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微細 囲碁 - 検索
日本囲碁連盟 囲碁用語 より
微細
非常に細かい碁のこと。
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Wikipediaの記事を引用/参考します。(CC BY-SA 3.0)
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Wikipediaの記事を引用/参考します。(CC BY-SA 3.0)
名鉄豊川線
曖昧さ回避 「豊川線」はこの項目へ転送されています。弘南バスの路線については「弘南バス五所川原営業所#豊川線」をご覧ください。
名古屋鉄道 豊川線
NP-TK.png
両側を道路に挟まれた専用軌道を走る普通列車
両側を道路に挟まれた専用軌道を走る普通列車
概要
系統 ■豊橋方面
起終点 起点:国府駅
終点:豊川稲荷駅
駅数 5駅
路線記号 TK
ウェブサイト 豊川線
運営
開業 1945年2月18日
最終延伸 1954年12月25日
所有者 名古屋鉄道 名古屋鉄道
路線諸元
路線総延長 7.2 km (4.5 mi)
軌間 1,067 mm (3 ft 6 in)
電化 直流1,500 V,
架空電車線方式
運行速度 最高85km/h
[折り畳む]路線図
Linemap of Toyokawa Line.svg
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[表示]停車場・施設・接続路線
豊川線(とよかわせん)は、国府駅から豊川稲荷駅までを結ぶ名古屋鉄道(名鉄)の軌道路線である。全線が愛知県豊川市内にある。
目次 [非表示]
1 概要
1.1 路線データ
1.2 東海地震への対応
2 歴史
2.1 年表
3 運行形態
3.1 快速特急・特急
3.2 急行・準急
3.3 普通
3.4 正月・多客輸送
4 沿線概況
5 駅一覧
6 脚注
6.1 注釈
6.2 出典
7 関連項目
概要[編集]
豊川稲荷への参詣路線として年末年始には混雑する。全線が鉄道事業法ではなく軌道法に基づく軌道として建設されたが、全区間専用軌道で、自動閉塞を採用し、鉄道線と同じ大型の電車が運行される。ただし、開業当初は「豊川市内線」と呼ばれ、路面電車タイプの電車が充当されていた。岐阜地区の岐阜市内線・美濃町線・田神線が2005年3月31日限りで廃止された後は、名鉄唯一の軌道線となった。
運賃計算区分はC(運賃計算に用いる距離は営業キロの1.25倍)。すべての駅でmanacaなどの交通系ICカード全国相互利用サービス対応カードが使用できる。国府駅と豊川稲荷駅以外の中間駅はすべて無人駅である。
なお、『鉄道要覧』による起点は国府駅だが、列車運行および旅客案内、列車番号の設定においては、豊川稲荷駅から国府駅へ向かう列車が下り、逆方向が上りとなっている。
路線データ[編集]
路線距離(営業キロ):7.2 km
軌間:1067mm
駅数:5駅(起終点駅含む)
複線区間:なし(全線単線)
電化区間:全線(直流1500V)
閉塞方式:自動閉塞式
交換可能駅:諏訪町駅をのぞく全駅・信号場
最高速度:85 km/h(国府駅 - 八幡駅間)
最小曲線半径:200m(稲荷口駅 - 豊川稲荷駅間)
軌条:50kgPS、50kgN
東海地震への対応[編集]
豊川線では国府駅 - 豊川稲荷駅間の全線が東海地震の防災対策強化地域に含まれており、東海地震に関する警戒宣言が発令された場合、列車の運行が休止されることになっている[1]。
歴史[編集]
戦時中現在の諏訪町駅付近に豊川海軍工廠が置かれたため、軍需物資輸送および通勤客輸送を目的に建設された。戦時中のため、レールは他線区からの流用品で賄われた(どこから流用されたかは「旧・西尾線(岡崎新 - 西尾)」[2]、「碧西線(今村 - 西尾)」[3]、「渥美線(三河田原 - 黒川原)」[4] など諸説ある)。豊川変電所は渥美線の天白変電所の機器、車両は瀬戸線や揖斐線・谷汲線の車両を転用して賄われた。
終戦後、豊川市によっていち早く路線延長の計画が進められ、1948年には運輸省の許可を得て、都市計画街路に沿う形で、市役所前駅 - 豊川駅前広場間の路線延長に取り掛かるものの、着工直前に街路の拡張に関して土地問題がこじれ、中止を余儀なくされている。
名古屋・岡崎方面からの豊川駅までの乗り入れは、1926年に伊奈駅から分岐して小坂井駅に至る小坂井支線を通り、小坂井駅から豊川鉄道線(現在の飯田線)に直通運転することで果たしており、豊川鉄道が飯田線として国有化された後も続行した。しかし、次第に豊川鉄道時代のような運行が困難となり、抜本的な輸送力増強が必要となったため、1954年に豊川線が豊川稲荷駅まで延伸、小坂井支線は廃止された。
冒頭で述べたように現在も軌道法に準拠する路線であるが、線路設備や運転取扱いは鉄道線である他路線と同格であり、使用車両の制限もない。600V時代に限っては、鉄道線車両モ100形に代わるまで軌道線車両のモ30形が運行されていた(いずれも木造単車)。1953年の昇圧後は1500V車両のほぼ全車種が入線した経歴があり、1970年代には朝ラッシュ時に3880系が運用されたり、初詣特急としてキハ8000系が入線したこともある。2005年までは8800系の団体列車が月に1回運行されていた。ただし本線系の車両のうちキハ8500系(2001年に会津鉄道へ譲渡)とレールバス(キハ30形など。2004年に全廃)、地下鉄直通車の100系と300系、および2000系だけは今まで入線した記録がない。また旧性能車の時代は2両組成が主体で、OR車(AL車4両固定組成)の入線は少なかった。過去に運用または入線したが2010年現在の時点で当線の定期運用がない車両は1000-1200系列と2扉SR車それに2代目5000系程度である。
設備面では、木製架線柱が比較的遅くまで残っていたが、2000年頃にほとんどがPC柱に更新された。途中駅・信号場の行き違い設備の分岐器は当初はすべてスプリングポイントで、正月輸送期間以外は使用せず直線側に固定されていた(つまり全線で1閉塞であった)が、1982年の自動閉塞化時に稲荷口駅をのぞいて遠隔操作化され、通年使用されるようになった。また、この時各行き違い設備に出発信号機が設置され、交換時は左側通行となっている。それまでは場内信号機のみで正月期間のみの使用、スタフ受渡しのため右側通行であった[注釈 1]。また、同じ正月輸送期間内でも、すべての行き違い設備を使用する(4閉塞に分かれる)のは毎時最大6往復を運行する1月1日 - 7日頃までの毎日と2月11日頃までの休日のみで、それ以外の同期間内の平日は諏訪新道駅(→信号場)のみ使用(2閉塞)の毎時最大4往復運転であった。
年表[編集]
1945年(昭和20年)2月18日 - 豊川市内線として国府駅 - 市役所前駅(現、諏訪町駅)間が開業。
1946年(昭和21年)6月1日 - 野口駅を市田駅に改称。
1948年(昭和23年)10月15日 - 第二師範前駅、高等師範前駅開業。
1949年(昭和24年)
10月1日 - ダイヤ改正。朝夕時のみ停車していた第二師範前駅、高等師範前駅に全列車が停車するようになる[5]。
12月1日 - 第二師範前駅を八幡口駅に改称。
1953年(昭和28年)12月16日 - 架線電圧を600Vから1500Vに昇圧。国府駅 - 八幡口駅間の白鳥駅廃止。
1954年(昭和29年)
4月1日 - 市役所前駅 - 稲荷口駅間が開業。高等師範前駅を新道駅に改称。
