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投了 囲碁 - 検索
日本囲碁連盟 囲碁用語 より
投了
途中で一方が負けを認めて勝負を放棄すること。
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囲碁は、陣地を囲むゲームです。
RPGゲームやアクションゲームとは異なる思考で次の一手を考える、面白いゲームです。
将棋、チェスと並ぶ、究極の思考ゲームとも言われます。
ブラウザーのみで動作するケースを特に囲碁ブラウザゲームと称することもあります。
専用ソフト使用の囲碁ゲームも多々あります。
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一般的なゲームでは、「礼」に重きをおきませんが、知的ゲームでは、礼を重んじる利用者が多いので、礼を心がけたいものです。
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ドンジャラも麻雀の基礎ルールの説明には有用ですね。
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オススメするネット囲碁対局場3選
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KGS
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Wikipediaの記事を引用/参考します。(CC BY-SA 3.0)
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Wikipediaの記事を引用/参考します。(CC BY-SA 3.0)
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東京地下鉄
曖昧さ回避 この項目では、2004年に設立された東京の地下鉄運営会社について説明しています。都営地下鉄も含めた東京の地下鉄全般については「東京の地下鉄」を、1941年まで東京の地下鉄を経営していた会社については「東京地下鉄道」をご覧ください。
東京地下鉄株式会社
Tokyo Metro Co., Ltd.
Tokyo Metro logo (full).svg
Tokyo Metro Office Building.jpg
本社
種類 株式会社
市場情報 未上場(上場計画あり)
略称 東京メトロ
本社所在地 日本の旗 日本
〒110-8614
東京都台東区東上野三丁目19番6号
設立 2004年(平成16年)4月1日
業種 陸運業
法人番号 4010501022810
事業内容 旅客鉄道事業 他
代表者 代表取締役会長 安富正文
代表取締役副会長 比留間英人
代表取締役社長 山村明義
資本金 581億円
発行済株式総数 5億8,100万株
(2016年3月期)[1]
売上高 連結:4,082億3,900万円
単独:3,757億8,600万円
(2016年3月期)[1]
営業利益 連結:1,014億7,000万円
単独:948億9,700万円
(2016年3月期)[1]
経常利益 連結:886億5,700万円
単独:835億3,400万円
(2016年3月期)[1]
純利益 連結:576億9,600万円
単独:553億1,600万円
(2016年3月期)[1]
純資産 連結:5,398億300万円
単独:5,087億2,900万円
(2016年3月期)[1]
総資産 連結:1兆3,710億6,500万円
単独:1兆3,569億6,800万円
(2016年3月期)[1]
従業員数 連結:10,942名 単独:9,289名
(2016年3月31日現在)
決算期 3月31日
主要株主 財務大臣 53.42%
東京都 46.58%
主要子会社 メトロコマース
メトロプロパティーズ
(いずれも連結子会社)
はとバス(持分法適用会社)
外部リンク www.tokyometro.jp
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東京地下鉄株式会社(とうきょうちかてつ、英称 : Tokyo Metro Co., Ltd.)は、東京都の特別区(東京23区)およびその付近[2] で地下鉄を経営する鉄道事業者である。愛称は東京メトロ。東京の地下鉄路線のうち、銀座線などの9路線を運営している。
目次 [非表示]
1 概要
1.1 理念・キャッチコピー
1.2 愛称とシンボルマーク
2 路線
2.1 直通運転区間
3 歴史
3.1 年表
3.1.1 前史
3.1.2 東京地下鉄発足後
4 歴代社長
5 車両
5.1 東京地下鉄向け車両を製造したメーカー
6 運賃
6.1 フリー乗車券・回数券
6.2 特急料金
6.3 座席指定料金
7 サインシステム
8 車内放送
9 英字表記
10 乗降人員上位15位
11 広報
11.1 キャッチコピー
11.2 イメージキャラクター
11.3 CM挿入歌
11.4 マスコットキャラクター
11.5 CMソング作詞・作曲者
11.6 東京メトロがスポンサーの番組・イベント
12 関連企業・団体
12.1 グループ企業
12.2 公益法人
13 不祥事
14 その他
15 脚注
15.1 注釈
15.2 出典
16 参考文献
17 関連項目
18 外部リンク
概要
「帝都高速度交通営団#営団の廃止・株式会社化」も参照
1941年に設立された特殊法人(営団)である帝都高速度交通営団(交通営団)を国の行政改革の一環として民営化するにあたり、同営団の事業を承継する法人として、2004年(平成16年)4月1日に東京地下鉄株式会社法に基づいて設立された特殊会社である。9路線11系統・195.1 km(営業キロ)の地下鉄路線を運営するほか、関連事業を営む。
設立の経緯もあり、設立時に発行された株式は営団時代の出資者がそのまま引き継いでおり、現在の株主は旧国鉄の出資金を承継した日本国政府(名義上は財務大臣)と、東京都となっている。2009年(平成21年)度までに株式を上場することを目標としていた[3] が、2009年に2010年(平成22年)度以降へ延期されており[4]、現在は公式サイト上で「できる限り早期の株式上場を目指します」と上場目標時期を明言していない状態となっている[5]。このように完全に公的資本会社であるが、民営化前の営団時代から日本民営鉄道協会に加盟しており、民営化後は16社目の大手私鉄とみなされている。
理念・キャッチコピー
東京メトログループ理念は「東京を走らせる力」。2015年(平成27年)4月からのキャッチコピーは「Find my Tokyo. メトロでみつかる、わたしの東京。」である[6]。
