西武テーオー前 - 五稜郭電停前 - 深堀町 - 競馬場前 - 湯の川温泉電停前 - 湯倉神社前 - 戸倉町 - 湯川団地中央 - 函館空港 移管後、2005年4月1日をもって廃止[68]。 41系統:昭和営業所前 - 亀田病院前 - 高台坂下 - 五稜郭駅前 - 亀田町 - ガス会社前 - 宮前町 - 西武テーオー前 - 五稜郭電停前 - 深堀町 - 競馬場前 - 湯の川温泉電停前 - 湯倉神社前 - 湯川中学校前 - 学園前 - 花園町 - 日吉町4丁目 - 日吉営業所前 移管後、2008年4月1日をもって日吉4丁目 - 日吉営業所前を廃止、職業能力開発センター前(2017年(平成29年)4月1日より「ポリテクセンター函館」に名称変更[71])折り返しとなる[68]。 脚注[編集] [ヘルプ] ^ “函館市営バスが60年の歴史に幕 運行終了式”. 北海道新聞 (北海道新聞社). (2003年4月1日) ^ a b “「新生函館バス」出発 市営路線の移管が終了 拍手に包まれ第1便”. 北海道新聞 (北海道新聞社). (2003年4月1日) ^ a b 乗合バス事業の経営状況について (PDF) 長崎県交通局 2011年8月16日閲覧 ^ 函館人物史 佐藤祐知 函館市 2011年3月1日閲覧 ^ a b 鉄道旅行地図帳 pp.24-25。 ^ 市電50年のあゆみ 89ページ 2011年2月15日閲覧 ^ a b c d e f g 鉄道旅行地図帳 p.25。 ^ “80年の歴史ラストラン。市電東雲線が廃止-函館”. 北海道新聞 (北海道新聞社). 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