12月25日 - 稲荷口駅 - 新豊川駅(現、豊川稲荷駅)間が開業し全通。豊川線に改称。伊奈駅 - 小坂井駅間の小坂井支線廃止。
1955年(昭和30年)
1月20日 - 新道駅を諏訪新道駅に、市役所前駅を諏訪町駅に改称。
5月1日 - 新豊川駅を豊川稲荷駅に改称。
1966年(昭和41年)3月25日 - ダイヤ改正。線内折返し特急を新設[6]。
1968年(昭和43年)5月12日 - ダイヤ改正。東岡崎駅 - 豊川稲荷駅間に準急を設定[7]。
1969年(昭和44年)7月26日 - ダイヤ改正。線内折返し特急廃止[8]。
1970年(昭和45年)12月25日 - ダイヤ改正。準急列車の名古屋本線直通を廃止し、朝夕時の線内運行のみの設定となる[8]。
1972年(昭和47年)6月1日 - 八幡口駅・市田駅・諏訪新道駅を廃止、新設の八幡駅に統合。八幡口駅・諏訪新道駅は信号場として存続。また、線内の全駅が6両編成停車可能なホームを有するようになった。
1974年(昭和49年)9月17日 - ダイヤ改正。基本運行パターンを東岡崎駅直通(名古屋本線内も普通)から線内折り返しに変更。
1977年(昭和52年)3月20日 - ダイヤ改正。名古屋本線直通優等列車を日中に2往復設定[7]。
1982年(昭和57年) - 閉塞方式をスタフ閉塞から自動閉塞に変更。同時にCTCを導入し(管理駅は国府駅)途中駅および信号場の交換設備を通年使用するようになる。稲荷口駅のみを通過していた準急を廃止。
1985年(昭和60年)3月14日 - ダイヤ改正。名古屋本線直通急行を新設(当初は犬山線経由新岐阜発着)[9]。
1987年(昭和62年)1月1日 - ダイヤ改正。新岐阜行き直通急行の経路を犬山駅経由から新一宮駅経由に変更[8]。
1988年(昭和63年)1月 - 前年の国府駅橋上駅舎化に伴い、正月輸送で毎時7往復運行を試行(2代目3300系を使用。この年限り)。
1991年(平成3年)1月 - 前年の特急政策変更に伴い、正月輸送で「新春ライナー」「全車一般席特急」を運行。
1993年(平成5年)8月12日 - ダイヤ改正。通年運転の特急を新設[10]。
1996年(平成8年)12月14日 - 八幡駅付近の高架化完成。これに先立ち八幡口信号場を廃止。区間最高速度を国府駅 - 八幡駅間で15km/h向上して85km/hに、八幡駅 - 諏訪新道信号場間では10km/h向上して70km/hとなる。
2005年(平成17年)
1月29日 - ダイヤ白紙改正。通年運転の普通列車を毎時2本追加する[11]。平日朝のみ一部特別車の特急1往復を設定。土休日の全車特別車特急の運行が廃止された[12]。
12月14日 - 諏訪町駅をのぞく全駅で、トランパスが利用可能となる。
2007年(平成19年)3月14日 - 諏訪町駅が無人化され、同駅でトランパスが利用可能となる。
2008年(平成20年)12月27日 - ダイヤ改正。快速急行を廃止し新たに準急を設定[13]。
2011年(平成23年)
2月11日:ICカード乗車券「manaca」が利用可能となる。
3月26日:ダイヤ改正。線内運転の普通のみすべてワンマン運転化[14]。豊川稲荷駅 → 名鉄岐阜駅間に快速特急を2本新設[15]。
2012年(平成24年)2月29日 - トランパスの利用が終了。
運行形態[編集]
平日朝は豊川稲荷発下り基準でみると、5時台が初電の1本、6時台が国府止まり1本の後名古屋本線直通の急行が3本、7時台は快速特急・特急が各1本で間に線内折り返しの普通が2本、8時台は普通のみの4本運行となっている。
昼間から夕方は名古屋本線直通の急行または準急と線内折り返しの普通列車(平日1本のみ名古屋本線東岡崎駅から直通)が交互に走り、毎時4往復運転されている。快速特急・特急も含めすべての優等種別列車は線内の各駅に停車する(ただし快速特急・特急は特別停車扱い[16])。土・休日の20時以降は名古屋本線直通の準急のみ毎時2本、22時から23時台の終電までは平日、土・休日ともに上りは準急、下りは国府行き普通のみの毎時2本になり、最終の豊川稲荷行きのみ国府発である。
以前は車両が国府駅で夜間滞泊のため初電前と終電後に回送列車が運行されたが、現在は終電の車両(3500系・3300系などの3000番台車両の6両)がそのまま豊川稲荷駅で夜間滞泊し翌日の初電となる。
現行ダイヤでは、昼間 - 夕刻は上下列車の行き違いが八幡駅で毎時4回(本線直通列車同士・線内列車同士)、稲荷口駅で同2回(上り急行または準急と下り普通)行われる。豊川線では国府駅の場内・遠方信号機をのぞきすべて2灯式信号機で、安全側線もないため、行き違いの際は、両駅および諏訪新道信号場とも必ず一方の列車が先着してから対向列車が進入する。
国府駅では名古屋本線に接続・直通しているものの、急行に接続・直通している例が多く、特急・快速特急に接続・直通する例は少ない。現行ダイヤでは、名古屋方面行き直通列車は国府にて3分で豊橋行き急行に、逆の本線からの直通列車は豊橋駅発の特急からも5 - 7分で接続する。普通国府止まりは終点の国府にて4分で名古屋方面特急に接続するが、この列車のみ豊橋行きへの接続はない。また、普通国府発は上下両方向の本線急行から接続する。
このような接続状況のため、日中に豊川稲荷駅から名古屋市内へ移動する場合、同駅から豊川線を利用するより、豊川駅からJR飯田線を利用して豊橋駅まで行き、名古屋本線の特急・快速特急、または、JR東海道本線の快速・新快速・特別快速に乗り換える方が早い場合もある。名古屋本線直通急行・準急の場合、国府駅で快速特急の通過を待って発車し、国府駅 - 名古屋駅の所要時間も1時間前後かかるため、実際には普通国府行きから特急に乗り換えるパターンが最も速く、豊川稲荷駅から名古屋駅までちょうど1時間で到達し、特急一般車で座れる確率も高い。
2011年12月17日のダイヤ改正以降の種別ごとの基本ダイヤは以下のようになっている。
快速特急・特急[編集]
朝の名鉄岐阜行き特急(91列車)
「名鉄特急」も参照
平日朝7時台に、下り方面にのみ一部特別車の快速特急(83列車)と特急(91列車)が各1本設定されている[17]。2本とも2200系または1700系による運行で、快速特急は国府から3100系または、3150系を連結した8両で運行する。
快速特急・特急ともに豊川線内の各駅(始発の豊川稲荷駅、本線特急標準停車駅の国府駅を含む)に特別停車するほか、名古屋本線の本宿駅・美合駅にも特別停車するため、実質的に東岡崎駅まで急行と同じ停車駅になっており、特急との違いは新安城駅通過の有無のみとなっている[16][注釈 2]。
2011年3月以前の状況にさかのぼると、まず2005年1月29日改正から2011年3月26日改正までは平日朝に2200系による一部特別車運用が1往復(上りは新鵜沼発、下りは名古屋行き)設定されており、登場時は2200系唯一の本線東部、豊川線定期運用であった[12]。
また、1993年8月12日改正[10] から2008年12月26日改正まで[13] は全車特別車特急も設定されており、2005年1月29日改正前まではラッシュ時間帯で1時間に1本[18](平日朝の1本は1600系の唯一の重連運用)設定されていたが、末期は平日1往復(412列車、283列車)に減便されていた[19]。当該列車は1000系4両編成による運行で、前日夜に名鉄名古屋駅から豊川稲荷行きとして運転された後国府駅で停泊し、翌朝豊川稲荷発新鵜沼行き(2007年6月29日改正までは国府駅で4両増結)として運行していた。線内の途中停車駅は諏訪町駅のみで、名古屋本線の美合駅にも特別停車していた[注釈 3]。
急行・準急[編集]