2016年(平成28年)4月から8代目のイメージキャラクターとして女優の石原さとみを起用している(歴代のキャッチコピーとイメージキャラクターは「キャッチコピー」および「イメージキャラクター」の節を参照)。
愛称とシンボルマーク
正式名称の「東京地下鉄」および愛称の「東京メトロ」はいずれも営団末期に社内(団内)で募集したものの中から採用された[7]。「メトロ」という言葉は(イギリスやアメリカを除く[注釈 1])世界各地で「地下鉄」の意味として用いられているが、これは1863年にロンドンで世界初の地下鉄を開業させたメトロポリタン鉄道に由来する[8]。
東京地下鉄では、前身の営団時代から地下鉄路線網を「メトロネットワーク」と呼び路線図に記載していたほか、プリペイドカードのメトロカードや駅売店の「Metro's」(メトロス)、オリジナルキャラクターでアリの「メトロン」、ドメイン名「www.tokyometro.jp」(旧営団時代は「www.tokyometro.go.jp」)など、「メトロ」という語を多用している。また、パスネット対応カードを「SFメトロカード」という名称で発行していた。
シンボルマークは、営団時代の「S」(地下鉄の「SUBWAY」のほかにSAFETY(安全)、SECURITY(保安)、SPEEDY(速さ)、SERVICE(サービス)の「S」の意味を含む)を図案化したものから、メトロ (METRO) の「M」を図案化した「ハートM」を採用している。これは、アテネオリンピックのシンボルマーク開発も手掛けた英国のデザイン会社ウルフオリンズ社に依頼したものである[9]。
コーポレートカラーは、シンボルマークの背景色でもある「ブライトブルー」。「東京メトロ」の背景色は「ダークブルー」とし、ブライトブルーを常にメインとしながらも両色を並べて表示する。シンボルマークと愛称を知ってもらうために、基本的に2つのボックスと2つの色を常に並べて表示し、これをコミュニケーションマークと制定した。
路線
東京地下鉄の路線図
色 記号 路線番号 路線名 区間 キロ程
シルバー H 2号線 日比谷線 H-21 北千住駅 - H-01 中目黒駅 20.3 km
オレンジ G 3号線 銀座線 G-19 浅草駅 - G-01 渋谷駅 14.3 km
レッド M 4号線 丸ノ内線 本線:M-25 池袋駅 - M-06 中野坂上駅 - M-01 荻窪駅 24.2 km
Mb 分岐線:M-06 中野坂上駅 - Mb-03 方南町駅 3.2 km
スカイ T 5号線 東西線 T-01 中野駅 - T-23 西船橋駅 30.8 km
エメラルド N 7号線 南北線 N-01 目黒駅 - N-03 白金高輪駅 - N-19 赤羽岩淵駅 21.3 km
ゴールド Y 8号線 有楽町線 Y-01 和光市駅 - Y-06 小竹向原駅 - Y-24 新木場駅 28.3 km
グリーン C 9号線 千代田線 本線:C-19 綾瀬駅 - C-01 代々木上原駅 21.9 km
支線:C-19 綾瀬駅 - C-20 北綾瀬駅 2.1 km
パープル Z 11号線 半蔵門線 Z-01 渋谷駅 - Z-14 押上駅 16.8 km
ブラウン F 13号線 副都心線 F-01 和光市駅 - F-06 小竹向原駅 - F-16 渋谷駅 11.9 km
有楽町線のうち和光市 - 小竹向原間は、東京圏鉄道網整備計画などでは13号線(副都心線)の一部となっており、東京地下鉄によると副都心線の起点駅は和光市となっている。そのため、和光市 - 小竹向原間は有楽町線と副都心線の共有区間となっている。なお、副都心線開業前は、先行開業していた小竹向原 - 新線池袋(現・池袋)間を有楽町線新線として営業していた。
副都心線の営業キロは小竹向原 - 渋谷間のもので、有楽町線との共用区間は含まない。
路線番号に欠番(1・6・10・12号線)があるのは、都営地下鉄と共通の連番にしているためである。
銀座線と丸ノ内線は標準軌(軌間1,435 mm)・第三軌条方式(直流600 V)、それ以外の路線は他社線との相互乗り入れを行う必要性などから狭軌(軌間1,067 mm)・架空電車線方式(直流1,500 V)による電気鉄道となっている。また、車両の大きさも銀座線が小型車(16m級)、丸ノ内線と日比谷線の一部車両が中型車(18m級)、その他の線区が大型車(20m級)と、建設時期や他社乗り入れ車両の関係から線区ごとに異なっている。
なお、東京地下鉄では起点から終点に向かう下り線を「A線」、終点から起点に向かう上り線を「B線」と呼んでいる。駅ではホームの番号が若い方をA線としている(綾瀬・中野坂上および半蔵門線各駅をのぞく自社管理駅に限る)。また、列車番号では上下で奇数偶数の区別をしていないため、直通のない銀座・丸ノ内線をのぞいて「A○○△△S」「B○○△△K」(○○はその列車の始発「時」、△△は運用番号、末尾のアルファベットは車両の所属元の符号)のように頭にA・Bが付く。
ちなみに、2004年の発足時に導入された駅番号(駅ナンバリング)は、基本的に西・南から東・北方面に向かって振られており、路線によっては起点ではなく終点側の駅が「01」である場合もある点に注意が必要である。上表では左側の駅が起点である。なお、各線の記事の駅一覧では駅番号順で記載している。
今後の新線開業については、当初の営団の目標である「地下鉄網の整備」に目途が立ち、民営化を目指すために東京地下鉄が設立されたという経緯を勘案し、副都心線以降は行わない方針である。ただし、今後新線建設に対する協力を求められる場合には、東京地下鉄の都市鉄道ネットワークの一部を構成する事業者としての立場から、「当社の経営に悪影響を及ぼさない範囲内において行う」という方針であるともいう。
1982年1月に免許申請を行った8号線(豊洲 - 亀有間14.7 km)については、半蔵門線(水天宮前 - 押上間)の開業や輸送需要予測の減少等、免許申請時とは事業環境が異なってきたことから、東京地下鉄としては、整備主体となることはきわめて困難と表明している。
2016年3月現在、東京23区内で東京メトロの路線もしくは駅(他社管理駅含む)が存在しない区は世田谷区・大田区・葛飾区である(うち大田区は都営地下鉄の路線・駅は存在する。また、これら3区にも他社線乗り入れの形で東京メトロの車両は乗り入れている)。
直通運転区間
東京地下鉄では、銀座線・丸ノ内線をのぞく7路線で他社線との相互直通運転を行っている。ここではその概要のみ示す。詳細は各路線の記事を参照のこと。
