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日本囲碁連盟 囲碁用語 より

手割(手割論)
 定石の変化、あるいは実戦で生じた部分的な形を、石の働きや効果を分析して優劣を判定すること。
 その方法は、類似形の定石を基に比較したり、いくつかの石をプラスまたはマイナスして原型と比較したりする。

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ウッテガエシ
ハダシで入れぬ
ハネ殺し、死はハネにあり
ハネもフトコロのうち
ハネにはノビよ
ハネを忘るな三手ヌキ
走りたい方の反対を這え
斜いにノゾクは急所なり
ハスカイにノゾクは急所なり
早逃げは三文の得
広いほうから
ボウシにケイマ
星打ちは勢力重視戦法
星打ちは勢力重視戦法
ポンヌキ30目
封鎖許すべからず
勝ち碁を勝ちきるむずかしさ
カケツギにも向きがある
カケツギはノゾキ注意
亀の甲羅60目
亀の甲60目
亀の甲の尻尾抜け
かなめ石捨てるべからず
歓迎三三入り
カラミ攻めは凌ぎにくい
カラんで攻めよ
カス石逃げるべからず
カス石は捨てよ
ケイマにコスミ
ケイマのツケコシ
ケイマの急所
ケイマのツケコシ切るべからず
ケイマの突き出し
形勢不利なら勝負手探せ
消しは肩から
利かしと悪手は紙一重
利き筋は後まで残せ
利き筋は後まで残せ
切れるところを覗くな
キリチガイ一方をノビよ
キリ一本が勝負のカギ
切った方を取れ
兄弟喧嘩は身の破滅
五目中手は八手なり
呉清源名言集
後手の先手
碁に勝って勝負に負ける
碁の力は局面評価能力と読みの力
碁は封鎖にあり
碁は封鎖にあり
碁は攻めにあり
コスミに妙手あり
コウダテは小さいものから使え
攻撃は最大の防御なり
コウ付き攻め合いは最後にコウを取る
コウは最後に取れ
コウを征するものが勝負を征する
グズミの巧手
車の後押し
車の後押し悪手の見本
車の後押しヘボ碁の見本
クシ形は生き形
くし型はイキなり
惑わされるなハザマトビ
マグサバで力むな
まずコウダテを数えよ
まずコウを取れ
眼あり眼なしも時によりけり
眼あり眼なしは唐の攻めあい
名人の定石知らず
目作りより中央志向
味方の多いところでは妥協するな
耳赤の一手
もたれて攻めよ
模様の接点を探す
模様の削しはカタツキから
模様の接点を見つける
模様の接点逃がすべからず
六目形は生き
力自慢のデギリかな六つに割れたらひとつは死ぬ
中手の形は全部で6型
中手は内外の攻め合い
中手の九九
中地を囲うな
根もとをついで石の下
二段バネ覚えて初段間近なり
二間ビラキは一家をなす
二子にして捨てよ
二目の頭タタかすべからず
二目の頭は見ずハネよ
二線三線余計にはうな
二線ハウべからず
二線は敗線
二線をハウは敗線
二手ヨセはコウにあらず
2の一に手あり
逃げは一間
ノゾキにツガぬ馬鹿はなし
ノゾキにツグバカ、ツガぬバカ
ノゾキに悪手あり
ノゾキにツガぬバカはなし
ノゾキにツグバカ、ツガぬバカ
両バネ利いて一手ノビ
両バネ一手ノビ
両キリのまえにキカセ
両ノゾキはダメヅマリに注意
両先手、逃すべからず
両コウ三年の患い
両ケイ、逃すべからず
HH1
三間に打ち込みあり
三目の真ん中が急所
三目の真ん中は急所
三方カラミにシノギなし
三立四析ヒラキの原則
三手ヨセコウ、コウに非ず
サバキは軽く
サバキはツケ
サバキを許さぬブラサガリ
左右同型中央に手あり
せかして打つ
攻めながら地を取れ
攻めたい石にツケるな
攻めはボウシ_ケイマ
攻めは分断にあり
先手は媚薬
四線勝線
陣笠の悪形
陣笠作って馬脚を出す
地はヨセになってから考えろ
定石の手抜き、許すべからず
定石覚えて二目弱くなり
定石は手筋と形の宝庫
定石おぼえて弱くなる
定石を知って定石を忘れよ
定石は覚えて忘れろ
シチョウを知らずに碁を打つな
シマリの両翼理想なり
シマって打つ
死んだら動くな
シンを止める
死はハネにあり
死活はまず広さ次に急所
初コウにコウなし
損コウたてるべからず
外ダメから詰めよ
外から攻めるは死活の基本
隅の急所は二の一
スソアキ囲うべからず
裾空き囲うべからず
捨てると死ぬとは大違い
ダメ場を地にするな
ダメ場を見極める
ダメのつまりが身のつまり
断点ノゾクべからず
大石死なず
種石とカス石を見極めろ
たたみ込む
手かずをつめるホウリコミ
敵の急所は我が急所
手戻りは避けよ
着手順序決定基準は石の強弱と大きさ
中央の一目は隅の十目に値する
中央を地にするな
力自慢のデギリかな
どちらにもヒラけるワリウチの手段
同線ではツケるな、異線でツケよ
同形は先着に利あり
トックリ形はコリ形
トリ番に回れ
取ろう取ろうは取られの元
ツギは堅ツギが基本
ツケギリ一方をノビよ
ツケコシ切るべからず
ツケにはハネよ
ツケにはノビよ
ツケたらハネよ、ハネたらノビよ
ツキアタリは悪手
包むように攻める
強い方にツケよ
強い石、厚い石に近づくな
強く打つ 囲碁
分からない時は手を抜け
四本鼻叩かすとも三本鼻叩かすな
ヨセのサガリは使用注意
寄せは両先手、片先手、後手の順
四隅取られて碁を打つな
様子を聞くのは高級手段
弱石にツケるべからず
HH1
相手の石を自己の厚みに誘い込め
相手の急所は味方の急所
相手の進出ボウシで止めよ
アキ三角は愚形の見本
浅く消すには、カタツキ・ボウシ
アタリ、アタリのへぼ碁かな
アタリは最後まで打つな
厚いだけでは碁に勝てぬ
厚み囲うべからず
厚味から追うな、厚味へ追え
厚みに近づくな
厚みに追いやれ
厚み地にするべからず
一合マスわかれば五段格
1から始める梅沢由香里の碁
一間トビに悪手なし
1モク這えば10目の損
一にアキスミ二にシマリ
一方地に勝ちなし
一方碁は危険なり
一方地を囲うな
一方石に死になし
一路隣が筋違い
一石に負けなし
一線トンで綱渡り
HH1
一隅二シマリ三ヒラキ
一手ばったり 囲碁
生きている石から動くな
生きている石の近くは小さい
今もすたらぬ一、三、五
石の効率「手割り」で考えよ
石の余力を忘れるな
石取って碁に勝たず
岩見重太郎の牢破り
岩より硬い梅鉢型
大場より急場
追うはケイマ、逃げるは一間
うっかりするなシッポ抜け
梅鉢に負けなし
上手一間、下手コスミ
上手まっすぐ、下手コスム
馬場滋
梅主長江
河燦錫
半田道玄
羽根直樹
羽根泰正
原田実(棋士)
原幸子(棋士)
長谷川章
長谷川知仙
長谷川広
橋本昌二
橋本宇太郎
橋本誼
服部因淑
服部正徹
服部雄節
林朴入門入
林玄悦門入
林裕
林因長門入
林柏栄門入
林家(囲碁)
林門悦
林門入
林門入斎
林門利門入
林元美
林利玄
林佐野
林転入門入
林鐵元門入
林徳蔵
林有美
林祐元門入
林有太郎
ハンス・ピーチ
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平田博則
平田智也
広瀬平治郎
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久島国夫
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本多政武
本田幸子
本因坊知伯
本因坊道知
本因坊道悦
本因坊道策
本因坊道的
本因坊元丈
本因坊伯元
本因坊丈策
本因坊丈和
本因坊秀策
本因坊烈元
本因坊策元
本因坊算悦
本因坊算砂
本因坊察元
本因坊秀栄
本因坊秀悦
本因坊秀伯
本因坊秀甫
洪清泉
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本因坊道策
本因坊秀和
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囲碁は、陣地を囲むゲームです。
RPGゲームやアクションゲームとは異なる思考で次の一手を考える、面白いゲームです。
将棋、チェスと並ぶ、究極の思考ゲームとも言われます。
ブラウザーのみで動作するケースを特に囲碁ブラウザゲームと称することもあります。
専用ソフト使用の囲碁ゲームも多々あります。

碁を知りたい。
なのに、打つ機会がない。

相手がいない。碁会所に入ってみたい。でも躊躇する。これが現実のようです。

面白くて、夢中になる碁です。この機会に碁を始めてはいかがでしょうか。ネット碁会所なら、敷居が低いです。

相手が見つからないときは、思考エンジンが、お相手します。待ち惚けになりません。

『考慮時間制』の対局場です。勝敗でスコアが増減します。

対局(専用)ソフトを使用しません。ブラウザーのみで動作します。インストール不要なので不安がありません。

一般的なゲームでは、「礼」に重きをおきませんが、知的ゲームでは、礼を重んじる利用者が多いので、礼を心がけたいものです。
将棋に「ハサミ将棋」や「山崩し」があるように、囲碁にも「ポン抜きゲーム」/「石取りゲーム」があります。基本となる「アタリ」の習得に有用です。
ドンジャラも麻雀の基礎ルールの説明には有用ですね。


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実体験に基づいた、オススメ記事もネット上にあります。 「ネット碁を打ちたいけどどこで打ったらいいのかわからない」という方は、参考にしてください。







オススメするネット囲碁対局場3選 ここによると、
・いつでもどこでも打てる!それがネット碁の魅力
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これらを鑑みると、
3:幽玄の間
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1:パンダネット
だそうです。 推薦者のブログ 幽玄の間の口コミ 幽玄の間サイト KGSの口コミ KGS パンダネット

当サイトも、及ばずながら、がんばります。




Wikipediaの記事を引用/参考します。(CC BY-SA 3.0)