八幡駅に進入する名鉄一宮行き準急
昼間は急行、朝と夕方以降は準急が毎時2本設定されており、すべて名古屋本線へ直通(基本的には、名鉄一宮駅発着)しており、線内のみの運行はない。
急行・準急ともに線内は各駅に停車。準急は名古屋本線の藤川駅・男川駅にも停車し、東岡崎駅以西は急行として運行する。また、名古屋本線内では、昼間(平日のみ)は有松駅と二ツ杁駅、朝と夕方以降は大里駅にも特別停車する。一部をのぞき、上りは鳴海駅、下りは堀田駅にて特急に追い越されるほか、下りは国府駅で豊橋発の快速特急の通過待ちをして発車する。さらに夕方 - 夜間の上り準急は、国府駅を発車と同時に豊橋行き快速特急に追い越される。
車両は6両編成が基本(平日昼間を中心に一部は4両。鳴海駅などで増解結をする場合あり)で、3500・3700・3100系・3300・3150系による運行がほとんどであるが、6000・6500・6800系による運行もある。このため、名古屋本線内は最高速度の最も低い6000系に合わせた最高速度100km/hのダイヤとなっている。
1987年1月1日改正以降[8] は基本的に名鉄岐阜駅(本線経由)発着だったが、2008年12月27日改正より昼間帯の一部は名鉄一宮駅発着に縮小され[20]、現在は朝と夜の一部をのぞいて大半が名鉄一宮駅発着となっている。回送による車両交換をのぞけば、運行は3時間30分サイクルとなっている。
また、2005年1月29日改正から2008年12月27日改正までの昼間帯下り列車は快速急行として運行されていた(停車駅は名古屋本線の栄生駅・大里駅[注釈 4] を通過する以外は急行と同じ)。また、下りは国府駅で快速特急を通過待ちした後すぐに発車し、名古屋本線の新清洲駅まで無待避で運行されており、名古屋方面への所要時間が現在よりも約8分短かった[注釈 5]。
普通[編集]
平日は21時台まで、土・休日は19時台まで線内のみ運行の普通(平日1本のみ名古屋本線東岡崎駅から直通)が毎時2本設定されている。2011年3月26日改正からワンマン運転が実施されており[14]、6800系の6828F - 6839Fのワンマン対応車による2両運転で、名古屋本線・豊橋駅発着の急行との接続を考慮したダイヤが基本になっている。
2005年1月29日改正以前は朝と夜をのぞき普通の設定はなく、名古屋本線直通の急行(線内各駅停車)のみが毎時2本運行されていた。
正月・多客輸送[編集]
かつては毎年1月になると、豊川稲荷への参拝客輸送のため、通常の急行のみのダイヤに加えて線内折り返しの普通と名古屋本線直通の特急が正月輸送として臨時運行されていた[注釈 6] が、2005年度以降は運行されていない[21][注釈 7]。
正月輸送がなくなった2006年以降数年間は、2005年1月29日改正で毎時2往復新設された線内折り返し普通(通常は6800系:2011年3月26日以降は6828F - 6839Fのワンマン対応車による2両運転)や急行(6両が基本だが日中の一部は4両で運転。ちなみに8両編成は豊川線に入れない)を正月輸送期間中に普通を4両に、急行を6両に増結することや通常は国府駅で急行に接続する線内折り返しの普通を特急に接続させることなどで、参拝客の輸送力を確保してきたが、現在は通常のダイヤで運行している。ワンマン運転の普通列車には、安全確保のためにドア扱い専任の乗務員が1名乗り込んでいる。
名鉄ハイキング開催時には線内折り返しの普通が4両で運転されることがある。
2013年11月9日、10日は豊川市で開催されるB-1グランプリ in 豊川にあわせ9時台から16時台まで線内折り返しの普通列車を増発し毎時6本の運転とすることで輸送力の増強を図った。両日は国府駅に快速特急豊橋行きが臨時停車し、特急豊橋行きと急行豊橋行きから普通豊川稲荷行きに接続するダイヤとし、9日は急行、準急が6両、線内折り返しの普通が4両で運転されていたが、予想を上回る来場者が詰め掛けた影響で輸送力が限界を超え、国府駅では乗り換えの客で大混雑となった。そのため、10日は線内折り返しの普通を6両にし、8時台の列車を増発する措置を取った。
沿線概況[編集]
国府駅を出ると、0.5キロポストの先まで名古屋本線と並行する。その後左に半径600mのカーブで本線と分かれ田園地帯を快走、開通当時白鳥駅があった地点から23パーミルの勾配を登り、1996年に完成した高架区間へ入ると付近は住宅地となり、まもなく八幡駅に到着する。駅周辺は、北側には飲食店やスーパーマーケット、南側一帯は大手メーカーや地元企業の製菓工場を擁する野路工業団地と呼ばれる工業団地が広がっている。また駅に隣接して2013年5月に豊川市民病院が移転開設された。八幡駅を出ると旧市田駅があった付近で再び地上に下り、諏訪新道信号場を過ぎると両側に道路(県道諏訪停車場線)が並行し、ほどなく諏訪町駅に到着する。付近は戦後になって公共施設や商業施設などが集積し豊川市の中心市街地として発展してきた地区である。同駅の稲荷口駅方には豊川市中心部と豊橋市を結ぶ南大通(県道豊橋豊川線)と交差する踏切があり、車がひっきりなしに通る。
諏訪町駅から稲荷口駅までは、途中の佐奈川橋梁部分以外は線路両側に道路が沿っている。1960年代までは線路と道路を仕切る柵がなかった。区間最高速度は60km/hまで下がる。稲荷口駅は一時期の終点で、かつては南側に留置線が1線あった。稲荷口駅から終点の豊川稲荷駅までは家と家の間をすり抜けるように走り、区間最高速度は55km/h。左に半径200mで急カーブしてJR飯田線の線路が近づき、姫街道の踏切を過ぎてJR豊川駅の大きな建物が見えてくると終点、豊川稲荷駅に到着である。
駅一覧[編集]
全駅愛知県豊川市に所在。
普通は全駅に停車(表中省略)
停車駅は2011年12月17日改正時点。
快速特急、特急は平日に豊川稲荷駅発のみ各1本が存在し各駅に停車するが、名古屋本線東岡崎駅までの停車駅はすべて特別停車扱いとなっている[16]。
凡例
停車駅 … ●:全列車停車 ▲:特別停車 |:通過
線路(全線単線) … |:交換不可 ∨・∧・◇:交換可能駅・信号場
駅番号 駅名 駅間キロ 営業キロ 準急 急行 特急 快速特急 接続路線 線路
NH04 国府駅 - 0.0 ● ● ▲ ▲ 名古屋鉄道:名古屋本線 (NH)(直通) ∨
TK01 八幡駅 2.5 2.5 ● ● ▲ ▲ ◇
諏訪新道信号場 - (3.8) | | | | ◇
TK02 諏訪町駅 1.9 4.4 ● ● ▲ ▲ |
TK03 稲荷口駅 1.6 6.0 ● ● ▲ ▲ ◇
TK04 豊川稲荷駅 1.2 7.2 ● ● ▲ ▲ 東海旅客鉄道:飯田線(豊川駅) ∧
脚注[編集]
注釈[編集]
^ 1973年 - 1982年当時における毎時6往復運行の内訳は座席指定特急・特急(1978年から高速)・普通が各2往復ずつ。ネットダイヤで線内所要時分は列車種別に関わらず下りは14分、上りは19分かかっていた。
^ この時間帯は、名古屋方面の速達列車は特急・快速特急が中心(特に豊橋発の列車は特急・快速特急のみ)となり、急行・準急は少ないため、補完のために特別停車を増やしている。
^ 2005年1月29日改正で快速特急が登場するまでは新安城駅、国府駅も特別停車扱い。
^ 当時、大里駅は急行標準停車駅。現在は朝と夕方以降の急行が特別停車。
^ 当時、豊橋駅から中部国際空港駅間の特急が昼間帯に毎時1本設定されており、名古屋方面直通が1本減るため、補完する形で国府から名古屋方面へ追い越しなしで先着するダイヤになっていた。
^ さらに遡ると線内折り返しの高速(1991年から全車一般席特急、晩年は快速急行。特急と同じく諏訪町駅にのみ停車)も設定され、線路容量をフルに用いたネットダイヤで正月輸送を行っていた。