東京地下鉄の所有車両は、東武鉄道(日比谷線・有楽町線・半蔵門線・副都心線)、東京急行電鉄(半蔵門線・南北線・副都心線)、横浜高速鉄道(副都心線)、東日本旅客鉄道(JR東日本)(東西線・千代田線)、小田急電鉄(千代田線)、西武鉄道(有楽町線・副都心線)、東葉高速鉄道(東西線)、埼玉高速鉄道(南北線)と相互乗り入れを行っており、埼玉県・千葉県・神奈川県・茨城県までの広範囲で運転されている。ただし、茨城県内の乗り入れ駅は取手駅のみであり、乗り入れ時間帯も通勤時間帯に限定される。
以下の()内の駅名は通常のダイヤにおける最長直通運転区間(臨時列車、有料特急列車をのぞく)で、一部時間帯のみしか直通運転を行わない区間もある。[ ]内の英字は当該社所属車両に割り当てられる運用番号の末尾の記号(列車記号)で、この英字によって所属を区別する。なお、東京地下鉄の所有車両の識別符号はメトロを示す「M」ではなく、営団時代から引き続き「S」が使われている。おおむね各鉄道会社の所属車両の表示は東武と東葉高速が「T」[注釈 2]、東急・横浜高速・JR東日本は「K」、小田急は「E」、西武と埼玉高速は「M」である。
東武伊勢崎線(東武スカイツリーライン)・日光線 (南栗橋駅)[T] - 日比谷線
2013年3月15日までは東急東横線菊名駅まで相互直通運転を行っていた(ただし3社直通運転は行われなかった)。
JR中央線(各駅停車)(三鷹駅)[K] - 東西線 - 東葉高速鉄道東葉高速線(東葉勝田台駅)[T]・JR総武線(各駅停車)(津田沼駅)[K]
3社直通運転は東京地下鉄の車両でのみ運用される(JRの車両が東葉高速線へ、あるいはその逆の運用はない。なお、JR - 東西線 - JRの運用はJR・東京地下鉄両社の車両で行われている)。
JR常磐線(各駅停車)(取手駅)[K] - 千代田線 - 小田急小田原線(本厚木駅)・多摩線(唐木田駅)[E]
3社直通運転は開始時から長らく東京地下鉄の車両に限り行われていたが、2016年3月26日ダイヤ改正からJR・小田急の車両でも開始された[10]。
これとは別に特急ロマンスカーが北千住駅から小田急線経由で箱根登山鉄道 箱根湯本駅まで運行されている。
東武東上線(森林公園駅)[T]・西武池袋線・有楽町線(飯能駅)[M] - 有楽町線
西武から東武への直通運転、あるいはその逆は行われないが、西武への直通運転区間ではない小竹向原駅 - 和光市駅間に西武の車両が乗り入れる運用はある。
東武東上線(森林公園駅)[T]・西武池袋線・有楽町線(飯能駅)[M] - 副都心線 - 東急東横線・横浜高速鉄道みなとみらい線(元町・中華街駅)[K]
各社車両による5社直通運転が行われている。
このほか土休日に有料座席指定列車S-TRAINが西武秩父線 西武秩父駅まで運行されている。
東急田園都市線(中央林間駅)[K] - 半蔵門線 - 東武伊勢崎線(久喜駅)・日光線(南栗橋駅)[T]
各社車両による3社直通運転が行われている。
東急目黒線(日吉駅)[K] - 南北線 - 埼玉高速鉄道線(浦和美園駅)[M]
各社車両による3社直通運転が行われている。
南北線は都営三田線(東京都交通局)と線路を共用している区間(目黒駅 - 白金高輪駅間)があるが、これは直通運転扱いではなく、また都営地下鉄の車両が南北線・埼玉高速鉄道へ、あるいはその逆の運用はない。
歴史
東京の地下鉄、すなわち東京地下鉄と都営地下鉄の路線網の変遷。ただし、JR・私鉄など他の鉄道は2008年時点のもので固定。
東京の地下鉄の歴史は、1927年(昭和2年)東京地下鉄道株式会社が、早川徳次により浅草駅 - 上野駅間(現在の銀座線の一部)を開業したことによって始まった。その後、新橋駅までの延伸と1938年(昭和13年)に部分開業した東京高速鉄道の新橋駅-渋谷駅間との1939年(昭和14年)の相互直通運転開始を経て、戦時下の政府による交通事業の統制(陸上交通事業調整法)によって東京市内の乗合バスと軌道は東京市へ、地下鉄両社は1941年(昭和16年)9月1日に新たに設立された帝都高速度交通営団に引き継がれた。
営団とは戦争(日中戦争)遂行のための統制管理目的の組織である。帝都高速度交通営団は住宅営団、食糧営団などとともにその営団の一つであり、その運営は帝都高速度交通営団法に規定されている。終戦後、GHQの指令によって、他のほとんどの営団は解体されたが、帝都高速度交通営団はその運営が戦争目的ではないと認められ存続された。このため、新線建設の資金調達に関しては財政投融資が活用され、公団に近い形で運営が行われてきた。また公共企業体ながら日本民営鉄道協会(民鉄協)に加盟した。
戦後は、日本国有鉄道(国鉄分割民営化以降は日本政府)と東京都が出資する特殊法人という位置付けにあったが、1986年(昭和61年)6月10日の臨時行政改革推進審議会の答申で、営団地下鉄民営化の基本方針が打ち出された。その後も1995年(平成7年)2月24日と2001年(平成13年)12月19日の閣議決定を経て、2002年(平成14年)12月18日に東京地下鉄株式会社法が公布され、2004年(平成16年)4月1日に東京地下鉄株式会社となった。株式会社化後も、引き続き出資比率は政府53.4%と東京都46.6%となっており、2008年(平成20年)6月14日の副都心線開業後に株式を上場して、完全民営化を目指すとしている。
1995年(平成7年)3月20日、オウム真理教による無差別テロ事件である地下鉄サリン事件が発生した。当日は営団地下鉄全線で一時運休、中でもサリンを散布された日比谷線は終日運休した。霞ケ関駅などの事件現場となった駅は、3-6日間営業を中止した。
東京地下鉄発足後は、表参道駅を皮切りに商業施設「エチカ」を展開するなど新しい動きが見られるほか、主要駅に「サービスマネージャー」を配し、様々な質問に対応している。
車内の自動放送も変更され、新たに英語による案内放送が開始された。さらに、新しい案内サインシステムの導入を進めている(詳細は「サインシステム」の節を参照)。
また、フリーペーパーにも力を入れており、外部の編集・発行分を含めて自社系列の定期刊行フリーペーパーを7誌発行して各駅の専用ラックにて配布しているほか(筆頭は広報紙「メトロニュース」。民営化に伴うリニューアルで「TOKYO METRO NEWS」。「メトロ―」当時は現業部門の裏話なども掲載していた)、2006年秋からは、専用ラックをリニューアルさせると同時に、他社にも門戸を開放して、全部で6社18紙誌の配布を行っている。
そして、発足当時よりテレビのミニ番組『東京日和』を日本テレビで放送するなど、沿線以外からも旅客誘致に努めている。
年表
各路線の詳しい沿革・乗り入れ区間の変遷などは各路線の記事の沿革・歴史の項を参照
前史
1927年(昭和2年) 銀座線(12月30日)開業。当時は東京地下鉄道。
1938年(昭和13年) 東京高速鉄道開業。