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Wikipediaの記事を引用/参考します。(CC BY-SA 3.0) この記事は半保護されています。(半保護の方針による半保護) 東武東上本線 Tōbu Tetsudō Logo.svg 東上本線 シンボルマーク 50090系 TJライナー 50090系 TJライナー 基本情報 国 日本の旗 日本 所在地 東京都、埼玉県 起点 池袋駅 終点 寄居駅 駅数 38駅 路線記号 TJ 路線色 紺色 開業 1914年5月1日 最終延伸 1925年7月10日 所有者 Tōbu Tetsudō Logo.svg 東武鉄道 運営者 Tōbu Tetsudō Logo.svg 東武鉄道 使用車両 使用車両の節を参照 路線諸元 路線距離 75.0 km 軌間 1,067 mm 線路数 複々線(和光市駅 - 志木駅間) 複線(池袋駅 - 和光市駅間、志木駅 - 嵐山信号場間) 単線(嵐山信号場 - 寄居駅間) 電化方式 直流1,500 V 架空電車線方式 閉塞方式 車内信号閉塞式(池袋駅 - 小川町駅間) 自動閉塞式(小川町駅 - 寄居駅間) 保安装置 T-DATC(池袋駅 - 小川町駅間) 東武形ATS(小川町駅 - 寄居駅間) 最高速度 100 km/h [折り畳む]路線図 Tobu Railway Linemap.svg テンプレートを表示 [表示]停車場・施設・接続路線 東上本線(とうじょうほんせん)とは、東京都豊島区の池袋駅から埼玉県大里郡寄居町の寄居駅までを結ぶ東武鉄道の鉄道路線。越生線とともに東上線(路線群)を構成する。ラインカラーは紺色●、駅ナンバリングの路線記号はTJ。この路線を東武東上線と呼ぶこともある。 目次 [非表示] 1 路線データ 2 歴史 2.1 経緯 2.2 年表 3 沿線概況 3.1 連続立体交差事業 4 運行概況 4.1 運行本数 4.2 直通運転 4.2.1 車両運用について 4.3 東武高島平線 5 列車種別 5.1 TJライナー 5.2 快速急行 5.3 快速 5.4 急行 5.5 準急 5.6 普通 5.7 過去に存在した種別 5.7.1 特急 5.7.1.1 フライング東上 5.7.1.2 行楽急行・特急 5.7.2 通勤急行 6 かつての秩父鉄道直通 7 使用車両 7.1 現用車両 7.1.1 自社車両 7.1.2 乗り入れ車両 7.2 過去の車両 7.2.1 自社車両 7.2.2 乗り入れ車両 8 女性専用車 9 利用状況 10 駅一覧 10.1 待避可能な途中駅 10.2 留置線のある駅 10.3 廃駅・廃信号場 10.4 過去の接続路線 11 周遊券 12 脚注 12.1 注釈 12.2 出典 13 参考文献 14 関連項目 15 外部リンク 路線データ 路線距離:75.0km 軌間:1067mm 複線区間: 池袋駅 - 和光市駅間 12.5km 志木駅 - 嵐山信号場間 42.3km 複々線区間:和光市駅 - 志木駅間 5.3km 単線区間:嵐山信号場 - 寄居駅間 14.9km 電化区間: 全線(直流1500V) 最高速度: 100km/h (ATC化前は105km/h) 閉塞方式 池袋駅 - 小川町駅間:車内信号閉塞式 小川町駅 - 寄居駅間:自動閉塞式 保安装置 池袋駅 - 小川町駅間:T-DATC 小川町駅 - 寄居駅間:東武形ATS 歴史 経緯 日本興業鉄道(小石川下富坂町-高崎間)[1]・京越鉄道(池袋-川越間)[1](ともに未成線)など、川越の周辺で数多くの鉄道が企図・発起されるも、申請却下や免許失効で実現を見なかった。 日本興業鉄道の発起人のメンバーの中には、後に東上鉄道の発起人になる内田三左衛門や千家尊賀が名を連ねていた。内田の出地は川越の豪商、千家の出地は出雲大社の宮司の家柄で兄千家尊福が貴族院に4回当選し、埼玉、静岡、東京府知事(官選)を歴任、1906年(明治39年)に第一次西園寺内閣の司法大臣に推されている。片や京越鉄道の発起人は川越電気鉄道創業者の綾部利右衛門や新河岸川・福岡運河(現・ふじみ野市)の回漕店福田屋の星野仙蔵らが連ねていた。星野は川越商業銀行取締役や黒須銀行を経て1904年(明治37年)に衆議院議員に当選し、当時同じく当選した初代根津嘉一郎から東上鉄道の計画を聞き協力を惜しまなかった。東上鉄道創業当初は監査役に就任したようである。日本興業鉄道計画が絶たれ、新たに千家尊賀と内田三左衛門ほか数名は新たに東上鉄道を発起した。1903年(明治36年)12月23日、逓信省にて東上鉄道の仮免許申請書を提出した。途中出資者が集まらず、紆余屈折を経てのちに東武鉄道社長となった根津嘉一郎に会社創立を託すことになったようである。 1908年(明治41年)10月6日、東京府北豊島郡巣鴨町(現・東京都豊島区巣鴨) - 埼玉県入間郡川越町(現・埼玉県川越市) - 比企郡松山町(現・埼玉県東松山市) - 児玉郡児玉町(現・埼玉県本庄市)および群馬県高崎市を経て群馬県群馬郡渋川町(現・群馬県渋川市)に至る鉄道の敷設仮免許を受け[2]、1911年(明治44年)11月11日に東上鉄道創立総会を開き取締役社長に根津嘉一郎が就き、本社を東京府東京市本所区小梅瓦町(現: 東京都墨田区押上1丁目)の東武鉄道本社に置いた。資本金は450万円。実際の東上鉄道本社は川越に置かれたが、根津嘉一郎が東上鉄道の経営に乗り出すと本社登記地のみ押上の東武鉄道本社に変更された。 東上鉄道水谷地内敷設工事(1914年) 柳瀬川鉄橋を渡る上り汽車(1914年) 東上鉄道は設立後、根津嘉一郎のほか原邦造(愛国生命社長→東上鉄道取締役)など投資家の手により開業した。 直ちに本免許を申請し、1912年(大正元年)11月16日東京府東京市小石川区大塚辻町(現・東京都文京区大塚)から群馬県群馬郡渋川町に至る鉄道敷設の件は先ず許可され[3]、同月30日東京府北豊島郡巣鴨村大字池袋字宮ノ下から同村大字巣鴨字向原(現・東京都豊島区東池袋)に至る軽便鉄道の免許を受け[4]、その後1914年(大正3年)4月18日には埼玉県入間郡川越町から田面沢村に至る軽便鉄道の免許を受け[5]、1914年(大正3年)5月1日池袋 - 田面沢間(池袋 - 下板橋間2.2km、川越 - 田面沢間2.3kmは軽便鉄道、下板橋 - 川越間29kmは私設鉄道)が開通し、旅客・貨物運輸営業を開始した[6]。開業にあたり鉄道省から蒸気機関車3両[7]、高野登山鉄道から蒸気機関車2両、客車13両、貨車を35両をそれぞれ購入し、東武鉄道から機関車を借り入れた。 その後の延長工事のため、1916年(大正5年)2月27日に田面沢 - 川越間軽便鉄道の旅客営業を廃止し[8]、1916年(大正5年)川越町 - 坂戸町間5.7マイル (9.2km) が開通するや同日川越 - 田面沢間は廃止となった[9]。東武鉄道から客車3両が譲渡された。1918年(大正7年)3月それまで私設鉄道法によって運営された区間は以後、軽便鉄道法による旨指定され[10]、また時節第一次世界大戦の影響で物価は急騰し東武・東上両鉄道の営業費が増加したため、両社を合併し、営業上の経費節減と車両の運用諸設備の更新などを図るために1920年(大正9年)4月7日両社長間で合併の仮契約を結び、同年4月27日に開業線池袋 - 坂戸町40.6kmと未開業線坂戸町 - 高崎間62.8kmのすべての一切をあげて東武鉄道と合併した。同年7月に東武鉄道と東上鉄道の合併登記と引き継ぎが完了して東武鉄道東上本線となった。合併に際しては東上鉄道の1株当たり東武鉄道の1株を割り当てる5:5の対等合併で東上鉄道は解散となった。 現路線はすべて東上鉄道時代に建設されたもので、東武鉄道への合併後は用地買収中だった寄居以遠の延伸は、国鉄八高線の建設計画が出てきたので中断された(坂戸 - 寄居間は東上鉄道が建設し、合併直後に開通している)。 当面の終点目標は上州すなわち群馬県の渋川で、東京と上州の頭文字を取って「東上」とした。将来は新潟県長岡を結ぶ計画だったことから、上越の「上」とする説[11]があるが、この場合の「上越」の語源である上越線の開業は最も早い上越北線でも1920年であり、東上線の計画より後である。なお上越線の「上越」は上州と越後を結ぶ路線という意味で、いわゆる新潟県の「上越地方」が指す「上越」とは異なる。長岡市を含む地域は新潟県では「中越地方」と呼ばれており、東京と中越地方を結ぶ路線が「東上線」になるという説明には無理がある。 計画当時は、「氷川・池袋・練馬・白子(現・和光市)・膝折(現・朝霞市)・大和田(現・新座市)・竹間沢(現・入間郡三芳町)・大井(現・ふじみ野市)・川越・小坂・松山(現・東松山市)・菅谷(現・嵐山町)・能増(現・小川町)・今市・小前田(現・寄居町)・児玉(現・本庄市)・藤岡・山名・飯塚(現・高崎市)・金古・渋川・棚下・沼田・真庭・湯原・綱子・万太郎・土樽・湯沢・塩沢・六日町(現・南魚沼市)・浦佐・小出(現・魚沼市)・堀内・十日市・長岡」として氷川 - 渋川間を第一期線、渋川 - 長岡間を第二期線としていた。川越・児玉往還(東京 - 高崎)、三国街道(現国道17号。高崎以遠)と旧街道筋に沿って敷設する計画であったことが分かる。 この計画当時の予定経路と現路線とでは多少異なっているのは、様々な誘致があったためである。志木付近の商人による誘致では、和光市からも川越街道沿いに行く予定であった路線が大きく北にカーブを描いて朝霞へと至っている。 また、川越以遠の延伸では、宿場町でなく人口が多い周辺の町を経由するように計画が見直され、坂戸、小川、寄居など当初の敷設計画になかった町を経由したため、路線は数度に亘ってうねった曲線を描いている。 1992年(平成4年)3月31日をもって秩父鉄道との直通運転を廃止したが、東武本線系統との間で車両の回送をする場合は、現在でも秩父鉄道を介して行っている。 年表 1908年(明治41年)10月6日: 仮免許状下付(巣鴨-渋川間)[2] 1911年(明治44年)11月: 東上鉄道株式会社設立[12](本社川越町) 1912年(大正元年)11月16日: 鉄道本免許状下付(小石川区大塚辻町-群馬郡渋川町間)[3] 11月30日: 鉄道免許状下付(北豊島郡巣鴨村大字池袋字宮ノ下-同郡同村大字池袋字向原間)[4] 1914年(大正3年) 4月18日: 鉄道免許状下付(入間郡川越町-同郡西沢村間)[5] 5月1日: 東上鉄道、池袋駅 - 田面沢駅(現・川越市駅 - 霞ヶ関駅間)間開通。開業当初の駅は池袋駅・下板橋駅・成増駅・膝折駅(現・朝霞駅)・志木駅・鶴瀬駅・上福岡駅・川越町駅(現・川越市駅)・田面沢駅の9駅[6]。 6月17日: 上板橋駅・高階駅(現・新河岸駅)開業[13]。 1915年(大正4年)4月1日: 川越西町駅(現・川越駅)開業[14]。 