^ 廃止要因としては、空港線開業によって臨時特急の発着枠がミュースカイになったため名古屋付近の線路容量が限界に達したことと、年々輸送人数が減っていたこと、豊川線特急に使われる1000系や1600系が空港系統の快速特急に使われたこと(2007年以降はなし)、2007年に1000系が大量に廃車となったことなどが挙げられる。
出典[編集]
^ “列車運行に支障がある場合の取扱い”、名古屋鉄道、2014年10月15日閲覧。
^ 徳田耕一 『名鉄の廃線を歩く』 JTB、2001年、132頁。ISBN 978-4533039232。
^ 『名古屋鉄道社史』 名古屋鉄道、名古屋鉄道、1961年、253-254頁。ASIN B000JAMKU4。
^ 『写真アルバム 岡崎・西尾の昭和』 加藤安信、樹林舎、2011年、96頁。ISBN 978-4902731439。
^ 白井良和「名古屋鉄道 豊川線のあゆみ」、『鉄道ピクトリアル』第370巻、電気車研究会、1979年12月、 79頁。
^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編) 『名古屋鉄道百年史』 名古屋鉄道、1994年、1018頁。
^ a b 白井良和「名古屋鉄道 豊川線のあゆみ」、『鉄道ピクトリアル』第370巻、電気車研究会、1979年12月、 80頁。
^ a b c d 今尾恵介、原武史(監修) 『日本鉄道旅行歴史地図帳 7号 東海―全線全駅全優等列車』 新潮社、2010年、50頁。ISBN 9784107900418。
^ 今尾恵介、原武史(監修) 『日本鉄道旅行歴史地図帳 7号 東海―全線全駅全優等列車』 新潮社、2010年、51頁。ISBN 9784107900418。
^ a b 徳田耕一「1993年8月 地下鉄鶴舞線全通と名鉄ダイヤ改正」、『鉄道ピクトリアル』第581巻、電気車研究会、1993年10月、 59頁。
^ 徳田耕一「名古屋鉄道空港線開業―1月29日名鉄ダイヤ改正」、『鉄道ピクトリアル』第761巻、電気車研究会、2005年5月、 116頁。
^ a b 徳田耕一「名古屋鉄道空港線開業―1月29日名鉄ダイヤ改正」、『鉄道ピクトリアル』第761巻、電気車研究会、2005年5月、 117頁。
^ a b “平成20年12月27日(土)にダイヤ改正を実施 ―もっと身近に ますます便利―”、名古屋鉄道、 2014年10月15日閲覧。
^ a b 徳田耕一 『まるごと名古屋の電車 激動の40年: 愛知・三重・岐阜 昭和後期 - 平成 鉄道の記録』 河出書房新社、2014年、187頁。ISBN 9784309226101。
^ “2011年3月26日(土)から新ダイヤスタート ―朝の特急がより便利に―”、名古屋鉄道、 2014年10月15日閲覧。
^ a b c 『名鉄時刻表 Vol.26 2011.12.17号』 名古屋鉄道、2011年、②頁(丸2頁)。
^ 『名鉄時刻表 Vol.26 2011.12.17号』 名古屋鉄道、2011年、54頁。
^ 『名鉄時刻表 Vol.19』 名古屋鉄道、2003年、82-83、288-289頁。
^ 『名鉄時刻表 Vol.22』 名古屋鉄道、2007年、82-83頁。
^ 豊田浩基「名古屋鉄道 列車運転の興味」、『鉄道ピクトリアル』第816巻、電気車研究会、2009年3月、 236頁。
^ “平成 17 年度年末年始輸送について ―空港アクセス特急の増発や車両の増強を実施― ―豊川線、モノレール線で時刻変更と車両の増強などを実施―”、名古屋鉄道、 2014年10月15日閲覧。
関連項目[編集]
ウィキメディア・コモンズには、名鉄豊川線に関連するカテゴリがあります。
日本の鉄道路線一覧
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表 話 編 歴
Meitetsu logomark w.svg 名古屋鉄道の路線
名鉄豊川市内線に関するカテゴリ: かつて存在した路面電車路線
カテゴリ: 中部地方の鉄道路線名古屋鉄道の鉄道路線愛知県の交通
名古屋市営地下鉄東山線
名古屋市営地下鉄 東山線
シンボルマーク
N1000形電車
N1000形電車
基本情報
国 日本の旗 日本
所在地 愛知県の旗 愛知県名古屋市
種類 地下鉄
路線網 名古屋市営地下鉄
起点 高畑駅
終点 藤が丘駅
駅数 22駅
路線記号 H
路線番号 1号線
路線色 黄色(菜種色、ウィンザーイエロー)
DIC165、マンセル値5Y 8/12[1]
開業 1957年11月15日
最終延伸 1982年9月21日
所有者 名古屋市交通局
運営者 名古屋市交通局
路線構造 地上区間:一社 - 藤が丘間
車両基地 高畑車庫、藤が丘車庫・藤が丘工場
使用車両 車両の節を参照
路線諸元
路線距離 20.6 km
軌間 1,435 mm
線路数 複線
電化方式 直流600 V 第三軌条方式[2]
最小曲線半径 125 m
閉塞方式 車内信号式
保安装置 CS-ATC、ATO
最高速度 65 km/h
[折り畳む]路線図
Linemap of NMS Higashiyama Line.svg
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東山線(ひがしやません)は、愛知県名古屋市中川区の高畑駅から同市名東区の藤が丘駅までを結ぶ、名古屋市営地下鉄の路線。正式名称は名古屋市高速度鉄道第1号線。ラインカラーは黄色(菜種色、ウィンザーイエロー ■)で、杉本健吉の提案による旧車両の車体色に由来する。
すべての駅でmanacaが使用できる。
目次 [非表示]
1 概要
1.1 路線データ
2 運行形態
3 車両
3.1 現用車両
3.2 過去の使用車両
4 歴史
5 利用状況
6 駅一覧
6.1 新駅計画
7 脚注
8 関連項目
概要[編集]
名古屋市で最初に開業した地下鉄路線である。同市内を東西に横断し、都心部の名駅地区(地下鉄のほか新幹線・JR在来線・名鉄・近鉄・名古屋臨海高速鉄道の名古屋駅周辺)と栄を通って市東部を結んでいる。一社駅 - 上社駅間から藤が丘駅までは地上区間で高架線となり、本郷駅 - 藤が丘駅間で東名高速道路を跨ぐ。東端の藤が丘駅では愛知高速交通東部丘陵線(リニモ)に接続し、名古屋市営地下鉄の路線で唯一、名東区を通っている。名古屋市営地下鉄の中で最も利用者が多いだけでなく、純利益額は日本の公営地下鉄では大阪市営地下鉄御堂筋線に次ぐ第2位である(参照:日本の地下鉄)。
名古屋市営地下鉄で最初に開業した路線であるため、駅の雰囲気は全体的に古く、桜通線などの新規建設路線と比べると島式ホームが少ない。名古屋市街の中でも主要部を走るため利用者は非常に多く、朝ラッシュ時には約2分間隔、夕ラッシュ時は約3分間隔で列車が走り、日本国内でも有数の高頻度運行路線である。
建設費抑制のため、トンネル断面が小さく、小型車両が用いられている[3]。したがって、高頻度で運転されてはいるが、名古屋駅 - 栄駅間を中心に車内は終日混雑する。また同市東部(星ヶ丘駅 - 藤が丘駅間)も住宅密集地のため、終日にわたって比較的混雑している。一方、名古屋駅以西はJR関西本線や近鉄名古屋線も八田駅・近鉄八田駅に停車すること、また都心からの直通バスが多く走っていることなとから、比較的空いている。
1980年代には、最混雑区間である名古屋駅→伏見駅間の混雑率が250%を超えていたが、1989年に今池駅までバイパス路線の役割を担う桜通線が開業した後は180%程度まで落ち着いた。その後も名城線の環状化、桜通線の延伸など他路線の利便性の向上に伴って輸送量の減少が続き、2010年度以降は混雑率が140%程度で推移している。