1939年(昭和14年) 銀座線全面完成、東京地下鉄道と東京高速鉄道が直通運転を開始。
1941年(昭和16年) 帝都高速度交通営団発足。
1951年(昭和26年) 丸ノ内線着工、この年から新路線の建設が始まる。
1954年(昭和29年) 丸ノ内線が戦後最初の路線として開業(1月20日)。
1961年(昭和36年) 日比谷線(3月28日)開業、荻窪線(11月1日)開業と同時に旅客運賃を対キロ区間制とする[11]。
1962年(昭和37年) 荻窪線が全面完成し、現在の丸ノ内線が全面完成、わずか8年弱で完成した。日比谷線、東武伊勢崎線と相互直通運転開始。
1964年(昭和39年) 日比谷線、わずか3年弱で全面完成、東急東横線と相互直通運転開始。東西線開業(12月23日)。
1966年(昭和41年) 東西線、国鉄中央線と相互直通運転開始、都内のベッドタウンへ乗り入れ。
1969年(昭和44年) 東西線全面完成、営団地下鉄として初めて千葉県へ路線を延ばす。国鉄総武線と相互直通運転開始。千代田線開業(12月20日)。営団で5番目の路線開業となった。
1971年(昭和46年) 千代田線、国鉄常磐線と相互直通運転開始、千葉県へ乗り入れると共に6000系電車運転開始。
1972年(昭和47年) 荻窪線の名称を廃止し、丸ノ内線に統一。
1974年(昭和49年) マナーポスター開始。第1号は森昌子と原ひさ子を起用した「少年老イ易ク楽成リ難シ」(9月)。有楽町線開業(10月30日)。
1978年(昭和53年) 千代田線全面完成。小田急小田原線と相互直通運転開始。半蔵門線開業(8月1日)。当時は路線距離が短いため営団は車両を所有せず、東急の車両で新玉川線・田園都市線から直通運転。営団が建設し1977年4月7日に東急新玉川線の駅として開業していた半蔵門線渋谷駅の管理を乗り入れ先の東急から移管。
1981年(昭和56年) 半蔵門線、8000系電車運転開始。
1982年(昭和57年) 千代田線、国鉄常磐線の乗り入れ区間を延長、茨城県の取手駅まで乗り入れる。
1983年(昭和58年) 有楽町線、西武有楽町線への直通運転開始。
1984年(昭和59年) 銀座線、01系電車運転開始。
1987年(昭和62年) 国鉄分割民営化により東西線と千代田線の直通先は東日本旅客鉄道になる。有楽町線、営団地下鉄として初めて埼玉県へ路線を延伸、東武東上線との相互直通運転開始。東西線、8000系電車運転開始。
1988年(昭和63年) 有楽町線全面完成。日比谷線、03系電車、丸ノ内線、02系電車、東西線、05系電車運転開始。メトロカードを発売。
1991年(平成3年) 南北線開業(11月29日)、平成初の地下鉄路線として開業、9000系電車運転開始。NSメトロカードを発売。
1993年(平成5年) 千代田線、06系電車、有楽町線、07系電車運転開始。銀座線、2000形電車を全廃。
1994年(平成6年) 有楽町線新線開業、平成に入り2番目の路線開業となる。日比谷線、3000系電車を全廃。
1995年(平成7年) 地下鉄サリン事件。全路線が午前中の運転を休止。駅係員2名が殉職。また、丸ノ内・日比谷・千代田の各線は1週間近く運転を休止。
1996年(平成8年) 東西線、東葉高速線と相互直通運転開始。丸ノ内線、500形電車を全廃、営団全車両で冷房化達成。SFメトロカードを発売。
1998年(平成10年) 有楽町線、西武池袋線との相互直通運転開始。
2000年(平成12年) 東西線、新05系電車運転開始。南北線全面完成、東急目黒線と相互直通運転開始。パスネットを導入。
2001年(平成13年) 南北線、埼玉高速鉄道線と相互直通運転開始。
2002年(平成14年) 千代田線、小田急多摩線と相互直通運転開始。
2003年(平成15年) 半蔵門線が全面完成、東武伊勢崎線・日光線と相互直通運転開始、営団最後の車両系列となった08系電車運転開始。
東京地下鉄発足後
2004年(平成16年) 帝都高速度交通営団が民営化されて東京地下鉄が発足。愛称は「東京メトロ」。同時に1990年5月31日認定の相模鉄道以来14年振りの大手私鉄(16社目)となる。また、東京地下鉄発足直前より、テレビCMが開始される。
2006年(平成18年) 有楽町線、東京地下鉄発足後最初の車両系列となる10000系電車運転開始。営団時代からの特徴であった160円区間・190円区間専用の券売機を廃止。
2007年(平成19年) 東西線、5000系電車を全廃。PASMOを導入、同時にSuica相互利用開始。あわせて提携カード「Tokyo Metro To Me Card」を発行。半蔵門線渋谷駅の管理を乗り入れ先の東急に移管。早期地震警報システムを運用開始[12](10月1日)。
2008年(平成20年) パスネットの発売終了。千代田線で小田急ロマンスカーの乗り入れによる日本初の地下鉄での有料特急運行開始(3月15日)。副都心線開業(6月14日)。副都心線、東武東上線・西武有楽町線・西武池袋線との相互直通運転を開始。
2010年(平成22年) 東西線、15000系、千代田線、16000系電車運転開始。
2011年(平成23年) 東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)が発生し、各地で帰宅困難者が続出し、乗客が滞留する。帰宅困難者を救済して乗客滞留を解消するため、終夜運転を実施する(3月11日)。東日本大震災による電力危機で東京電力が輪番停電(計画停電)を実施。これに伴い、各線で節電ダイヤが適用され、同年9月10日まで減便もしくは直通運転の中止などの処置がなされる(3月13日)。
2012年(平成24年) 銀座線、1000系電車運転開始(4月11日)。
2013年(平成25年) 副都心線、東急東横線、みなとみらい線と相互直通運転開始。日比谷線、東急東横線との相互直通運転を廃止(3月16日)。IC乗車カード全国相互利用開始で、Kitaca、manaca、TOICA、ICOCA、PiTaPa、nimoca、はやかけん、SUGOCAが利用開始になる[注釈 3](3月23日)。
2016年(平成28年) 千代田線、JR常磐線、小田急線における3社直通運転がJR・小田急の車両でも開始(3月26日)。
2017年(平成29年) 日比谷線で20m級片側4ドア7両編成の13000系電車本格営業運転開始(3月25日)。03系置き換え完了後に各駅に順次ホームドア設置予定[13]。
2017年度中に、利便性向上のため、水天宮前 - 人形町駅の連絡業務(乗換駅)を設定する予定[14]。
歴代社長
初代 梅﨑壽
第2代 奥義光
第3代 山村明義
車両
以下の車両は、2004年の東京地下鉄発足後に運用された、または導入される予定のものである。営団地下鉄時代に運用を終了した過去の車両については「帝都高速度交通営団」の項を参照。