1916年(大正5年) 3月1日: 川越町駅 - 田面沢駅間旅客運輸営業廃止[8]。 10月27日: 川越町駅 - 坂戸町駅(現・坂戸駅)間開通。同時に的場駅(現・霞ヶ関駅)開業。田面沢駅廃止[9]。高階駅を新河岸駅に改称。 1918年(大正7年)3月27日: 軽便鉄道指定[10] 1920年(大正9年) 6月1日: 鉄道免許一部取消(小石川区大塚辻町-北豊島郡板橋町間、高崎市-群馬郡渋川町間)[15] 7月22日: 東上鉄道と東武鉄道が対等合併する。存続会社は東武鉄道。 1922年(大正11年)12月1日: 川越町駅を川越市駅に改称。 1923年(大正12年) 10月1日: 坂戸町 - 武州松山(現・東松山駅)間開通。同時に高坂駅開業[16]。 11月5日: 武州松山 - 小川町駅間開通。同時に菅谷駅(現・武蔵嵐山駅)開業[17]。 1924年(大正13年) 5月5日:鉄道免許状下付(南足立郡西新井村-北豊島郡上板橋村間)[18] 5月7日: 鉄道免許取消(大里郡寄居町-高崎市間 指定ノ期限マテニ工事竣工セサルタメ)[19] 1925年(大正14年)7月10日: 小川町駅 - 寄居駅間開通(池袋 - 寄居間全線開通)。同時に男衾駅・鉢形駅開業[20]。 1929年(昭和4年) 10月1日: 池袋駅 - 川越市駅間電化[21]。 12月29日: 川越市駅 - 寄居駅間電化(池袋 - 寄居間全線電化)[21] 1930年(昭和5年) 1月14日: 的場駅を霞ヶ関駅に改称。 12月29日: 下赤塚駅開業。 1931年(昭和6年) 8月25日: 大山駅開業。 9月27日: 金井窪駅(現下板橋駅 - 大山駅間)開業。 12月29日: 東武練馬駅開業。 1932年(昭和7年) 2月17日: 越生鉄道開通。 4月10日: 鶴ヶ島駅開業。 5月10日: 膝折駅を朝霞駅に改称。 7月22日: 起業廃止許可(1924年5月5日免許 北足立郡江北村-北豊島郡上板橋村間)[22] 7月23日: 竹沢駅(現東武竹沢駅)開業。 1933年(昭和8年) 7月12日: 中板橋駅開業。 1934年(昭和9年) 2月1日: 新倉駅(現和光市駅)開業。 4月1日: 玉淀駅開業。 5月1日: 東武堀之内駅(現北池袋駅)開業。 7月1日: 竹沢駅を東武竹沢駅に改称。 1935年(昭和10年) 3月13日: 池袋駅 - 上板橋駅間複線化。 10月1日: 菅谷駅を武蔵嵐山駅に改称。 10月20日: 武蔵常盤駅(現ときわ台駅)開業。 12月29日: 上板橋駅 - 成増駅間複線化。 1937年(昭和12年)5月5日: 成増駅 - 志木駅間複線化。 1940年(昭和15年)7月22日: 川越西町駅を川越駅に改称。 1943年(昭和18年) 7月1日: 越生鉄道(坂戸町駅 - 越生駅間)を買収。 12月26日: 玉淀駅休止。 1945年(昭和20年) 1月17日: 武州松山駅(現・東松山駅) - 武蔵嵐山間が陸軍松山飛行場建設のため経路変更。 4月13日: 東京大空襲により池袋地区で被災、特に東武堀之内駅は被災により駅が崩壊し金井窪駅とともにそのまま消滅。 4月15日: 金井窪駅廃止。 5月20日: 東武堀之内駅休止。 7月: 川越駅が機銃掃射による攻撃を受ける。 1947年(昭和22年) 5月1日: 西山信号所開設。 8月29日: 東武堀之内駅、玉淀駅廃止。 1949年(昭和24年)4月3日: 秩父鉄道への片乗り入れを開始。 1950年(昭和25年)7月24日: 越生線電化。 1951年(昭和26年) 9月1日: 東武堀之内駅が北池袋駅として再開業。みずほ台信号所(現みずほ台駅)、ききょう原信号所(現ふじみ野駅)開設。 9月7日: 玉淀駅再開業。 10月1日: 武蔵常盤駅をときわ台駅に、新倉駅を大和町駅に改称。 1953年(昭和28年) 7月21日: 川越駅 - 川越市駅間複線化。 8月21日: 上福岡駅 - 新河岸駅間複線化。 1954年(昭和29年) 3月1日: 鶴瀬駅 - 上福岡駅間・新河岸駅 - 川越駅間複線化。ききょう原信号所廃止。 6月15日: みずほ台信号所 - 鶴瀬駅間複線化。 6月26日: みずほ台信号所廃止。 10月1日: 武州松山駅を東松山駅に改称。 11月1日: 志木駅 - 旧・みずほ台信号所間複線化。 1959年(昭和34年)4月1日: 蒸気機関車の運転終了。 1964年(昭和39年)9月14日: 西山信号所廃止。 1965年(昭和40年)5月2日: 川越市駅 - 坂戸町駅間複線化。 1967年(昭和42年) 9月9日: 坂戸町駅 - 高坂駅間複線化。 12月1日: 一部8両運転開始。 1968年(昭和43年)9月6日: 高坂駅 - 東松山駅間複線化。 1970年(昭和45年)12月20日: 大和町駅を和光市駅に改称。 1971年(昭和46年)3月1日: 森林公園駅開業。 1973年(昭和48年)8月21日: 北坂戸駅開業。 1974年(昭和49年)8月6日: 朝霞台駅開業。 1976年(昭和51年) 9月1日: 坂戸町駅を坂戸駅に改称。 11月1日: 一部列車を10両編成で運転開始。 1977年(昭和52年)10月21日: みずほ台駅開業。東松山駅 - 森林公園駅間複線化。 1979年(昭和54年) 4月2日: 若葉駅開業。 11月8日: 柳瀬川駅開業。 1986年(昭和61年)10月21日: 貨物営業を全廃。 1987年(昭和62年)8月25日: 和光市駅 - 志木駅間複々線化[23]。これに伴い埼玉県内の成増駅 - 志木駅間で完全立体化とし同区間の踏切を除去。 営団地下鉄(現・東京地下鉄)有楽町線営団成増駅(現・地下鉄成増駅) - 和光市駅間開通、相互直通運転開始(森林公園駅 - 和光市駅 - 新富町駅間)[23]。通勤急行を新設し、急行とともに和光市駅に停車[23]。日中の急行が毎時4本、準急が毎時2本となる。 1988年(昭和63年)6月8日: 有楽町線新富町駅 - 新木場駅間の開業に伴い、相互直通運転区間を延長。 1991年(平成3年)12月9日: ダイヤ改正を実施。土曜ダイヤを導入。平日の志木 - 川越市間の下り終電を約29分、成増 - 志木間の下り終電を約24分繰り下げて、池袋駅0:44発の準急を新設。平日の池袋 - 成増間の下り終電を約10分繰り下げて、池袋駅0:45発とする。 1992年(平成4年) 3月1日: 自動改札機を設置開始(当初は池袋、みずほ台、川越、高坂の4駅に設置)。 3月31日: 秩父鉄道への片乗り入れを廃止。 6月:池袋駅に当路線で初めて発車メロディを導入[注 1]。 1993年(平成5年)11月15日: ふじみ野駅開業。最高速度を95km/hから100km/hに向上。ダイヤ改正を実施し、日中の急行と準急がそれぞれ毎時4本になる。森林公園 - 小川町間の下り終電を約25分繰り下げて、池袋駅23:00発の急行を新設。 1994年(平成6年)12月7日: 有楽町線新線(現副都心線)小竹向原駅 - 新線池袋駅(現・副都心線池袋駅)間の開業に伴い、相互直通運転区間を延長。 1998年(平成10年)3月26日: ダイヤ改正を実施。急行が朝霞台駅に停車。特急が志木駅を通過。 2001年(平成13年)4月1日: 全線に運行管理システムを導入。 2002年(平成14年)3月26日: 森林公園駅 - 武蔵嵐山駅間複線化、つきのわ駅開業。 2005年(平成17年)3月17日: 中板橋駅の上りホームに当路線内の中間駅で初めて発車メロディを導入。嵐山信号場を開設し、武蔵嵐山駅 - 嵐山信号場間複線化。あわせて以下の内容でダイヤ改正を実施。 小川町駅 - 寄居駅間でワンマン運転を開始。 土曜・休日に残っていた池袋駅 - 寄居駅間直通列車を廃止。終日小川町駅での分断ダイヤとなる。 平日の特急を廃止。 特急が和光市駅に停車。 平日朝の8両編成運用廃止。 6両編成運用廃止。 2007年(平成19年)4月5日:和光市駅に発車メロディを導入。中間駅の下りホームでは初めての導入となる。 2008年(平成20年)6月14日: 東京メトロ副都心線の開業に伴い、同線との相互直通運転開始[24]。あわせて以下の内容でダイヤ改正を実施。 座席定員制新ライナー「TJライナー」を新設[24]。 特急を廃止、快速急行を新設。 朝ラッシュ時の上り急行を新設。 日中の急行が毎時5本に、準急が毎時3本になる。 池袋駅に発着する8両編成の列車がすべて10両編成化。 2011年(平成23年) 3月5日: 以下の内容でダイヤ改正を実施。 TJライナー、土曜・休日朝間時の快速急行、朝ラッシュ時の急行を増発。 日中の急行と準急のダイヤを等間隔化。急行は12分間隔、準急は20分間隔となる。 3月12日: 1枚のPASMO定期券で東武東上本線和光市駅 - 池袋駅間と東京メトロ有楽町線・東京メトロ副都心線和光市駅 - 小竹向原駅 - 池袋駅間が利用できる二区間定期券の販売が開始される。 4月21日: 坂戸駅に発車メロディを導入。これにより、池袋 - 小川町間の全駅に発車メロディが導入される。 2013年(平成25年)3月16日: 東京メトロ副都心線を介して東急東横線・横浜高速鉄道みなとみらい線との相互直通運転開始。あわせて以下の内容でダイヤ改正を実施[25]。 快速を新設。 日中の急行が毎時4本に、快速と準急がそれぞれ毎時2本になる。 TJライナーの増発、上り朝間時の快速急行の新設および増発などを実施。 準急と快速急行のシンボルカラーを変更。 2014年(平成26年)5月1日: 前身の東上鉄道を含め東上本線が開業して100周年を迎える。これを記念して、かつて東上本線を走行していたセイジクリーム塗装の車両の復元やその他イベントなど100周年を記念したイベントを実施[26]。 2015年(平成27年) 1月31日: 川越市駅 - 小川町駅間にATC導入[注 2][27]。これにともない、池袋駅 - 小川町駅間での8000系電車の運用終了。 7月1日: 東上業務部を廃止[28]。 9月26日: 池袋駅 - 和光市駅間にATC導入。これにともない、ATS地上信号機の使用終了。 2016年(平成28年) 1月27日: 東武練馬駅と高坂駅に副駅名を導入[29]。 3月26日: 以下の内容でダイヤ改正を実施[30]。また、和光市駅において可動式ホーム柵(ホームドア)の使用が東上線としては初めて開始される。 上りTJライナー新設(平日朝森林公園発の2本のみ)。下りTJライナーを平日、土曜・休日ダイヤそれぞれ3本増発。 