車両基地は、両端の藤が丘駅と高畑駅に存在する。当初は栄駅の東側[4]や池下駅の北側[5]にあった。
2005年に開催された愛知万博を契機に、日本語のほか、在住者の多い英語・標準中国語・ポルトガル語(ブラジルポルトガル語)・朝鮮語の計5か国語による車内放送が、名古屋駅発車時(藤が丘行)と到着時(高畑行)、藤が丘駅到着時、そして藤が丘駅停車中(高畑行)に流れるようになり、万博閉幕後の現在も継続されている。このことは、名古屋市内で地下鉄、名鉄などの主要駅や幹線道路沿いに5か国語表示の案内の設置を進める先駆けとなった。
使用されている接近メロディは、藤が丘方面が「ドリーム」、高畑方面が「イエローライン」である。
2015年9月から2016年2月にかけて、高畑駅から順次各駅に可動式ホーム柵(ホームドア)が設置され[6][7]、藤が丘駅を最後に全駅に設置が完了した。これに伴い2015年9月1日のダイヤ変更から運転システムのATO化が行われたが、これとほぼ同時に高畑駅 - 藤が丘駅間の所要時間が37分から40分と少し延びている。そして2016年7月1日から高畑駅 - 亀島駅間と池下駅 - 藤が丘駅間の各区間でワンマン運転が開始された[8]。亀島駅 - 池下駅間は従来通り車掌が乗務していた。2017年7月1日からは全線区間でワンマン運転が開始されている[9]。
ホームドアは、女性専用車両が停車する位置のものは薄い黄色で、他は白色となっているが、一部、駅の雰囲気に合わせ、女性専用車以外は異なった色で塗られていることも多い。また、線路側に掲出されている駅名標には、各駅ごとに駅カラーを定めている。
路線データ[編集]
[隠す]停車場・施設・接続路線
凡例
tKBHFa
0.0 H01 高畑駅
KDSTCCaq tABZgr
高畑車庫
0.9 H02 八田駅
STRq
JR東海:関西本線
STRq
近鉄:名古屋線(近鉄八田駅)
tBHF
2.0 H03 岩塚駅
tBHF
3.1 H04 中村公園駅
tBHF
3.9 H05 中村日赤駅
tBHF
4.6 H06 本陣駅
tBHF
5.5 H07 亀島駅
STR+l STRq STRq STRq tKRZ STRq
東海道新幹線 JR東海:東海道新幹線
STR STR+l STRq STRq tKRZ STRq
JR東海:東海道本線
STR STR STR+l tKRZ STRq
名鉄:名古屋本線
STR STR tSTRa tSTR
Nagoya Subway Logo (Sakura-dori Line).svg 桜通線
tSTRq tKRZt
tSTRq
6.6 H08 名古屋駅
STR
近鉄名古屋駅・名鉄名古屋駅
KRZt KRZt tSTRr tSTR tSTR
近鉄:名古屋線
KRZo ABZgr tSTR tSTR
名臨高:あおなみ線
KRZo ABZgr tSTRc2 tSTR3 tSTR
JR東海:関西本線
STRr STR tSTR+1 tSTRc4 tSTR
JR東海:東海道新幹線
STRq ABZgr tSTR tSTR
JR東海:中央本線
STRq STRr tSTR tSTR
JR東海:東海道本線
STRq tSTRaq tSTRr tSTR
名鉄:名古屋本線
etBHF
柳橋駅 (未成駅)
tWSTR
堀川
tSTR
Nagoya Subway Logo (Tsurumai Line).svg 鶴舞線
tSTRq tTBHFt tSTRq
8.0 H09 伏見駅
tSTR
Nagoya Subway Logo (Meijo & Meiko Line).svg 名城線
tSTRq
tSTRq
9.0 H10 栄駅
栄町駅 名鉄瀬戸線→
tBHF
10.1 H11 新栄町駅
STR+r tSTR
JR東海:中央本線
11.0 H12 千種駅
STRl tKRZ STRq
tSTR
Nagoya Subway Logo (Sakura-dori Line).svg 桜通線
tSTRq tTBHFt tSTRq
11.7 H13 今池駅
etABZg+l exKDSTCCeq
旧池下車庫
tBHF
12.6 H14 池下駅
tBHF
13.2 H15 覚王山駅
tSTR
Nagoya Subway Logo (Meijo & Meiko Line).svg 名城線
tSTRq tTBHFt tSTRq
14.2 H16 本山駅
tBHF
15.1 H17 東山公園駅
tBHF
16.2 H18 星ヶ丘駅
tBHF
17.5 H19 一社駅
tSTRe
SKRZ-Au
名古屋第二環状自動車道
BHF
18.6 H20 上社駅
BHF
19.3 H21 本郷駅
SKRZ-Ao
東名高速道路
20.6 H22 藤が丘駅
utSTR STRl KDSTeq
藤が丘車庫・藤が丘工場
utSTR
愛知高速交通:東部丘陵線
路線距離(営業キロ):20.6km
軌間:1435mm
駅数:22駅(起終点駅含む)
複線区間:全線
電化区間:全線(直流600V・第三軌条方式)
地上区間:一社 - 藤が丘間
閉塞方式:ATO
最小曲線半径:125m(名古屋 - 伏見間)
最高速度:65km/h
駅構内は全体的に低天井(本山駅)
路線東側は高架区間(上社駅付近)
名古屋のベッドタウンと都心を連絡する。直上道路は名二環上社JCT。
運行形態[編集]
原則として全線通しの運転であるが、始終発は以下の通り区間運転となる(2016年現在)。
藤が丘方面
始発:岩塚駅発
終発:星ヶ丘駅止まり
高畑方面
始発:池下駅発
始発の次:星ヶ丘駅発
終発:岩塚駅止まり
ダイヤは、平日が朝ラッシュ時2分間隔、昼間時4 - 5分間隔、夕ラッシュ時3分間隔、早朝・夜間約8分間隔、土曜・休日が朝夕4分間隔、昼間時4 - 5分間隔である。ただし、休日の昼から夕方までは平日より早く4分間隔になる。2004年の名城線環状化と同時に東山線の列車も若干減便されたものの、昼間の運転間隔は最大でも5分間隔を維持している。また、平日でも学校の夏休みや冬休みなど長期休暇の場合は「休校日ダイヤ」として通学時間帯に若干減便される(お盆・年末年始期間中に実施される平日を含めた土・休日ダイヤとは異なる)。なお、終電(終電延長時に増発される2往復の列車を含む)に限り栄駅で停車時間を長くとる。
早朝および深夜帯は、車内アナウンスの広告や乗換案内は省略され、代わりに出口の閉鎖案内が流れるようになる。また、終電は発車の際の自動放送も「○○行き、最終電車」と、終電であることを強調するものになる。
毎年の大晦日から正月三が日(1月1日 - 3日)には昼間時5分間隔の「年末年始ダイヤ」[10]で運行され、大晦日から元旦までは終夜運転が行われる(30分間隔の全線通し[11])
1969年に藤ヶ丘駅(現・藤が丘駅)まで延伸開業してから、1982年に高畑駅まで開業するまでの間は、星ヶ丘駅折り返しの列車も多く運転されていた(1975年までは同駅折り返し列車の方が多かった)が、それ以降、星ヶ丘駅行は終電のみの運行となっている。なお、現在でも台風などによる地上区間の運転休止の場合、星ヶ丘駅で折り返しをしている。その際、同駅から藤が丘駅までは市バスによる代行運転が行われる。
岩塚駅始発の電車は、線路工事等の都合上、2番ホーム(高畑駅方面乗り場)から発車する場合もある。
現在のダイヤでは池下駅止まりの定期営業列車は存在しない[12]が、夜間には同駅からの始発列車へ送り込むため、藤が丘駅から池下駅へ毎日1本定期回送列車が運行されており、同駅到着後、今池寄りの引上線にて夜間滞泊する。