銀座線
01系(2017年に運用終了)
1000系
丸ノ内線
02系
形式未定(2018年度導入予定)[15]
日比谷線
03系
13000系[16]
東西線
5000系(東西線用。2007年に運用終了)
05系
07系(新造配置は全車有楽町線であったが、転属により全車が東西線で使用されている)
15000系
千代田線
5000系(北綾瀬支線用。2014年に運用終了)
6000系(北綾瀬支線用の1次試作車は2014年に運用終了)
05系(北綾瀬支線用)
06系(2015年に運用終了)[17][18]
16000系
有楽町線・副都心線
7000系
07系(有楽町線・有楽町線新線のみ。現在は全車が東西線に転属)
10000系
半蔵門線
8000系
08系
南北線
9000系
銀座線 01系
銀座線 1000系
丸ノ内線 02系
日比谷線 03系
日比谷線 13000系
東西線 05系(1次車)
東西線 15000系
東西線(元有楽町線) 07系
千代田線 06系
千代田線 16000系(1次車)
有楽町線・副都心線 10000系
半蔵門線 08系
南北線 9000系
南北線 9000系(5次車)
東京地下鉄向け車両を製造したメーカー
以下は営団時代も含む。
東急車輛製造
汽車製造
日本車輌製造 - 南北線用9000系5次車、銀座線用1000系全車の製造を担当。
近畿車輛 - 日比谷線用13000系全車の製造を担当[注釈 4]。
帝國車輛工業
川崎重工業車両カンパニー - 千代田線16000系1・2・5次車の製造を担当。
日立製作所笠戸事業所 - 東西線用05系13次車・15000系全車、有楽町線・副都心線用10000系全車、千代田線用16000系3・4次車の製造を担当。
富士重工業(現・SUBARU)
メトロ車両 - 更新車(CR)担当
東京メトロ発足後の新系列車両の製造メーカーについては競争入札となっており、入札結果により落札したメーカが製造を担当している[19]。 当初は日立製作所のみだったが、南北線用9000系5次車を日本車輌製造で製造して以降は、川崎重工業・日立製作所2社の共同受注・製造となった千代田線用16000系を除いて、系列毎に特定の車両メーカー1社に一括発注する傾向にある。
運賃
大人普通旅客運賃(小児半額・ICカードの場合は1円未満の端数切り捨て、切符利用の場合は10円未満の端数切り上げ)。2014年4月1日改定。
キロ程 運賃(円)
ICカード 切符利用
初乗り6 km 165 170
7 – 11 km 195 200
12 – 19 km 237 240
20 – 27 km 278 280
28 – 40 km 308 310
運賃は原則的に実際の乗車区間のキロ数に基づいて算出するが(東京地下鉄旅客営業規程第43条)、普通旅客運賃は実際の乗車区間にかかわらず、乗車区間の最短経路のキロ数に基づいて算出する(同45条・82条)。ただし、途中で東京メトロ線同士の改札外乗換をする場合、乗車駅から改札外乗換をする駅までの運賃が目的地までの運賃よりも高いときは、乗車駅からその改札外乗換をする駅までの運賃が必要である(同83条)。
都営地下鉄との乗り継ぎには割引がある。東京地下鉄全駅と都営地下鉄全駅が対象で、最も安い経路の運賃から70円値引き。パスネット・PASMO・Suica使用時も対象となる。
千代田線綾瀬 - 北千住間 (2.6 km) の相互発着は133円(切符は140円)の特定運賃。また、前後のJR常磐線と跨って利用する場合は、同区間をJR線 (2.5 km) として取り扱う。この区間はJR常磐線と運賃計算上の二重戸籍区間となっており、東京地下鉄で唯一JRの乗車券が使用できる。また、この区間ではPASMOのサービス開始前、ICカード全国相互利用サービス開始前から、SuicaおよびSuicaと相互利用可能なIC乗車券も使用できた。
南北線目黒駅 - 白金高輪駅間のみの乗車の場合は、線路・ホームを都営三田線と共有しているため、都営地下鉄の乗車券でも乗車することができる。同区間のみの利用の場合は東京地下鉄の運賃を適用、白金高輪以遠に跨る場合は、全区間を引き続き利用する方(あるいは乗ってきた方)の運賃として適用する。
近距離では他社に比べてやや割高感があるが、中・遠距離は割安である。
例1:中野から西船橋まで308円(切符は310円)。同区間をJR東日本で利用すると550円であり、両駅の周辺駅への利用や通過連絡運輸を適用した場合でも地下鉄線経由の方が安くなるケースが多い。
例2:和光市から西船橋まで308円(切符は310円。有楽町線と東西線を利用、飯田橋乗り換え)。他のルートでは、
A 東武東上線、JR武蔵野線利用(朝霞台・北朝霞乗り換え)では943円(切符は950円)。
B 東武東上線、JR山手線、総武線利用(池袋、秋葉原乗り換え)では711円(切符は720円)。
であり、所要時間の差もA、Bともに東京地下鉄のみのルートと比較して、数分から10分ほどしかない。
フリー乗車券・回数券
有効期間内の24時間に限り、東京地下鉄線全線が乗り降り自由な「東京メトロ24時間券」(大人600円、小人300円)がある。当日券と前売券の2種類があり、当日券は自動券売機と定期券売り場で、前売券は発売日から6か月間以内の使用開始時刻から24時間のみ有効で定期券売り場のみで販売されている。なお、自動券売機で販売する24時間券(発売当日の利用開始から24時間限り有効)はPASMO・Suicaでも購入可能で、他社が管理する駅(中野・西船橋・日比谷線北千住・中目黒・代々木上原・半蔵門線/副都心線渋谷・和光市・目黒)も含めた東京地下鉄線全駅で購入できる。2015年2月10日発売分から従来の大人710円、小人360円から値下げされた。なお、2016年3月25日までは発売額が同額で「東京地下鉄一日乗車券」が販売されており、「使用当日のみ有効」だった[20]。
このほか、都営地下鉄と組み合わせた「東京メトロ・都営地下鉄共通一日乗車券」や、23区内の都営交通(都営地下鉄・都営バス(多摩地域を含む)・都電荒川線・「日暮里・舎人ライナー」)やJR線と組み合わせた「東京フリーきっぷ」、各私鉄などと組み合わせた一日乗車券も販売されている。また、東京への訪問者や学生の修学旅行のために、1 - 3日間有効(2016年3月26日より24 - 72時間有効に改定)のオープンチケットも販売されている。なお、オープンチケットは、関東1都6県および山梨県をのぞく全国の旅行代理店で東京方面向けの旅行商品(JR乗車券等を含む)とセット販売となる。
営団地下鉄から民営化されて以降、「○○東京メトロパス」として自社の一日乗車券と私鉄など各交通機関と組み合わせた多数の企画乗車券が発売されている。