東京メトロ副都心線・東急東横線・みなとみらい線直通列車の東上線内急行(土休日の朝夕の一部は快速急行)運転開始。東上線内急行、副都心線内急行、東急東横線・みなとみらい線内特急で運転される列車は相互直通運転5社共通「Fライナー」の愛称で運転。 日中の池袋発着の急行が毎時2本に、準急が毎時4本になる。準急のうち2本を川越市発着から森林公園発着に延長。 川越市 - 森林公園間の下り終電を約14分繰り下げて、池袋駅0:02発とする。 川越市 - 志木間の上り初電を約7分繰り上げて種別を準急に変更し、川越市駅4:50発とする。 通勤急行を廃止し、準急にすべて置き換え。 5月18日: 成増発池袋行き上り普通列車の先頭から5両目が、中板橋駅を出発直後に脱線する事故が発生[31][32]。池袋 - 上板橋間が終日不通となったが、翌19日始発に復旧[33]。 沿線概況 埼玉西部と東京池袋を結ぶ小川町駅以南の沿線地域は新興住宅地の開発が盛んである。近年は大型マンションが増えている。このように沿線の住宅開発が進んでいるため、多くの人が利用し、東武鉄道の中でもトップクラスの収益を上げる路線である。 池袋 - 小川町間では、現行のATSに代わる新しい運転保安システムとしてT-DATCと呼ばれるATCの導入が行われ、2015年1月31日にまず川越市 - 小川町間で使用を開始し[27]、2015年9月26日には池袋 - 川越市間でも使用を開始している。 連続立体交差事業 東上本線は、東京都内と埼玉県川越市、富士見市において開かずの踏切がある[34]。このうち板橋区の大山駅付近について、連続立体交差事業の事業化を進める計画がある[35]。 運行概況 当線は東京都都心部と埼玉県南西部を結ぶ通勤・通学路線として、また、日中の生活路線として機能している。各種別の現行の停車駅は「駅一覧」を参照。 日中の東京地下鉄(東京メトロ)副都心線直通列車(東京急行電鉄東横線・横浜高速鉄道みなとみらい線直通)が東上本線内を急行運転し、Fライナーを名乗る2016年3月26日ダイヤ改正までは、普通列車(各駅停車)は和光市駅 - 志木駅 - 川越市駅間は東京地下鉄有楽町線・副都心線直通列車を中心に設定されていた。和光市駅 - 志木駅間は都市高速鉄道13号線として計画されていた区間であり、この区間は東上線で唯一の複々線区間であるとともに踏切も一切設置されておらず速達列車は高速運転が可能となっている。また、複々線区間内においては時間帯・地下鉄線直通の有無に関係なく普通列車は内側の線路を走り、速達列車(TJライナー・快速急行・快速・急行・通勤急行・準急)のうち地下鉄副都心線直通列車の急行と快速急行は内側の線路を走り[注 3]、その他の優等列車は外側の線路を走る。なお、8月に朝霞市民まつり「彩夏祭」の花火大会が開催される日には臨時ダイヤで運転するが、その際は会場の最寄りである朝霞駅が非常に混雑するため、旅客の転落防止及び通路用として3番線にドア開放した回送列車を留め置くため、その時間帯の上り列車はすべて外側線を使用する。 日中時間帯の川越市駅 - 坂戸駅・小川町駅間は、急行が普通(各駅停車)列車の役割を果たすが、2013年3月16日のダイヤ改正により、4本中3本が森林公園発着となったため、森林公園以北は、残りの急行1本と快速が普通列車の役割を果たす。朝と夕方以降は、早朝と深夜に数本ずつ池袋駅発着の普通列車小川町行きがあるが、基本的には川越市以北は地下鉄直通の普通列車および準急、急行が普通列車の役割を果たすが、半分以上が森林公園駅発着であり、夕方以降の上り、平日朝8時 - 10時までの上り、土休日8時 - 10時までの上下線の快速急行と夕方以降の下りのTJライナーが森林公園駅 - 小川町駅間の普通列車の役割を果たす。 運行本数 2016年3月改正ダイヤでの昼間1時間あたりの運行本数は、以下のようになっている。 日中の運行パターン 種別\駅名 池袋 … 成増 和光市 … 川越市 … 森林公園 … 小川町 … 寄居 運行範囲 快速 2本 急行 2本 1本 副都心線直通[* 1]← 2本 準急 4本 2本 普通 8本 2本 有楽町線直通[* 2]← 2本 2本 ^ 和光市から副都心線渋谷・東急東横線横浜経由、みなとみらい線元町・中華街まで直通運転(副都心線内は「急行」、東横線・みなとみらい線内は「特急」) ^ 和光市から有楽町線新木場まで直通運転(有楽町線内は「各駅停車」) 直通運転 都市高速鉄道13号線は、渋谷 - 池袋 - 小竹向原 - 和光市 - 志木間を結ぶ路線として計画され、これに基づき小竹向原 - 和光市 - 志木間が先行して整備・開業し(小竹向原 - 和光市: 東京地下鉄、和光市 - 志木: 東武東上線複々線)、地下鉄8号線(新木場 - 有楽町 - 池袋 - 小竹向原)と合わせて有楽町線と呼ばれていた。東上線は、和光市駅から東京メトロ有楽町線・副都心線(また、副都心線を介して東急東横線・横浜高速鉄道みなとみらい線)へ相互直通運転を行っており、小竹向原・飯田橋・有楽町・新木場(有楽町線)方面、新宿三丁目・渋谷(副都心線)方面、自由が丘・横浜(東急東横線)方面、みなとみらい・「元町・中華街」(みなとみらい線)方面へ乗り入れている。 東上線または地下鉄線で人身事故などの輸送障害が発生した場合、直通運転を中止することがある。その際、下り方面から来た直通電車は和光市駅に進入できないため、朝霞駅以北で運転を打ち切る。また、東上線の都内区間(池袋駅 - 成増駅間)で輸送障害が発生して運転を見合わせた場合については、運転再開までは直通運転区間である和光市駅 - 川越市駅間で直通列車のみで運行を継続する場合も多い。運転再開後も平常運転を基本とするが複々線区間が終わる志木駅到着までは時刻通りで運行される。ただし、運転状況によって、直通運転を中止して、副都心線からの志木行は副都心線内で和光市行に変更されることもある。運転再開後の遅延した急行の待ち合わせは志木駅で行い、急行などを先行させた後に発車する。上り線でも同様の処置が行われる。運転再開までは和光市駅やJR武蔵野線との乗換駅である朝霞台駅で乗客が溢れる。 車両運用について 東上線から有楽町線および副都心線 - 東横線 - みなとみらい線への相互直通列車について、どの列車がどの車両で運転されるかは『MY LINE 東京時刻表』(交通新聞社)の列車番号欄にて判別ができる。列車番号末尾アルファベットの「T」が東武車両(01T以降の奇数番号)、「S」が東京メトロ車両(8両編成は01S - 19S/10両編成は21S以降の奇数番号)、「K」が東急車両(8両編成は01K - 49Kで横浜高速鉄道車両と共通運用/10両編成は51K以降)となっている(「M」は西武車両で02M以降の偶数番号)。なお、列車番号が6桁の数字で表記されている東横線・みなとみらい線では上3桁が運用番号で、800番台が東武車両、700番台が東京メトロ車両、000番台が東急・横浜高速車両となっており(100番台は西武車両)、例えば「01T」の場合は東横線・みなとみらい線では「801」となる。 東武高島平線 かつては、大和町駅(現和光市駅) - 都営地下鉄三田線高島平駅間に、新線(高島平線)を建設して、同線を経由して東急泉岳寺線・池上線経由東急田園都市線方面との相互直通運転が計画されていた。その名残として、都営地下鉄高島平駅が2面4線のホームとなっていたり、上福岡駅の寄居方に三田線からの直通列車が当駅で折り返すことも目的のひとつで設置された引き上げ線が存在する。 列車種別 現行の停車駅に関しては「駅一覧」の節を参照。以下において「平日」「土休日」はダイヤ設定上の曜日を指す。 TJライナー TJライナーに使用される50090系 詳細は「TJライナー」を参照 2008年6月14日のダイヤ改正で新設された種別[24]。英文表記は「LINER」。シンボルカラー(ロゴマーク)は青を基調とする。停車駅案内におけるラインカラーはオレンジ■を使用。ホームライナー的な運用を行う種別であり、ふじみ野駅 - 森林公園駅・小川町駅までの各駅への速達性を高め、かつ「座席定員制」として快適な車内環境を確保する目的で設定された。また、森林公園駅から先、小川町方面は各駅に停車し、後述の快速急行や快速同様、普通列車の役割を果たす。 当初は下り列車のみ平日6本・土休日4本の運行であったが、ダイヤ改正のたびにに増便を行い、2016年3月26日のダイヤ改正時点では下りが平日19本・土休日9本の運行となっている。またこの改正から、森林公園発池袋行きの上り2本が新設された(平日のみ、途中駅降車不可)[30]。なお上り列車は、下り列車の停車駅である川越市駅を通過する。 乗車時には着席整理券が必要となり、下り列車では、池袋駅での乗車時には運賃のほか着席整理券310円が必要であるが、ふじみ野駅から先の停車駅では着席整理券310円は不要になる。上り列車では、森林公園駅・東松山駅・坂戸駅・川越駅での乗車時には着席整理券410円、ふじみ野駅での乗車時には310円が運賃とは別に必要である。なお、着席整理券は下り列車は池袋駅で当日のみ購入可能だが上り列車は池袋駅、ふじみ野駅 - 森林公園駅、小川町駅で前日から購入可能である。またチケットレスサービスは1週間前から購入可能である。2014年4月からの消費税率変更のため、着席整理券が300円から310円に値上げされた。 快速急行 東武10030系10両編成による快速急行。字幕車では行き先表示と同じ紺色地に白文字で表現される。かつての準急も同様であった。(2016年3月26日、ふじみ野) 2016年3月26日実施のダイヤ改正で新たに登場した地下鉄線直通の快速急行。西武池袋線とは違い、青地に白抜き文字で表現される。2.5往復あるうち、下りの1本を除いて東急5050系4000番台を使用。(2016年3月26日、鶴瀬) 英文表記は「RAPID EXPRESS」または「RAPID EXP.」。シンボルカラーは青■。2013年3月のダイヤ改正までは緑■だった。フルカラーLED搭載車及び字幕車では青色地に白文字で快速急行、3色LED搭載車は緑地にオレンジ文字で快速急行と表記される。平日は上りのみ、土休日は朝下りと上りで運行される。停車駅は改正前の特急停車駅に志木駅が加えられたものとなっている(志木駅には1998年3月のダイヤ改正まで特急が停車していた)。以下の2系統に大別される。 池袋駅 - 小川町駅間系統 2008年6月のダイヤ改正で新設された。