2014年7月4日から毎週金曜日および休前日(お盆・年末年始を除く)に限り0時台(始発駅基準)に2往復増便し、終電を45分繰り下げている[13]。この列車の運転は、2013年12月20日と27日の両金曜日に試行し[14]、その結果により本格実施に至った。なお、この増便が行われる時間帯は、名古屋市営バスの深夜1号系統のうち、0時45分発の栄発藤が丘行と23時55分発の藤が丘発栄行を運行しない。
車両[編集]
東山線で使用される5050形電車(左)と使用されていた5000形電車(右)
東山線は建築限界の関係で、使用されている車両の大きさが小さいのが特徴である。車体長は15.5m級、車体幅は2.5m級であり、東京メトロ銀座線の車両の大きさに近い寸法となっている。
また、小断面化と軽量化のための工夫が随所に見られ、小径弾性車輪、直角カルダン駆動、モノコック構造の車体、床下機器のボディーマウントなど、市電時代からのアイディアも取り入れた新機軸が多数盛り込まれた。5000形登場前までの車両は、天井の低い室内での蛍光灯の隅配置(天井と幕板の接合部に配置)や、網棚の非設置など、日本では他にあまり見られない特徴を持っている。車両の長さは、15mとなっている。また、2015年8月30日限りで5000形が営業運転を終了したことにより、名古屋市営地下鉄の路線の中で、鶴舞線を除いてVVVFインバータ制御を搭載した車両に統一され、上飯田線に次いで2番目に車椅子スペース設置率100%を達成した。
名古屋市営地下鉄で初めて、女性専用車両が設定された路線でもある。東山線での設定は、藤が丘方面行車両の先頭から4両目(高畑方面行では先頭から3両目)である。2002年9月30日から痴漢行為等迷惑行為防止を目的として平日始発から9時までの時間帯1両を女性専用とし、翌2003年から本格的に実施された。その後、2008年6月2日からは17時 - 21時の時間帯にも設定、2015年4月からは終日設定となった。なお、女性専用車両であることを示す黄色いステッカーを車体側面に貼付し、駅では2008年6月2日の時間帯拡大時より接近放送の最後に「只今の時間、女性専用ステッカーのある車両は、女性専用となっています。」の放送がなされる。女性専用車両は、ホームドアとホーム上にもステッカーが貼られており、女性専用車両のホームドアは薄い黄色に設定されている。
2015年9月1日のダイヤ変更からATOによる自動運転が開始された。なお、ATO運転は1960年 - 1962年に名古屋駅 - 栄町駅(現・栄駅)間で本格テストを行ったことがある。
現用車両[編集]
5050形
N1000形
過去の使用車両[編集]
100形・200形・250形・500形・700形
300形・800形
5000形
歴史[編集]
1950年(昭和25年)1月19日 建設省告示第9号で計画決定[15]。
1954年(昭和29年)8月 名古屋 - 栄町間を着工[15]。
1957年(昭和32年)11月15日 1号線として名古屋駅 - 栄町駅(現在の栄駅)間 (2.4km) が開業[2]。100形電車営業運転開始。
1960年(昭和35年)
6月15日 栄町駅 - 池下駅間 (3.6km) が開業。
10月21日 名古屋駅 - 栄町駅間でATOの本格的テスト開始(1962年8月終了)[16]。
1963年(昭和38年)4月1日 池下駅 - 東山公園駅間 (2.5km) が開業[2]。
1964年(昭和39年) 200形電車登場。
1966年(昭和41年)6月1日 栄町駅を栄駅、伏見町駅を伏見駅にそれぞれ改称。
1967年(昭和42年)3月30日 東山公園駅 - 星ヶ丘駅間 (1.1km) が開業[2]。300形電車営業運転開始。
1969年(昭和44年)
4月1日 中村公園駅 - 名古屋駅間 (3.5km)、星ヶ丘駅 - 藤ヶ丘駅間 (4.4km) が開業[2]。
4月25日 1号線の愛称を東山線と決定、同年5月1日から使用開始[17]。
1970年(昭和45年)12月10日 一社駅 - 本郷駅間に上社駅が開業[2]。
1980年(昭和55年)6月2日 5000形電車営業運転開始。
1982年(昭和57年)9月21日 高畑駅 - 中村公園駅間 (3.1km) が開業[2]。
1983年(昭和58年) 700形改造の250形電車登場。
1988年(昭和63年) 100形全車廃車。
1990年(平成2年) 200形全車廃車。
1992年(平成4年)5月17日 5050形電車営業運転開始。
1999年(平成11年) 250形・700形全車廃車。
2000年(平成12年)4月11日 300形電車営業運転終了。
2002年(平成14年)9月30日 女性専用車両を試行導入(2003年から本格実施)。
2004年(平成16年)
3月27日 保安方式を打子式ATSからCS-ATCに、ホームの旅客案内装置を内照式からLED式にそれぞれ更新。
10月6日 藤ヶ丘駅を藤が丘駅に改称[18]。
2007年(平成19年)3月19日 全駅で列車到着前の接近チャイムに代わり接近メロディを導入。
2008年(平成20年)
3月26日 N1000形電車営業運転開始。
5月1日:地上区間(上社駅 - 藤が丘駅間)で車内灯消灯実施。
2014年(平成26年)7月4日 金曜日および祝休日前日の最終列車の延長運転開始。
2015年(平成27年)
4月1日 女性専用車両の実施時間帯を平日の全時間帯に拡大。
8月30日 5000形電車営業運転終了[19][20]。
9月1日 可動式ホーム柵を考慮したダイヤ改正の実施と全列車ATO運転化。
9月7日 高畑駅から順次可動式ホーム柵使用開始[7]。
2016年(平成28年)
2月29日 藤が丘駅の可動式ホーム柵運用開始。この日をもって東山線全駅に可動式ホーム柵整備完了。
7月1日 高畑駅 - 亀島駅間と池下駅 - 藤が丘駅間の各区間でワンマン運転開始[8]。
2017年(平成29年)7月1日 全線でワンマン運転開始[9]。
利用状況[編集]
名古屋市営地下鉄東山線の輸送実績を下記に表す。表中、最高値を赤色で、最高値を記録した年度以降の最低値を青色で、最高値を記録した年度以前の最低値を緑色で表記している。
東山線輸送実績
年度 年間
輸送人員
(千人) 一日平均
輸送人員
(人) 輸送人キロ
(千人キロ) 輸送密度
(人/日)(%) 特記事項
1957年(昭和32年)
1970年(昭和45年) 342,093
1975年(昭和50年) 520,408
1980年(昭和55年) 560,255
1985年(昭和60年) 593,282
1990年(平成2年) 197,339 540,654 976,952 129,931
1991年(平成3年) 206,189 1,020,303 135,697
1992年(平成4年) 198,041 984,292 130,907
1993年(平成5年) 198,494 543,819 988,865 131,515
1994年(平成6年) 192,323 526,912 960,816 127,785
1995年(平成7年) 193,224 527,934 970,226 129,037
1996年(平成8年) 190,685 522,425 963,762 128,177
1997年(平成9年) 188,029 515,148 956,006 127,145
1998年(平成10年) 186,577 511,170 949,541 126,286
1999年(平成11年) 183,023 501,433 944,258 125,583
2000年(平成12年) 182,243 499,299 940,699 125,110