また、民営化以後、映画や美術館などのイベントなどの図柄を印刷した一日乗車券が枚数限定で発行されている(2006年春のドラえもん、同年夏のディズニー、同年冬のさようなら東西線5000系、2012年5月の東京スカイツリーグランドオープンなど)。SFメトロカードの記念図柄カードは2007年2月をもって新規発売を終了した。2007年秋の「第24回全国都市緑化ふなばしフェア おとぎの国の花フェスタinふなばし」に併せて東葉高速鉄道とのセット一日乗車券を発売するほか、ぐるっとパスとのセット一日乗車券も同時期から発売された。さらに100以上の都内のスポットに一日乗車券を提示するだけで割引などを受けられる「ちかとく」サービスも利用することも可能である。
回数券は「同一運賃帯に有効」という方式(券面には運賃のみが記載されており、入場時に入場駅名が印字される。乗り越しの場合は差額のみ精算する)を採用している。利用可能な時間帯、曜日が異なる3種類があり、普通回数券(11枚綴り)、時差回数券(12枚綴り/平日10時-16時の入場か精算および土曜・休日の全時間帯に有効)、土休日回数券(14枚綴り)である。いずれも普通片道運賃の10倍で販売され発売日から3か月間有効、自動券売機で現金かPASMO・Suicaで購入できる。なお、綾瀬-北千住間の相互発着については両駅でのみ(北千住駅は千代田線のみ)当該区間の140円回数券(普通回数券・時差回数券・土休日回数券)を発売している。
特急料金
千代田線内を運行する小田急ロマンスカーによる特急列車に適用。ただし線内相互間の発売はされない。
事前販売:210円(小児:110円)[21]
車内販売:310円(小児:160円)[22]
座席指定料金
副都心線内を運行するS-TRAINに適用。ただし線内相互間の発売はされない。
事前販売:210円(小児:110円)[23]
車内販売:上記料金および他社線の料金の合計に200円を加算する[24]
サインシステム
発足時より新しい案内サインシステムの導入を進めている。東京都渋谷区のデザイン会社・アール・イー・アイ がデザインを手がけたもので、旧営団地下鉄のサインシステムが検討された1975年当時から「利用者の高齢化」「国際都市化」「鉄道の複雑化」が進展したことを受け、全般的にユニバーサルデザインを取り入れつつも、サインの数を増やさず、かつ大型化もせずに表示の重点整備や簡略化をすすめ、字体もぼやけた状態でも誤読の少ない書体を選定している[25]。
発足時は大手町駅と銀座駅に試験的に設置され[26]、2005年10月から本格導入を開始[27]、2006年3月までに乗り換え駅を中心に83駅に、残る駅も副都心線接続予定駅と他社管轄駅をのぞき2007年3月末までに導入された。半蔵門線渋谷駅(2008年6月に開業した副都心線も)は、2007年12月2日の東急への業務移管に伴い、東急様式のサインシステムが設置された。
有楽町線の地下鉄成増駅 - 池袋駅間の各駅と新宿三丁目駅・明治神宮前駅は、2008年6月14日の副都心線開業に合わせてさらに新しい案内サインシステムが設置された。トピー工業が納入したLED誘導サインが用いられており、薄型化と省電力を実現している[28]。ただし、副都心線開業後も駅名標や改装工事中のエリアには、更新されずに残っているサイン類があったが、2010年3月6日に明治神宮前駅が「明治神宮前〈原宿〉駅」と案内を改めるのに伴い、駅名標は更新されている。
車内放送
次駅案内は、一時期駅発車時のみだったが再び駅到着時も行うようになった[注釈 5]。ただし自動放送が未更新の車両は到着時の放送を車掌が肉声で行っている。営団の頃、冷房車が導入されはじめた頃は非冷房車でも聞きやすくするため駅到着時のみだったが、自動放送導入車は発車時・到着時両方あった。
日本語放送は森谷真弓、英語放送はクリステル・チアリが担当している[29]。
英字表記
2006年頃より駅の看板・車内の案内表示器の英字表記(ラテン文字表記)に対して長音符(マクロン)が使われなくなり、以前から存在する長音符が付いている看板類と混在している状態である。しかし、他社の路線名・駅名などには使われている。
乗降人員上位15位
乗降人員は東京地下鉄の駅および共用駅のもの。増加減少増減なしは前年度に比較した増(増加)減(減少)増減なし(増減なし)を表す。
東京地下鉄の駅別乗降人員上位15位(2015年度)[30][31]
順位 駅名 人数
(人) 前年比
(%) 前年
順位 前年人数
(人) 所在地 備考
増減なし 1 渋谷駅 1,003,619 増加 6.4 1 966,105 東京都渋谷区 東急田園都市線・東急東横線(横浜高速鉄道みなとみらい線)の直通人員含む。
増減なし 2 北千住駅 579,331 増加 1.7 2 574,352 東京都足立区 東武伊勢崎線(日光線)の直通人員含む。
増減なし 3 池袋駅 548,839 増加 3.6 3 529,698 東京都豊島区
増減なし 4 綾瀬駅 440,825 増加 0.9 4 436,961 東京都足立区 常磐緩行線の直通人員含む。
増減なし 5 大手町駅 313,620 増加 4.0 5 301,519 東京都千代田区
増減なし 6 西船橋駅 285,186 増加 1.8 6 280,011 千葉県船橋市 東葉高速線・総武緩行線の直通人員含む。
増減なし 7 代々木上原駅 259,259 増加 3.5 7 250,439 東京都渋谷区 小田急小田原線(多摩線)の直通人員含む。
増減なし 8 銀座駅 245,028 増加 1.6 8 241,330 東京都中央区
増減なし 9 新橋駅 241,041 増加 4.5 9 230,720 東京都港区
増減なし 10 新宿駅 231,340 増加 2.0 10 226,734 東京都新宿区
増減なし 11 中目黒駅 221,242 増加 2.6 11 215,568 東京都目黒区 東急東横線の直通人員含む。
増減なし 12 上野駅 207,240 減少 1.5 12 210,379 東京都台東区
増加 13 豊洲駅 200,533 増加 10.0 15 182,294 東京都江東区
増減なし 14 東京駅 196,687 増加 5.5 14 186,459 東京都千代田区
減少 15 高田馬場駅 196,613 増加 3.7 13 189,558 東京都新宿区
広報
キャッチコピー
2004年度 - 「東京ポジティブで行こう」「ココロも動かす地下鉄へ。」
2005年度 - 「東京スピード」「東京のスピードで楽しもう。」→「東京はポジティブに楽しもう。」(JR福知山線脱線事故が発生したため、キャッチコピーが変更となった)
2006年度 - 「東京□.net」「東京の楽しみをつなぐチカラ。」