この改正で特急が廃止されたため、実質上その後身と言える。ダイヤ改正毎に増発が繰り返されており、2016年3月26日のダイヤ改正時点では平日は午前中に上り3本、夕方に上り10本、土休日は午前中に上り5本下り3本、夕方に上り7本が運行されている。 夕方上りの運用はTJライナーの車両を池袋に送り込むためのもので、50090系が限定使用されている。その際はTJライナー同様、席はクロスシート(進行方向向き)で運用される。夕方上り以外の運用については使用車両を限定されておらず、50090系が使用される場合はロングシートで運行される。 副都心線 - 森林公園駅間系統 2016年3月26日のダイヤ改正より、土休日のみ午前中に下り3本、夕方に上り2本が新設された[30]。 全列車が東急東横線に直通し、副都心線内は急行として運行される(下り2本[注 4]が菊名始発、東急線内急行。下り1本[注 5]と上り全列車[注 4]が元町・中華街駅発着、東急線内特急)。 森林公園駅で小川町・寄居方面の列車と接続を行い、和光市駅では池袋駅発着の準急と接続する。 快速 2013年3月16日のダイヤ改正で新設された種別[25]。シンボルカラーは水色■で、英文表記は「RAPID」である。フルカラーLED搭載車は水色地に白文字で快速、字幕車は水色地に黒抜き文字で快速、3色LED表示機では緑地に黒抜き文字で快速と表記される。 快速急行と急行の中間の種別[注 6]として日中に運行され、日中の最速達列車として運行される。全列車が池袋駅発着で運転され、有楽町線・副都心線には乗り入れない。 停車駅は、快速急行停車駅に成増駅 ・朝霞台駅・ふじみ野駅 ・若葉駅を加えたもの(池袋駅 - 川越市駅間の急行停車駅 + 川越市駅 - 小川町駅間の快速急行停車駅 + 若葉駅)で、日中1時間に2本の運行。2013年のダイヤ改正後は急行が日中1時間に4本の運行となることから、和光市駅 - 川越駅間では急行とあわせて速達列車が1時間に1本の増となっていたが、快速通過駅、特に川越市駅 - 東松山駅間の通過駅は減便されたため、後述するFライナー・急行が登場する2016年3月26日のダイヤ改正で、日中の準急の増便を図り通過駅の乗り継ぎを向上させた。 ほとんどの列車が成増駅で普通列車に、ふじみ野駅で川越市駅発着の準急、川越市駅では森林公園駅発着の準急と緩急接続を行う。また、森林公園駅では急行と接続する。なお、先発する急行とは平行運転を行っているため、下り列車の方が上り列車よりも所要時間が多くかかる。小川町駅で寄居方面の列車と接続している。 2016年3月のダイヤ改正から、平日の上り23時台に1本新設された。この列車はTJライナー(最終列車)の送り込み運用であるため50090系が限定使用され、上り快速急行と同じく進行方向を向いたクロスシートで運行される。また、川越市駅で接続する準急が森林公園駅発着となり緩急接続を行うようになったため、快速通過駅の霞ヶ関駅・鶴ヶ島駅・北坂戸駅・高坂駅利用客の利便性が向上した。 急行 準急と並んで東上線の主力である急行(2016年2月、川越) 2016年3月26日より運転を開始した副都心線直通の急行「Fライナー」。渋谷以南の東急東横線・みなとみらい線内では、「F特急」に変更される。(2016年3月26日、川越) かつて運転されていた武蔵嵐山発着の急行。8両編成の運用もあった。(2002年3月26日、つきのわ) 終日設定されている。英文表記は「EXPRESS」。シンボルカラーは赤■。フルカラーLED搭載車及び字幕車は赤色地に白文字で急行、3色LED搭載車は無点灯地に赤文字で急行と表記される。以下の2系統に大別される。 池袋駅発着系統 日中は池袋駅 - 小川町駅間と池袋駅 - 森林公園駅間の列車が1時間に各1本運転されており、副都心線直通系統を含めると和光市駅 - 森林公園駅間では15分間隔で運転されている。 ほぼすべての列車が、ふじみ野駅で普通列車と緩急接続をするほか、和光市駅で普通列車(新木場発着)に、川越市駅で準急と接続する。夕ラッシュ時以降は、川越市駅で後発のTJライナー・快速急行の待ち合わせを行う列車があるほか、成増駅で後発のTJライナーの通過待ちを行う列車がある(この場合は川越市駅での待ち合わせは行われない)。 2008年6月のダイヤ改正前までは、日中および夜間は15分間隔(1時間に4本)、朝は10分間隔(朝ラッシュ時は下りのみの運行)、夕方は12分間隔(1時間に5本)で運転されていた。 2008年6月のダイヤ改正より、日中は8 - 15分間隔で運転され、日中の1時間に1本の準急を川越市駅より先、小川町方面へ延長し急行としたため急行が1時間に5本(日中)となり、平日朝ラッシュ時間帯の上り急行新設、夕ラッシュ時下りTJライナー新設と相まって川越市駅 - 小川町駅間の各駅利用者の利便性は格段に向上した一方で、逆に日中1時間に3本に減少した準急依存の志木駅 - 川越駅間の急行通過駅では利便性が低下した[注 7]ほか、ふじみ野駅での緩急接続がなくなったために急行列車の所要時間が池袋駅 - 川越市駅間において1 - 3分ほど増加した。また、この改正では越生線の日中の運転本数は改正前からの毎時4本(15分間隔)のまま存置されたため、日中に池袋駅を毎時0分と13分に発車する急行は、坂戸駅での越生線接続待ち時間がそれぞれ10分、12分となった。 2011年3月のダイヤ改正より、日中は森林公園駅発着が1時間に2本・小川町駅発着が1時間に3本の運転となり、池袋駅 - 森林公園駅間では12分間隔(1時間に5本)の運転となった。また、池袋駅 - 川越駅間の所要時間が2008年6月ダイヤ改正以前と同じ下り30分・上り31分となり、1時間に5本のうち3本がふじみ野駅で、1本が志木駅で緩急接続を行うようになった。 2013年3月のダイヤ改正では、前述の快速の運行開始に伴い15分間隔(1時間に4本)になり、下り列車の池袋駅 - 川越市駅間の所要時間が増加している。また、ほとんどの急行列車がふじみ野駅で緩急接続を行うようになった。なお、日中1時間に4本のうち2本のみが坂戸駅で越生線と接続している(残り2本は快速と接続)。 2016年3月のダイヤ改正より、副都心線直通の急行を新設したため池袋駅発着の急行は1時間に2本となり、代わりに和光市駅で副都心線直通の急行と接続する準急を新設した。 副都心線直通系統 2016年3月26日のダイヤ改正より運行開始。日中の池袋駅発着の1時間に4本のうち森林公園駅発着の2本を元町・中華街駅発着(副都心線・東急東横線・みなとみらい線直通)に置き換える形で新設された。ふじみ野駅で準急と緩急接続するほか、和光市駅で池袋駅発着の準急に、川越市駅で普通列車と接続する。 平日の3.5往復[注 8]を除いて副都心線内急行、東急線内・みなとみらい線内特急として運転され、「Fライナー」の愛称が付く[36][30]。「Fライナー」として運転される列車はフルカラーLED搭載車が赤色地に緑のFと白文字でF急行、3色LED搭載車が無点灯地に緑のFと赤文字でF急行と表示される。 準急 急行と並び、当路線の主力である準急。2013年までは青がシンボルカラーであった。(2008年7月20日、川越) 写真の東武9000系などの地下鉄線直通対応車両がこの準急に充てられることもある。 これまで準急は朝夕時間帯に全区間で、日中時間帯は池袋駅 - 川越市駅間で運転されていたが、2016年3月26日のダイヤ改正で森林公園駅発着の準急が日中時間帯にも設定され、終日にわたって運転するようになった。(2016年3月26日、川越) 終日設定されている。シンボルカラーは緑■(2013年3月のダイヤ改正までは青■)、で、英文表記は「SEMI EXPRESS」もしくは「SEMI EXP.」である。フルカラーLED搭載車及び字幕車は緑色地に白文字で準急、3色LED表示は無点灯地に緑文字で準急と表記される。運行区間は朝夕が全区間、日中が池袋駅 - 川越市駅・森林公園駅間(通過運転区間が池袋駅 - 成増駅間のため地下鉄線直通区間の普通と停車駅に差がなく、有楽町線・副都心線直通の設定はない)。 日中は1時間に4本運転。森林公園駅発着はふじみ野駅で副都心線直通の急行に、川越市駅で快速と緩急接続する。川越市駅発着はふじみ野駅で快速と緩急接続し、和光市駅で副都心線直通の急行に、川越市駅で池袋駅発着の急行と接続する。夕方時間帯に、ふじみ野駅で急行と快速急行(またはTJライナー)の計2本を待ち合わせる列車がある。 2008年6月13日まで、朝が8 - 10分間隔、日中が15分間隔、夕方が12分間隔、早朝と深夜が5 - 22分間隔だった。また、急行列車の運転時間帯はふじみ野駅で、後発の急行に待避接続するダイヤ設定であったが、翌14日のダイヤ改正以後、日中は1時間に4本から3本に減便されたため、志木駅 - 川越駅間の急行通過駅では減便となった。また、ふじみ野駅での緩急接続もなくなった。 2011年3月のダイヤ改正より、日中はおおむね20分間隔での運転となり、このうち下り列車は、成増駅で急行と緩急接続をする列車・ふじみ野駅で急行と緩急接続をする列車・川越市駅まで先着する列車がそれぞれ1本ずつであり、上り列車は、ふじみ野駅で急行の待ち合わせをする列車が2本・池袋駅まで先着する列車が1本であった。また、平日の夕方ラッシュ時の準急小川町行き4本については、森林公園駅で当駅止まりのTJライナーからの接続を行っていた。 2013年3月のダイヤ改正で、快速列車新設に伴い1時間に2本に減便された。 2016年3月のダイヤ改正からは、池袋駅発着の急行(1時間に4本)のうち2本が副都心線直通となったため、副都心線直通系統と和光市駅で接続する準急を池袋駅発着の急行と置き換える形で1時間に2本増発した。また、残りの2本が森林公園駅発着となり、川越市駅 - 東松山駅間の快速通過駅では1時間に2本増便となった。森林公園駅発着系統は川越市駅で快速と緩急接続を行うため、快速通過駅の利便性も向上した。さらに上り川越市始発の初電車が普通から格上げされ、池袋駅への到着が5:29と早くなった(この格上げに伴い、成増駅で始発の普通池袋行きと接続する形がとられた)。 かつては朝ラッシュ時間帯の上りの準急がときわ台駅に停車していたことがあった。これは当時、当該時間帯において準急と普通が平行運転を行っていたため、準急は途中駅での時間調整が必要であったためである。1983年改正当時の時刻表には「ときわ台に準急はとまりません」の注意喚起があった。 