2001年(平成13年) 176,643 483,953 909,302 120,934
2002年(平成14年) 178,709 489,614 924,794 122,944
2003年(平成15年) 199,730 547,206 1,029,188 136,878
2004年(平成16年) 195,275 535,000 976,966 129,933
2005年(平成17年) 198,706 544,400 1,048,139 139,399 愛知万博開催
2006年(平成18年) 198,873 544,858 1,004,003 133,529
2007年(平成19年) 199,942 547,786 1,020,203 135,683
2008年(平成20年) 200,334 548,860 1,020,079 135,667
2009年(平成21年) 196,979 539,668 1,010,079 134,337
2010年(平成22年) 196,736 539,002 1,025,452 136,381
2011年(平成23年) 198,278 543,227 989,539 131,605
2012年(平成24年)
2013年(平成25年)
出典:
愛知県ホームページ
あいちの陸上交通(統計資料) 2007年4月1日 - ウェイバックマシン(2011年1月19日アーカイブ分)
陸上交通に関する統計 2011年3月9日 - ウェイバックマシン(2011年8月9日アーカイブ分)
陸上交通に関する統計 2015年3月31日
国土交通省ホームページ「ラッシュ時における混雑状況の推移」
年度 最混雑区間(名古屋 → 伏見間)輸送実績[21] 特記事項
運転本数:本 輸送力:人 輸送量:人 混雑率:%
1960年(昭和35年) 20 6,900 3,718 54 1960年6月15日、栄町駅 - 池下駅間開業
1963年(昭和38年) 26 7,332 16,584 226 1963年4月1日、池下駅 - 東山公園駅間開業
1965年(昭和40年) 30 8,550 20,070 235
1966年(昭和41年) 30 10,165 24,291 239 1967年3月30日、東山公園駅 - 星ヶ丘駅間開業
1969年(昭和44年) 30 12,784 27,393 214 1969年4月1日、中村公園駅 - 名古屋駅間、星ヶ丘駅 - 藤ヶ丘駅間開業
1970年(昭和45年) 30 12,878 30,734 239
1973年(昭和48年) 30 17,028 37,506 220
1975年(昭和50年) 30 17,100 40,392 236
1979年(昭和54年) 30 17,100 46,724 273
1980年(昭和55年) 30 17,100 45,221 265
1982年(昭和57年) 30 17,100 45,654 267 1982年9月21日、高畑駅 - 中村公園駅間開業
1985年(昭和60年) 30 17,100 42,867 251
1986年(昭和61年) 30 17,100 43,210 253
1987年(昭和62年) 30 17,100 43,896 257
1988年(昭和63年) 30 17,100 42,777 250
1989年(平成元年) 30 17,100 35,910 210 1989年9月10日、桜通線中村区役所駅 - 今池駅間開業
1990年(平成2年) 30 17,100 40,366 236
1991年(平成3年) 30 17,100 40,654 238
1992年(平成4年) 30 17,100 40,729 238
1993年(平成5年) 30 17,100 36,870 216 1994年3月30日、桜通線今池駅 - 野並駅間開業
1994年(平成6年) 30 16,920 36,446 215
1995年(平成7年) 30 16,920 36,068 213
1996年(平成8年) 30 16,920 35,347 209
1997年(平成9年) 30 16,920 33,692 199
1998年(平成10年) 30 16,920 33,205 196
1999年(平成11年) 30 16,920 32,007 189
2000年(平成12年) 30 16,920 31,215 184
2001年(平成13年) 30 16,920 31,272 185
2002年(平成14年) 30 16,920 30,752 182
2003年(平成15年) 30 16,920 28,898 177
2004年(平成16年) 30 16,920 30,796 182
2005年(平成17年) 30 16,920 29,794 176
2006年(平成18年) 30 16,920 29,398 174
2007年(平成19年) 30 16,920 29,383 174
2008年(平成20年) 30 19,314 29,056 150
2009年(平成21年) 30 19,278 28,512 148
2010年(平成22年) 30 19,278 28,262 147
2011年(平成23年) 30 19,242 24,558 128
2012年(平成24年) 29 18,461 25,291 137
2013年(平成25年) 29 18,212 25,224 139
2014年(平成26年) 29 18,102 24,792 137
2015年(平成27年) 29 17,954 25,128 140
駅一覧[編集]
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全駅名古屋市に所在。
亀島駅 - 名古屋駅間で西区を通るが、駅はない。
駅番号 駅名 駅カラー[22] 駅間
キロ 営業
キロ 接続路線 地上/地下 所在地
H01 高畑駅
(中川区役所) 10YR7.5/14 - 0.0 地下区間 中川区
H02 八田駅 7.5GY8/6 0.9 0.9 東海旅客鉄道:関西本線
近畿日本鉄道:E 名古屋線(近鉄八田駅:E05)
H03 岩塚駅 10R5/10 1.1 2.0 中村区
H04 中村公園駅 7.5YR7/6 1.1 3.1
H05 中村日赤駅 5P8/4 0.8 3.9
H06 本陣駅 5R5/12 0.7 4.6
H07 亀島駅 10BG6/4 0.9 5.5
H08 名古屋駅 DIC165
(東山線のラインカラーと同じ) 1.1 6.6 名古屋市営地下鉄:Nagoya Subway Logo (Sakura-dori Line).svg 桜通線(S02)
東海旅客鉄道:■ 東海道新幹線・東海道本線・中央本線・関西本線
名古屋臨海高速鉄道:あおなみ線(AN01)
名古屋鉄道:NH 名古屋本線(名鉄名古屋駅:NH36)
近畿日本鉄道:E 名古屋線(近鉄名古屋駅:E01)
H09 伏見駅 5PB2/6 1.4 8.0 名古屋市営地下鉄:Nagoya Subway Logo (Tsurumai Line).svg 鶴舞線(T07) 中区
H10 栄駅 5YR7/12 1.0 9.0 名古屋市営地下鉄:Nagoya Subway Logo (Meijo & Meiko Line).svg 名城線(M05)
名古屋鉄道:ST 瀬戸線(栄町駅:ST01)
H11 新栄町駅 5G7/8 1.1 10.1 東区
H12 千種駅 5P6/2 0.9 11.0 東海旅客鉄道:中央本線
H13 今池駅 5PB4/10 0.7 11.7 名古屋市営地下鉄:Nagoya Subway Logo (Sakura-dori Line).svg 桜通線(S08) 千種区