2007年度、2010年度 - 「TOKYO HEART」「メトロが心をつないでく。」(キャッチコピーの再利用は初めて)[32]
2008年度 - 「DO! TOKYO HEART」
2009年度 - 「TOKYO HEART」「東京にもっとハートを。」
2011年度 - 「TOKYO WONDERGROUND」(東日本大震災の影響により開始が約1か月遅れた)[33]
2012年度 - 「We are the Tokyo Navigator」[34]
2013年度、2014年度 - 「Color your days.」[35][36]
2015年度 - 「Find my Tokyo.」「メトロでみつかる、わたしの東京。」[6]
2016年度 - 「Find my Tokyo.」「メトロで見つけた、お気に入りの東京。」
2017年度 - 「あなたもチャレンジ!Find my Tokyo.」「メトロでひろがる、お気に入りの東京。」
イメージキャラクター
初代(2004年度) - 山田孝之・井川遥
2代目(2005年度 - 2006年度) - 山田優
3代目(2007年度 - 2009年度) - 宮﨑あおい
4代目(2010年度) - 新垣結衣[32]
5代目(2011年度) - 杏[33]
6代目(2012年度) - 武井咲[34]
7代目(2013年度 - 2015年度) - 堀北真希[6][35][36]
8代目(2016年度 - ) - 石原さとみ[37]・ドラえもん[38]
ドラえもんは、東京メトロが同年4月1日より展開している鉄道事業を中心とした企業理念・企業姿勢及び各種取組みを紹介する「すすメトロ!」のキャンペーンキャラクターとして起用[38]
CM挿入歌
2010年度 - 『福笑い』(高橋優)
2011年度 - 『新しい文明開化』(東京事変)
2012年度 - 『メトロに乗って』(斉藤和義)[34]
2013年度 - 『Hey girl! 近くても』(松任谷由実)[35]
2014年度 - 『アイネクライネ』(米津玄師[36])
2015年度 - 『となりのメトロ』(YUKI)[6]
2016年度 - 『my town』(YEN TOWN BAND)[37]
2017年度 - 『Happy Life』(中島美嘉×Salyu)[39]
マスコットキャラクター
メトポン
東京地下鉄所有車両のドアステッカーに使用されているタヌキのキャラクター。メトポンの妻「ちかポン」、その子供「ポン太」も存在する。メトポンは、東京地下鉄の各種イベントのポスターにも登場する。メトポンがドアステッカーに登場したのは2007年からであり、それまではネコがドアにしっぽを挟まれた絵であった。主な特徴は以下の通り[40]。
2015年より順次ドアステッカーが新たなもの(メトポンを含め、キャラクターを使用しないもの)に更新されたため、メトポンも使用されなくなっている。
地方出身で大人になってから上京
趣味は東京食べ歩き(特に下町が大好き)
特技は野球
大好物はカレーとビール
一日太郎
東京地下鉄一日乗車券のキャラクター。頭部に「1」の文字がある。全身白色。
ぎんちゃん・まるちゃん
地下鉄博物館のキャラクター。卵形の体に羽が生えている妖精。ぎんちゃんは銀座線、まるちゃんは丸ノ内線からそれぞれ抜け出てきた設定。
駅乃みちか(えきの みちか)
東京メトロサービスマネージャーのイメージキャラクター。ショートヘアーで、東京メトロの制服を着ている。メトポンが使用されなくなってからは、宣伝などで主にこちらのキャラクターが使われている。主な特徴は以下の通り[41]。
趣味:メトロ沿線の穴場探し
好きなもの:アーバンライフ、田舎暮らし、バーニャ・カウダ
嫌いなもの:都会の喧騒、蟲、セロリ
CMソング作詞・作曲者
菅野よう子(2004年度CMソング「From Metropolis」を作曲)
リチャード・ロジャース(2005年度CMソング「Happy Talk」を作曲)
PES(RIP SLYMEのメンバー。2007年度CMソング「Tales」を作曲)
峯田和伸(銀杏BOYZのメンバー。2008年度CMソング「銀河鉄道の夜 第二章 〜ジョバンニに伝えよ、ここにいるよと〜」を作曲)
阿部義晴(ユニコーンのメンバー。2009年度CMソング「HELLO」を作詞・作曲)
高橋優(2010年度CMソング「福笑い」を作詞・作曲)
東京事変
椎名林檎(2011年度CMソング「新しい文明開化」を作詞)
伊澤一葉・椎名林檎(同上・作曲)
斉藤和義(2012年度CMソング「メトロに乗って」を作詞・作曲)
松任谷由実(2013年度CMソング「Hey girl! 近くても」を作詞・作曲)
米津玄師(2014年度CMソング「アイネクライネ」を作詞・作曲)
東京メトロがスポンサーの番組・イベント
東京日和(日本テレビの5分ミニ番組、一社提供、既に終了)
メトログ(TBSの5分ミニ番組、一社提供)
ウチくる!?(フジテレビ系、関東地区のみ、2006年4月から2007年3月まで提供) - ホームページ連動CM「東京□.net」を放送していた。
東京国際マラソン(2005年・2006年のスポンサー)→東京マラソン(2007年の開始時からスポンサー、全国ネット)
関連企業・団体
グループ企業
メトロ車両(株) [2] - 車両検査・改修工事
メトロ開発(株) [3] - 土木・建築コンサル、高架下店舗・倉庫などの運営
(株)メトロレールファシリティーズ [4] - 鉄道施設の保守管理
(株)メトロコマース [5] - 駅業務、定期券発売所や売店などの運営
(株)地下鉄メインテナンス [6] - 鉄道電気設備の保守管理
(株)メトロプロパティーズ [7] - Echika・メトロピア、メトロエムなどの商業施設および「そば処めとろ庵」など飲食店[注釈 6] の運営
(株)地下鉄ビルデイング [8] - 青山エムズタワーや東陽町駅近くのゴルフ練習場[注釈 7] などの運営
(株)メトロフードサービス [9] - 給食および職員向け施設の運営
(株)メトロアドエージェンシー [10] - Tokyo Metro ビジョンの運用など広告代理業務
(株)メトロセルビス [11] - 駅構内・車両清掃業務
(株)メトロフルール [12] - 特例子会社(福利厚生施設等の清掃業務)
(株)メトロライフサポート - 人事・厚生関係業務
公益法人
(財)メトロ文化財団 [13] - 地下鉄博物館の運営等
不祥事
2007年(平成19年)8月16日、浅草駅に勤務していた男性駅員が、顧客の記名式Suicaに格納されていた個人情報を、自らのブログに掲載した[42]。この男性駅員は端末の窓口処理機を写真に撮って、氏名と生年月日を窓口処理機に打ち込んで、検索結果をブログで公開。被害に遭った本人から抗議されても「電話番号登録したお前のほうが悪い」などと開き直っていた[42]。