普通 終日設定されている。路線図上のシンボルカラーは黒■で、英文表記は「LOCAL」。フルカラーLED搭載車及び字幕車では白地に黒抜き文字で普通、3色LED搭載車は無点灯地にオレンジ文字で普通と表記される。池袋駅発着系統と地下鉄直通系統、小川町以北の区間運転に分かれる。 池袋駅発着 日中は1時間に8本(成増駅発着が6本・川越市駅発着が2本)運行されており、池袋発基準ではおおむね7 - 8分毎で運転される。朝夕時間帯には志木駅発着が運転されるほか、森林公園駅・小川町駅発着(主に早朝下りと夜間上り)、上福岡駅発着(早朝上りと夜間下りの1往復)、上板橋発(早朝上り1本のみ)や、小川町発川越市行き(深夜上り1本のみ)、志木発小川町行き(早朝下り1本のみ)、小川町駅 - 森林公園駅間の区間列車がある。 池袋駅 - 成増駅間ではすべての列車が上板橋駅または中板橋駅で次発の速達列車の通過待ちを行う。ただし、平日朝ラッシュ時の上り列車、夕方以降の一部列車(上下線とも)は一列車につき上板橋駅・中板橋駅の両駅で通過待ちをする。また、日中の川越市駅発着は、成増駅で快速に、ふじみ野駅では急行(池袋発着)と緩急接続を行う。また、TJライナーが発車する直前に池袋駅を発車する普通列車は、中板橋駅でTJライナーと準急(もしくは急行)の2本の通過待ちを行う。 2008年6月13日までは、日中・夜間は7.5分間隔、夕方は6分間隔で、速達列車の通過待ちはほとんど中板橋駅で行われていた。翌14日の改正以後は、日中に上板橋駅にて速達列車の通過待ちを行う列車が設定された。 2011年3月のダイヤ改正より、日中においても、池袋駅 - 成増駅間で速達列車の通過待ちを行わない列車や、急行と準急の2本を待避する列車が設定された。このため、運転間隔が4 - 13分間隔とばらつきが出ていた。 2013年3月16日のダイヤ改正からは、日中の運転形態が大きく変わり、志木駅発着が消滅し川越市駅発着が設定された。なお、ほとんどの列車の速達列車の通過待ちが上板橋駅で行われるようになったため、成増駅での普通列車・速達列車相互間の乗り換え時間が増加した。 2016年3月のダイヤ改正より、上り列車の速達列車の通過待ちを行う駅がすべて中板橋駅に変更になったほか、川越市発着の上り列車が成増駅で快速と緩急接続を行うようになった。 有楽町線直通 新木場駅 - 志木駅・川越市駅・森林公園駅間で運転され、全列車が東上本線内「普通」・有楽町線内「各停(各駅停車)」として全区間各駅に停車する。 日中は新木場駅 - 川越市駅間で1時間に2本(30分間隔)運転。和光市駅(下りは急行から普通列車への乗り換えのみ接続)と川越市駅で急行に接続。ふじみ野駅での緩急接続はなし。 2008年6月のダイヤ改正で副都心線が開業したことにより、日中において、新木場駅 - 川越市駅間は1時間に4本から2本に減便、新線池袋駅 - 志木駅間(1時間に2本)は副都心線渋谷駅発着に置き換えられた。また、有楽町線内の種別に準急が新設されたことにより、有楽町線内「準急」の列車が東上本線(東上本線内は各駅停車)に直通運転していた(平日は有楽町線 → 東上本線の1本のみ、土休日は朝の東上本線 → 有楽町線3本と夕方以降の5往復のみ)。しかし、同年11月のダイヤ改正で有楽町線内「準急」の東上本線直通列車が廃止され、すべて有楽町線内各駅停車に置き換えられた。 2011年3月のダイヤ改正では、日中の2008年6月のダイヤ改正による志木駅 - 川越駅間の急行通過駅の減便を補うために、新木場駅 - 川越市駅間の系統を増発し毎時3本で運転されるようになった。このうち、上下毎時1本はふじみ野駅で急行と緩急接続を行い、下り11時間に本は志木駅で急行と緩急接続を行っていた。 2013年3月16日のダイヤ改正より、日中は1時間に2本(30分間隔)の運転となり、土休日における志木駅発着が消滅した。また、平日朝ラッシュ時に豊洲行きの列車(上りのみ)が新設された。 なお、有楽町線直通列車は後述の副都心線直通列車も含めて東上本線内は普通列車のみであった。2016年度までにこれら地下鉄直通列車の速達化(急行運転)が計画され[37]、副都心線直通急行については2016年3月26日に運行を開始した。 副都心線直通 朝夕時間帯に設定されている。 2008年6月14日の副都心線開業時のダイヤでは、日中は渋谷駅 - 志木駅間(副都心線内「各駅停車」)が1時間に2本(おおむね30分間隔)、渋谷駅 - 川越市駅間(副都心線内「急行」)を1時間に2本(おおむね30分間隔)で運転。 2010年3月のダイヤ改正までは、原則として志木駅発着は副都心線内「各駅停車」、川越市駅・森林公園駅発着は副都心線内「急行」・「通勤急行」として運転されていたが、この改正以後は、渋谷駅 - 川越市駅・森林公園駅間の全区間を各駅に停車する列車(主にラッシュ時)や、副都心線内「急行」の志木行き(土休日夜)が新設された。 2011年3月のダイヤ改正では、渋谷駅 - 志木駅間(副都心線内「各駅停車」)を1時間に1本減便(これに伴い、新木場駅 - 川越市駅間を1時間に1本増発)。さらに、日中の川越市駅発着のうち、下りの毎時1本がふじみ野駅で急行と緩急接続を行い、上りは毎時1本が志木駅で急行と緩急接続を行うようになった。 2013年3月16日のダイヤ改正から、東横線・みなとみらい線相互直通運転開始により"渋谷行き"が消滅。また、志木駅発着が大幅に削減され、平日のラッシュ時間帯(朝:上下3本、夕:下り7本・上り6本)のみの運転となった。平日において日中帯の東武鉄道の車両は東横線との直通運用がなかった。 2016年3月26日のダイヤ改正より、日中の東横線・みなとみらい線直通元町・中華街駅発着の列車は東上本線内急行として運転されることになり、代わりに準急列車を1時間に2本増発した。急行に対して、日中の東武所属車両の運用も開始した。 小川町駅 - 寄居駅間 この区間は全列車ワンマン運転を行っており、日中は1時間に2本(30分間隔)で運転されている。小川町駅では同一ホームで池袋方面の列車(日中は快速)と接続している。 過去に存在した種別 特急 フライング東上 専用車両を再現した8198編成 かつてのフライング東上号のラッピングが施された51092編成 1949年から1962年まで、モハ5310形・クハ350形を使用した有料特急「フライング東上」[注 9]が、春と秋の行楽シーズンの休日に運転されていた。この愛称はイギリス国鉄(当時)の「フライング・スコッツマン」にあやかったもので、車両は濃い青に黄色の帯の塗装で専用のヘッドマークも用意されたほか、音楽を流す放送装置を備え「ミュージックカー」と称していた。 しかし、あまり乗車率は良くなく、1956年頃を境に特急料金は廃止され、さらに1962年には伊勢崎線急行増発のために5310系は本線へ異動になり、8000系などの通勤形電車のみでの運行となった。 2015年11月28日から、東上線全線開通90周年記念として50090系(10両 51092編成)・8000系(4両 8198編成)のそれぞれ1編成ずつを「フライング東上」専用車両使用当時の濃い青と黄帯のカラーとし、当時のヘッドマークを模したヘッドマークを付けて運行を開始している[38][39]。 行楽急行・特急 かつての特急ヘッドマーク (のちに特急の愛称名は廃止される) 特急「さだみね」 2008年6月14日のダイヤ改正まで運転されていた特急 行楽急行として運行開始されたが、1971年の急行設定に伴い、種別を「特急」に変更した。秩父鉄道線への直通運転は通勤車両による運行となった後も1992年まで行われていた(後述)。また、愛称も付けられ、先頭車の前面にはヘッドマークも掲出されていた。なお台形のヘッドマーク掲出は1979年11月改正から1987年11月の方向幕表示変更までの8年間である。また1979年以前の特急は川越駅は通過駅であった。 特急に種別変更後の運行形態は次の通りである。 1971年3月1日改正 ちちぶ: 池袋駅 - 三峰口駅 … 秩父鉄道線直通 ながとろ: 池袋駅 - 長瀞駅 … 秩父鉄道線直通 森林: 池袋駅 - 森林公園駅 くろやま: 池袋駅 - 越生駅(坂戸町駅から越生線内は各駅停車) 停車駅: 池袋駅・志木駅・川越市駅・坂戸町駅・東松山駅・森林公園駅・小川町駅・寄居駅 1977年10月21日改正 ちちぶ: 池袋駅 - 三峰口駅 … 秩父鉄道線直通 ながとろ: 池袋駅 - 上長瀞駅 … 秩父鉄道線直通 森林: 池袋駅 - 森林公園駅(2往復) 停車駅: 池袋駅・志木駅・川越市駅・坂戸駅・東松山駅・森林公園駅・小川町駅・寄居駅 1979年11月8日改正 みつみね: 池袋駅 - 三峰口駅 … 秩父鉄道線直通(休日運転) ながとろ: 池袋駅 - 上長瀞駅 … 秩父鉄道線直通(同上) たまよど: 池袋駅 - 寄居駅(同上) むさしの: 池袋駅 → 森林公園駅、寄居駅 → 池袋駅(同上、2往復) さだみね: 池袋駅 - 小川町駅(平日運転) 停車駅: 池袋駅・志木駅・川越駅・川越市駅・坂戸駅・東松山駅 - 寄居駅間の各駅 1983年8月22日改正 みつみね: 池袋駅 - 小川町 - 三峰口駅 … 秩父鉄道線直通(休日運転) ながとろ: 池袋駅 - 小川町 - 上長瀞駅 … 秩父鉄道線直通(同上) むさしの: 池袋駅 → 森林公園駅、小川町(森林公園)駅 → 池袋駅(同上、3往復) さだみね: 池袋駅 - 小川町駅(平日運転) 停車駅: 池袋駅・志木駅・川越駅・川越市駅・坂戸駅・東松山駅 - 寄居駅間の各駅 この改正より秩父鉄道線直通は小川町で系統分割。池袋 - 小川町間は8両編成、小川町駅から6両編成の連絡列車に乗り換え。連絡列車は種別サボ表示だった。 1987年種別幕の使用開始に際し、種別と愛称を併記する方式に変更。 1989年10月24日改正で秩父鉄道線直通が復活し、当該列車は小川町 - 寄居間無停車となる。 1991年12月9日改正で土曜ダイヤ実施。土曜日の運行形態は下り「むさしの」2本、上り「さだみね」1本。 1992年3月29日を以て秩父鉄道直通運転終了。 1992年12月1日改正で列車愛称廃止。 1998年3月26日改正で停車駅変更、志木駅を通過し小川町 - 寄居間の各駅に再停車。 2005年3月17日改正より土曜・休日のみの池袋 - 小川町間運転に変更、停車駅に和光市を追加(改正当日は木曜だったため、実際の停車開始は3月19日)。 