H14 池下駅 N6.5 0.9 12.6
H15 覚王山駅 2.5YR7/6 0.6 13.2
H16 本山駅 7.5RP7/8 1.0 14.2 名古屋市営地下鉄:Nagoya Subway Logo (Meijo & Meiko Line).svg 名城線(M17)
H17 東山公園駅 5GY8/10 0.9 15.1
H18 星ヶ丘駅 10R5/14 1.1 16.2
H19 一社駅 10B7/6 1.3 17.5 名東区
H20 上社駅 7.5YR5/3 1.1 18.6 地上区間
H21 本郷駅 5B7/2 0.7 19.3
H22 藤が丘駅 5RP7/4 1.3 20.6 愛知高速交通:東部丘陵線(リニモ)(L01)
名古屋駅と本郷駅では、駅名標は漢字表記だが、切符は「なごや」「ほんごう」と平仮名で表記される。また中村公園駅は切符には「なかむら公園」と表記されている[23]。
新駅計画[編集]
名古屋駅 - 伏見駅間に「柳橋駅(仮称)」を設置する検討がされており、2027年のリニア中央新幹線開業に合わせて新駅を開業させたいとしている[24][25]。
なお、「柳橋駅」は東山線建設計画時から設置計画のあった未成駅であり、駅設置予定箇所の線路部分については実際に「柳橋構造物」として工事も行われた。名古屋駅を起点に東へ0K645M地点から0K795M地点までの区間が「柳橋構造物」とされ、前後の区間が砕石道床であるのに対し、この区間は駅と同様にコンクリート道床で建設されたほか、柱の太さや間隔が前後のトンネル部とは異なるなど、準備工事の跡が見られる[25][26]。図面には駅のおおよその形状や出入口となる階段の位置、駅構造体の函体断面図等が記載されているが、柳橋構造物としてどこまでの工事が行われたのか、つまり駅として使用できる空間が地下にすでに確保されているのかなどについては、公表されていない。
柳橋駅設置予定場所にあたる錦通西柳公園付近[27]は、直上に名古屋高速都心環状線名駅入口が設置されたり、名古屋市交通局の柳橋変電所が西柳公園地下に建設されたり、鉄道建設用地として確保されていた錦通自体、交通の激しい幹線道路の一つに成長するなど、東山線建設時と比較すると周囲の状況は大きく様変わりしている。
脚注[編集]
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^ 名古屋市:名古屋の景観づくり(市政情報)に掲載の「名古屋市歩行者系サインマニュアル[第2次改訂版]」p.67 カラーチャート による
^ a b c d e f g 新修名古屋市史編集委員会 『新修名古屋市史 第7巻』 名古屋市、1998年3月31日。
^ 仙台市地下鉄東西線・都営地下鉄大江戸線・横浜市営地下鉄グリーンライン・大阪市営地下鉄長堀鶴見緑地線・同 今里筋線・神戸市営地下鉄海岸線・福岡市営地下鉄七隈線も同様であるが、これらの路線はリニアモーター式の車両が用いられている。
^ 今の路線の新栄町駅寄り。「栄町車庫」と呼ばれていたが、正式には車庫ではなく桜通線中村区役所駅で見られた本線を使用した暫定的な検車区であり、池下延伸まで使われた。現在もその名残りでトンネルの幅がやや広くなっている。
^ 「池下車庫」と呼ばれ、愛知淑徳中学校・高等学校の旧敷地を活用したものであった。車庫の藤が丘移転後、敷地は旧愛知厚生年金会館として活用された。
^ 「市営交通事業経営健全化計画・素案 (PDF) 」23頁、24頁
^ a b 地下鉄東山線に可動式ホーム柵を設置します (PDF) - 名古屋市交通局、2015年6月12日
^ a b 東山線のワンマン運転開始について - 名古屋市交通局、2016年6月17日
^ a b 東山線における全線ワンマン運転の開始について - 名古屋市交通局、2017年6月1日
^ 2014年度までは大晦日は「大晦日ダイヤ」、正月三が日は「正月ダイヤ」と分かれていた
^ 1975年大晦日から2003年大晦日までは20分間隔、2008年大晦日までは25分間隔だった。
^ 東山線が午前0時までに運行を終了していた1976年までは、中村公園駅発の最終電車は池下駅行であった。また、名古屋駅での夜間滞泊もあり、藤ヶ丘駅(現・藤が丘駅)行の初発電車および星ヶ丘駅発の最終電車は名古屋駅始発・終着であった。 - 『市バス・地下鉄ご案内』、名古屋市交通局発行のリーフレット、1974年7月
^ 地下鉄東山線における最終電車の時刻延長等の実施について 名古屋市交通局報道発表資料、2014年6月24日、2015年8月29日閲覧。
^ この時は全線通しの列車1往復の運行であった。地下鉄東山線における最終電車延長の試行実施について (PDF) 、名古屋市交通局報道発表資料(インターネット・アーカイブ)、2013年11月28日、2017年1月9日閲覧
^ a b 建設省十五年小史, 建設広報協議会, (1963年10月1日)
^ 「市営交通70年のあゆみ」1992年、114頁
^ 愛称決定までは、2号線(現・名城線)の南北線に対して「東西線」と呼称する場合もあった。
^ 「鉄道記録帳」、『RAIL FAN』第52巻第1号、鉄道友の会、2005年1月号、 24頁。
^ 東山線5000形に引退記念装飾 - 交友社『鉄道ファン』railf.jp 鉄道ニュース、2015年7月15日
^ 名古屋市交通局で5000形車両引退記念イベント - 交友社『鉄道ファン』railf.jp 鉄道ニュース、2015年8月31日
^ 「都市交通年報」各年度版
^ 名古屋市交通局 入札仕様書「東山線可動式ホーム柵の整備(運輸関係分)その1」で可動式ホーム柵の軌道側(電車側)の面に掲示される駅名表示板の色指定。可動式ホーム柵の戸袋上部色とは異なる。対応するRGB値は日本塗料工業会のペイントカラー検索システムによる。
^ 自動改札導入以前に駅員が目視で切符を判別しやすくするために導入された方式の名残りで、それぞれ名古屋港駅・本陣駅・中村日赤駅との判別を容易にしている。なお星ヶ丘駅と藤が丘駅の切符では、星ヶ丘は「丘」、藤が丘は「藤」をそれぞれ大きな文字にすることで判別を容易にしている。なお、manacaではこの表記ではなく、普通に表記される。
^ “地下鉄東山線に新駅検討へ”. NHK (2014年3月6日). 2014年3月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年6月6日閲覧。
^ a b “名古屋市、幻の「柳橋駅」設置検討 地下鉄・東山線”. 中日新聞. (2014年3月7日). オリジナルの2014年3月7日時点によるアーカイブ。 2014年6月6日閲覧。
^ 都市伝説「柳橋駅」は本当だった... - 名古屋市会議員 横井利明オフィシャルブログ、2012年8月15日、2014年3月6日閲覧。
^ 名古屋市会議員である横井利明のブログ(前記)に掲載されている、当時の名古屋市高速度鉄道の図面では、江川線の西側、西柳町二丁目と書かれた場所に柳橋構造物の記載があり、現在の名駅4丁目、西柳公園付近にあたる
関連項目[編集]
日本の鉄道路線一覧
名古屋市電下之一色線(開業前、車両の試験走行を実施)
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表 話 編 歴
Nagoya Subway Logo (black).svg 名古屋市営地下鉄の路線
カテゴリ: 中部地方の鉄道路線名古屋市交通局の鉄軌道事業愛知県の交通
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