飯田橋駅勤務で32歳の男性駅員(当時)が2011年(平成23年)2月11日・12日・15日の3日間で10回にわたり、記名式PASMOを利用していた女性の乗車履歴を窓口処理機にて入手し、インターネット掲示板「2ちゃんねる」に書き込みを行い、その女性に対して誹謗中傷を書き込んだ。さらにその情報を使って女性に対してストーカー行為をし、被害を受けた女性が警視庁に被害相談をしていた事実が発覚[43]。2011年(平成23年)12月には「精神的苦痛を被った」として東京地下鉄に対して慰謝料の請求を求める民事訴訟を東京地方裁判所に起こした[43]。事件から1年以上経った2012年(平成24年)4月17日に、東京地下鉄はプレスリリースにて事実を公表したが「被害にあった客の強い意向により、事件発生時点には、公表を差し控えていた」と釈明し、当該駅員を懲戒解雇処分にしたとしている[44]。
2013年(平成25年)6月19日、白金高輪駅において一部の運賃表示を3か月間にわたり誤って表示していたことが発覚した。同年3月16日の日比谷線秋葉原駅と都営新宿線岩本町駅の乗り継ぎ運賃適用開始に伴う運賃変更により、都営線白金高輪駅 - メトロ線南千住駅間の連絡きっぷの運賃が300円に変更となった[注釈 8] が、従来の運賃である330円と表示していた[45]。なお、白金高輪駅は東京メトロと都営地下鉄の共同使用駅で、都営地下鉄部分も東京メトロが管理しているため、都営地下鉄の運賃表も管理していた。
2013年(平成25年)7月18日、お忘れ物総合取扱所の社員が、現金の拾得物があった東京駅で「自動券売機のつり銭を取り忘れた」と嘘をついて、現金5,000円を不正に着服した。その後の調べで、同日に二重橋前駅と六本木駅でも同様の手口で着服したほか、2件の未遂も認めた[46]。わずか8日前に上記の件が起きた直後のことであった。
2014年(平成26年)3月27日、四ツ谷駅に勤務していた男性社員が、当駅で誤って下車した乗客のICカード乗車券を預かって処理する際、自分が持っていた乗車券とすり替えた上で着服した。また4月8日に、四谷三丁目駅で勤務し別の乗客から、ICカード乗車券を預かって処理する時にも同じことをした。その後の調べで、着服した残額は物販などの購入に充てていたほか、自分が乗ってきた記録を窓口で消去して正規の運賃を支払わず、不正乗車で通勤していたことも判明した[47]。
その他
駅内での公衆無線LAN案内板
株式会社日本格付研究所による格付けは、「AAA」となっている。(2011年11月21日現在)[48]
駅の水飲み施設が各社で減っているなか、東京地下鉄では多くの駅に冷水機が設置されていたが、2014年度に全廃した[49]。蛇口タイプの水飲み場も2018年5月までに全廃する[49]。
1998年10月に丸ノ内線新宿三丁目駅で、駅構内での携帯電話の使用が可能になり、2003年8月より全駅の構内で携帯電話が使えるようになった。2012年3月30日には南北線本駒込 - 赤羽岩淵間のトンネル内で携帯電話が使えるようになり、以後順次提供区間を拡大し、2013年3月21日に連絡線工事中の有楽町線・副都心線小竹向原駅 - 千川駅間(2016年度中を予定)をのぞく全線の列車内で携帯電話の利用が可能となった[50][51]。
ほぼ全駅でNTTドコモのdocomo Wi-Fi、NTT東日本のフレッツ・スポット(以上2004年12月より)、ソフトバンクモバイルのソフトバンクWi-Fiスポット(2011年11月1日より[52])といった公衆無線LANサービスが利用できる(2013年7月末まではNTTコミュニケーションズのHotSpotも利用可能だった)。2013年2月14日から2014年11月までNTTブロードバンドプラットフォームと共同で、銀座線の全駅などで構内無線LANを使用した無料インターネット接続サービスや情報配信サービス「MANTA」の試験提供を行っていた[53][54]。またUQコミュニケーションズのWiMAX通信設備を設置することで合意、2012年3月31日中野富士見町駅の駅構内でWiMAXサービスの提供を開始、2013年5月28日に全線の駅構内・トンネル内にてWiMAXサービスが使えるようになった[55]。
PASMO導入に併せ、2007年からハウスカード『Tokyo Metro To Me CARD』の発行を開始した。PASMOオートチャージサービスに対応するほか、PASMO残高引き去り回数ごとにポイントが付与される独自のポイントサービス「メトロポイント」を導入している。
2018年度より、都営地下鉄と共に順次全車両の車内に防犯カメラを設置するとしている[56][57]。
脚注
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注釈
^ イギリスでは「Underground」「Tube」、アメリカでは「Subway」が地下鉄の意味として用いられる。
^ 南北線の白金高輪から目黒まで直通する都営地下鉄車も「T」である。
^ 割引用manaca、障がい者用nimoca、割引用はやかけんは相互利用対象外。
^ 同時に東武鉄道70000系(伊勢崎線・日光線・地下鉄日比谷線乗り入れ用)全車の製造も担当する。
^ 乗り換え案内は駅発車時のみでラッシュ時は省略。
^ 2015年4月1日付けでメトロフードサービスの外食事業を承継。
^ 2013年4月1日付けでメトロスポーツ [1] を吸収合併。
^ <従来の最短ルート> 都営三田線・日比谷駅・東京メトロ日比谷線経由。
<変更後の最短ルート> 都営三田線・神保町駅・都営新宿線・岩本町駅/秋葉原駅・東京メトロ日比谷線経由。
あるいは都営三田線・三田駅・都営浅草線・東日本橋駅/馬喰横山駅・都営新宿線・岩本町駅/秋葉原駅・東京メトロ日比谷線経由。
出典
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参考文献
中村建治『メトロ誕生〜地下鉄を拓いた早川徳次と五島慶太の攻防』交通新聞社、2007年7月、ISBN 978-4330-93607-9
関連項目
帝都高速度交通営団(営団地下鉄) - 東京地下鉄の前身。
日本の地下鉄
東京の地下鉄
出口番号
メトロプロムナード
メトロビアスS.A.(アルゼンチンの首都ブエノスアイレス地下鉄)
箭内道彦(「TOKYO HEART」「TOKYO WONDERGROUND」「We are the Tokyo Navigator」CMディレクションを担当)
外部リンク
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