2005年3月17日改正 停車駅: 池袋駅・和光市駅・川越駅・川越市駅・坂戸駅・東松山駅 - 小川町駅間の各駅(10両) 2008年6月8日をもって特急の運転が終了。 2008年6月14日のダイヤ改正により特急の種別が廃止。代わってTJライナー・快速急行を新設。TJライナーはフライング東上以来の有料列車である。 通勤急行 平日朝ラッシュ時に6本運転されていた通勤急行 1987年8月25日のダイヤ改正で新設された種別[23]。2016年2月時点で平日の朝ラッシュ時に上り6本(おおむね15分間隔)のみ設定されていた。英文表記は「COMMUTER EXPRESS」または「COM. EXP.」。シンボルカラーは桜■または紫■。フルカラーLED搭載車及び字幕車ではピンク地に白文字で通勤急行だが一部の字幕車は紫地に白文字で通勤急行であるなど、編成によって濃さが異なっていた。3色LED搭載車では赤地に黒抜き文字で通勤急行と表記されていた。2008年以降の平日朝ラッシュ時間帯は急行・通勤急行・準急の3種別を運転し、1つの種別への乗客集中を避け、遅れを生じないようにしていた。4本目と5本目が小川町発で、それ以外は森林公園発で運行されていた。停車駅は志木駅以北の各駅および和光市駅・成増駅・池袋駅。なお、急行が停車する朝霞台駅を通過するため、代わりに志木駅で普通列車との接続が行えるようになっていた。2016年3月25日限りで運転を終了し、翌日のダイヤ改正をもって廃止となった。 かつての秩父鉄道直通 秩父鉄道秩父本線に直通を開始したのは1949年(昭和24年)4月3日からのことで、当時は準急列車が乗り入れていた。特急「フライング東上」号も長瀞まで直通していた列車もあった。 昭和30 - 40年代には様々な秩父鉄道直通列車が運転され、行楽急行として「みつみね」「ながとろ」「ちちぶ」「うらやま」などの愛称を付けて運転されていた。 特急に種別変更後は池袋 - 三峰口間の「ちちぶ」(後の「みつみね」)、池袋 - 長瀞(上長瀞)間の「ながとろ」に集約され、さらに1979年改正で休日ダイヤのみの運転に縮小される。また1983年改正では、小川町で系統分割が行われる。 しかし、西武鉄道の秩父鉄道乗り入れ開始(当時は野上駅まで)に対抗するため、1989年(平成元年)のダイヤ改正から池袋駅 - 秩父鉄道直通が再開された。 再開にあたり、西武鉄道との対抗上それまで東松山駅以遠が各駅停車だった停車駅体制が見直され、小川町駅 - 寄居駅間の途中駅が全駅通過運転となった。なお、この2列車は全区間8000系6両編成で運行され、混雑を緩和するために小川町発着の10両編成の急行が数分の間隔で前後に運転される方式となった。 そのため、急行の後を追って途中追い抜くことなく運転されたことから、所要時間は急行と大差なかった。また、当時の「ゆぁ東上」では行楽シーズン時には寄居方に増結を行い森林公園で切り離しを行うことがあると書かれていたが、実際には行われていない。 復活時の停車駅は以下の通り。 池袋駅 - 志木駅 - 川越駅 - 川越市駅 - 坂戸駅 - 東松山駅 - 森林公園駅 - 武蔵嵐山駅 - 小川町駅 - 寄居駅 -(波久礼駅)- 長瀞駅 - 上長瀞駅 - 皆野駅 - 秩父駅 - 御花畑駅 - 浦山口駅 - 白久駅 - 三峰口駅 ※「みつみね」は波久礼駅通過、「ながとろ」は上長瀞駅止まり。 運転時刻は以下の通り。 みつみね号:池袋駅8:20発 → 三峰口駅10:43着/三峰口駅16:41発 → 池袋駅18:59着 ながとろ号:池袋駅9:00発 → 上長瀞駅10:48着/上長瀞駅15:10発 → 池袋駅16:59着 しかし、秩父鉄道が東武鉄道と互換性のないATSを導入することになり、特定車両使用の困難さから1992年(平成4年)3月29日をもって秩父鉄道への直通は中止され、「みつみね」と「ながとろ」は愛称名なしの池袋 - 寄居間の特急となった。なお、これ以後も本線系統との回送があるため、その牽引用として8000系2両編成3本に秩父鉄道のATSを搭載した。また、ほぼ同時期に西武鉄道による秩父鉄道乗り入れ列車の運転区間が野上駅から寄居駅に延長されている(その後、2007年(平成19年)3月6日から運転区間が長瀞駅までに短縮されている)。 2007年7月21日に開催された秩父鉄道・東武鉄道合同リレーイベントでは、森林公園から寄居まで「東武リレー号」を、秩父鉄道では寄居 - 三峰口間の往復で「SLパレオエクスプレス」(貸切扱い)をそれぞれ運転し、寄居駅での接続体制を取った。 使用車両 東武鉄道が保有する地下鉄有楽町線・副都心線乗り入れ兼用車(9000系、9050系、50070系)と地上運用専用車(8000系、10000系、10030系、30000系、50000系、50090系)のほか、直通先の東京地下鉄が保有する7000系と10000系、東京急行電鉄が保有する5000系と5050系、横浜高速鉄道が保有するY500系が使用されている。詳細は後節を参照。 編成両数は、池袋 - 小川町間では志木発着の副都心線直通列車の一部に、東京地下鉄・東京急行電鉄・横浜高速鉄道保有の8両編成の運用がある以外は、すべて10両編成で運行されている。小川町 - 寄居間はすべて4両編成である。かつては6両編成の運用も存在したが、2005年3月17日のダイヤ改正で池袋 - 寄居間直通列車が廃止されたことと小川町 - 寄居間ワンマン運転化に伴い消滅している。 かつて、池袋発着の列車にも8両編成列車があったが、2008年6月14日のダイヤ改正で10両編成に統一された。一方、同改正前は東京地下鉄の全編成が10両であったが、改定後は副都心線直通列車に再編成された東京地下鉄7000系および10000系、さらに2013年3月16日のダイヤ改正からは東急5000系・5050系と横浜高速Y500系の8両編成が志木 - 和光市間で運行されるようになった。 また東横線・みなとみらい線への乗り入れ開始により、東横線と東京メトロ日比谷線との乗換駅である中目黒駅では、東上線からの直通用車両(9000系・9050系・50070系)が伊勢崎線(東武スカイツリーライン)・日光線からの日比谷線直通用車両(20000系・20050系・20070系)と同一ホームで並ぶ光景が見られるようになった。 現用車両 自社車両 全車両が森林公園検修区所属。 8000系 2015年1月17日をもって池袋 - 小川町間の営業運転から撤退[40]し、以後は小川町 - 寄居間および越生線の坂戸 - 越生間でのみ運行。一部、秩父鉄道を介して伊勢崎線系統の車両と入れ替える際の回送に対応する編成も存在する。 9000系・9050系 10両固定編成のみの系列であり、主に有楽町線・副都心線に直通する運用に充てられるが、東上線池袋 - 小川町間のみを走る地上運用にも入ることがある。また、例外的に9101Fは地下鉄線には入らず、池袋 - 小川町間のみで運用される(詳細は東武9000系電車の項を参照)。 10000系・10030系・10050系 東上線系統には10000系が10両単独で10両編成を組む。10030系と10050系には10両・6両・4両の各固定編成があり、10両単独または6両+4両の組み合わせで10両編成を組んでいる。すべて池袋 - 小川町間で運用される。かつて4両+4両のや8両固定による8両編成や8両+2両の10両編成、4両・6両・8両固定が単独運用されていた。2008年ダイヤ改正で東上線池袋口の全列車10両編成化に伴い、伊勢崎線系統から2両固定編成を転属させて完全10両化を行ったが、30000系の配置などに伴い2012年からT-DATCへの対応工事をしていない編成が伊勢崎線や野田線へ転属している。 30000系 2011年から一部編成が伊勢崎線系統から東上線へ転属しており、2015年7月時点では10両固定編成13本が転属している[41]。東上線への転属の際、6両編成と4両編成を連結して10両固定編成にする工事が行われており、池袋 - 小川町間で運用される[42][43]。 50000系 10両固定編成のみの系列であり、池袋 - 小川町間の運用に使用される。第2編成以降は副都心線直通運転に向けた準備工事が施工されているが、現時点で地下鉄対応の機器は搭載されていない[44]。 50070系 10両固定編成のみの系列であり、主に有楽町線・副都心線に直通する運用に充てられるが、東上線池袋 - 小川町間のみを走る地上運用にも入ることがある。 50090系 10両固定編成のみの系列であり、単独で池袋 - 小川町間の運用に充当されている。夕方以降は主にTJライナーや送り込みの上り快速急行で運用されるが、他の時間帯については普通・急行・通勤急行などの他の種別にも使用される。クロスシートとロングシートとに転換できるマルチシートを備えており、TJライナーと、その送り込みとなる夕方の上り快速急行ではクロスシート、それ以外はロングシートで運行される。 東武8000系(先頭車旧前面) 東武8000系(先頭車新前面) 東武9000系 東武9050系 東武10000系 東武10030系 東武10030系(リニューアル車) 東武30000系 東武50000系 東武50070系 東武50090系 乗り入れ車両 東京メトロ車両(和光検車区所属) 7000系 10000系 上記2形式は東京メトロ有楽町線・副都心線からの乗り入れ車両であり、10両編成と8両編成がある。 10両編成は有楽町線直通と副都心線直通(主に副都心線内急行・通勤急行)で使用され森林公園まで乗り入れる。なお、Yマークの付いたゴールド帯の7000系は有楽町線直通のみで使用されていた(改造や廃車により現存しない)。 8両編成は副都心線直通(副都心線内各駅停車)で使用され、志木まで乗り入れる。2013年3月のダイヤ改正からは、平日ダイヤ朝1本のみの乗り入れとなっている(それ以外の8両編成はすべて東急・横浜高速所有の車両による運用)。 東上線のほか、同じく有楽町線・副都心線と相互直通運転を行う西武有楽町線・西武池袋線にも乗り入れており、東上線直通列車の折り返しが西武線直通列車(またはその逆)となる運用もある。 なお、同社の車両の森林公園までの定期乗り入れは2008年6月のダイヤ改正で朝の上りと夜の下りに設定されたものの、2011年3月のダイヤ改正で消滅した。そして2016年3月のダイヤ改正より再び乗り入れるようになった。定期乗り入れがない間は走行キロ数調整のための精算運転のため臨時に乗り入れるのみであった。また、西武6000系電車は東京メトロ線を和光市駅まで乗り入れるが、東上線には入線できない。また同様に、東武鉄道の車両が西武線に入線することも不可能である。 東京急行電鉄車両(元住吉検車区所属) 5000系・5050系 Y500系(横浜高速鉄道所有車) 2013年3月16日の東京メトロ副都心線と東急東横線の直通運転開始に伴い本格的な営業運転を開始。それ以前には、2012年9月10日より東急電鉄から東武鉄道に一部編成が貸し出されて営業運転に入っていた[45]。 5050系4000番台10両編成は森林公園まで乗り入れ、それ以外は8両編成のため、志木までの乗り入れとなる。 東京メトロ7000系(黄色帯時代) 東京メトロ7000系(副都心線対応改造後) 東京メトロ10000系 東急5050系 東急5050系「Shibuya Hikarie号」 横浜高速鉄道Y500系 過去の車両 当線の開業時から昭和61年まで使用されていた機関車、ならびに貨車は省略している。 自社車両 3000系 5000系・5050系 6000系(団体列車としての運用のみ。本線所属車両が東上線に入線したきわめて珍しい事例) 7300系 7800系 モハ5310形・クハ350形(行楽特急「フライング東上」) 乗り入れ車両 東京メトロ07系 - 東京メトロ有楽町線からの乗り入れ車両。現在は東西線に転用されたため、当路線には入線しない。 女性専用車 女性専用車 ← 池袋/新木場/渋谷/元町・中華街小川町 → 10両編成 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 8両編成 8 7 6 5 4 3 2 1 以下の列車に女性専用車が設定されている。なお、東上線池袋発着と地下鉄線直通列車では設定時間帯が異なっている。 平日ダイヤ朝7:24 - 9:28に池袋駅へ到着する上り急行・準急の進行方向最後尾車両(実施区間は全区間、普通列車およびTJライナーへの実施はなし) 平日ダイヤ初発 - 9:30に和光市駅へ到着する上り有楽町線直通の全列車と、副都心線・東横線・みなとみらい線直通の全列車の進行方向最後尾車両(同線内は9:30を過ぎた時点で扱いが取りやめとなる。実施区間は全区間) 志木駅7:33始発・志木駅8:02始発の副都心線・東横線・みなとみらい線直通列車は8両編成のため、上り列車の志木方停止位置が10両編成と8両編成で異なる朝霞台駅では乗車位置が他の対象列車と異なる。 8000系のワンマン車を除いた在籍全編成に女性専用車を示すステッカーが貼付されている。かつては10000系列も10両貫通編成のみの貼付で、10000系8両編成2本と10030系4両・6両編成にはステッカーは貼付されていなかったが、2008年6月14日のダイヤ改正に合わせて、4両編成ならびに伊勢崎線から転入した10000系2両編成2本の最後尾車両にも貼付された。また、2011年には8000系4・2両編成の最後尾車両にも貼付された。 利用状況 2016年度の朝ラッシュ時最混雑区間(北池袋→池袋間)の混雑率は138%である[46]。 有楽町線が営団成増まで開業した1983年度以降は、成増 - 池袋間で当路線と競合する形となり、190%を下回った。和光市まで開業した1987年度以降は混雑率が180%前後で推移したが、輸送力の増強と輸送人員の減少により、1999年度以降は150%を下回っている。副都心線が全線開業した2008年度は、運転本数が毎時24本に削減されたことで混雑率が146%に上昇したが、輸送人員の減少により2009年度以降は140%程度で推移している。 近年の輸送実績を下表に記す。表中、最高値を赤色で、最高値を記録した年度以降の最低値を青色で、最高値を記録した年度以前の最低値を緑色で表記している。 年度 最混雑区間(北池袋 → 池袋間)輸送実績[47][48][49][50][51] 特記事項 運転本数:本 輸送力:人 輸送量:人 混雑率:% 1955年(昭和30年) 16 7,313 17,700 220 1965年(昭和40年) 25 20,180 52,807 262 1970年(昭和45年) 27 24,300 52,437 215 1975年(昭和50年) 27 25,668 56,493 220 1980年(昭和55年) 27 32,568 61,502 189 1981年(昭和56年) 27 33,120 62,188 188 1982年(昭和57年) 27 33,120 63,069 190 1983年(昭和58年) 26 32,016 57,669 180 1983年6月24日、有楽町線営団成増 - 池袋間開業 1984年(昭和59年) 26 32,016 59,330 185 1985年(昭和60年) 26 33,672 60,189 179 1986年(昭和61年) 26 33,672 59,070 175 1987年(昭和62年) 26 33,672 59,597 177 1987年8月25日、有楽町線直通運転開始 1988年(昭和63年) 24 31,740 58,996 186 1989年(平成元年) 25 33,396 59,629 179 1990年(平成2年) 25 33,396 61,228 183 1991年(平成3年) 26 35,052 63,520 181 1992年(平成4年) 26 35,052 63,775 182 1993年(平成5年) 27 37,260 63,369 170 1994年(平成6年) 27 37,260 61,447 165 1995年(平成7年) 27 37,260 61,861 166 1996年(平成8年) 27 37,260 60,423 162 1997年(平成9年) 27 37,260 58,871 158 1997年12月19日、都営地下鉄大江戸線が新宿まで延伸開業 1998年(平成10年) 27 37,260 56,357 151 1999年(平成11年) 27 37,260 55,381 149 2000年(平成12年) 27 37,260 55,209 148 2001年(平成13年) 27 37,260 54,831 147 2002年(平成14年) 27 37,260 53,050 142 2003年(平成15年) 27 37,260 52,179 140 2004年(平成16年) 27 37,260 51,630 139 2005年(平成17年) 27 37,260 50,817 136 2006年(平成18年) 27 37,260 50,199 135 2007年(平成19年) 27 37,260 50,749 136 2008年(平成20年) 24 33,120 48,261 146 2008年6月14日、副都心線直通運転開始 2009年(平成21年) 24 33,120 45,600 138 2010年(平成22年) 24 33,120 45,179 136 東日本大震災発生年度 2011年(平成23年) 24 33,120 44,606 135 2012年(平成24年) 24 33,120 45,337 137 2013年(平成25年) 24 33,120 45,394 137 2014年(平成26年) 24 33,120 45,275 137 2015年(平成27年) 24 33,120 45,566 138 駅一覧 普通列車は全駅に停車する。 有楽町線に直通する列車は和光市駅 - 森林公園駅間の各駅に停車。副都心線・東急東横線・みなとみらい線に直通する列車には、東上線内急行(愛称:Fライナー)あるいは快速急行で運転する列車がある。 上りTJライナーは、池袋駅以外の停車駅では乗車扱いのみとなり、降車はできない。 接続路線の ( ) 内の英数字は駅番号を表す。 駅番号(駅ナンバリング)は2012年3月17日導入[52]。 凡例 ●: 停車、▽: 下り列車のみ停車、|: 通過 駅番号 駅名 駅間営業キロ 累計営業キロ 準急 急行 快速 快速急行 TJライナ丨 接続路線・備考 所在地 TJ-01 池袋駅 - 0.0 ● ● ● ● ● 東日本旅客鉄道:JA 埼京線 (JA12)・JS 湘南新宿ライン (JS21)・JY 山手線 (JY13) 東京地下鉄:M 丸ノ内線 (M-25)・Y 有楽町線 (Y-09)・F 副都心線 (F-09) 西武鉄道:SI 池袋線 (SI01) 東京都 豊島区 TJ-02 北池袋駅 1.2 1.2 | | | | | TJ-03 下板橋駅 0.8 2.0 | | | | | 東日本旅客鉄道:JA 埼京線(板橋駅:JA13)[* 1] 都営地下鉄:I 三田線(新板橋駅:I-17)[* 1] TJ-04 大山駅 1.0 3.0 | | | | | 板橋区 TJ-05 中板橋駅 1.0 4.0 | | | | | TJ-06 ときわ台駅 0.7 4.7 | | | | | TJ-07 上板橋駅 1.3 6.0 | | | | | TJ-08 東武練馬駅 (大東文化大学前) 1.4 7.4 | | | | | TJ-09 下赤塚駅 1.5 8.9 | | | | | 東京地下鉄(地下鉄赤塚駅)[* 1]:Y 有楽町線 (Y-03)・F 副都心線 (F-03) TJ-10 成増駅 1.5 10.4 ● ● ● | | 東京地下鉄(地下鉄成増駅)[* 1]:Y 有楽町線 (Y-02)・F 副都心線 (F-02) 直通運転区間 Y 有楽町線 新木場駅まで F 副都心線 渋谷駅・ TY 東急東横線 横浜駅経由、 Yokohama Minatomirai Railway logo.png みなとみらい線 元町・中華街駅まで (副都心線内では急行・通勤急行、東横線・みなとみらい線内では特急・通勤特急・急行となる列車もある) TJ-11 和光市駅 2.1 12.5 ● ● ● ● | 東京地下鉄:Y 有楽町線 (Y-01)・F 副都心線 (F-01) (両線とも川越市・森林公園方面から直通運転:上記参照) 埼玉県 和光市 TJ-12 朝霞駅 1.5 14.0 ● | | | | 朝霞市 TJ-13 朝霞台駅 2.4 16.4 ● ● ● | | 東日本旅客鉄道:JM 武蔵野線(北朝霞駅:JM28) TJ-14 志木駅 1.4 17.8 ● ● ● ● | 新座市 TJ-15 柳瀬川駅 1.5 19.3 ● | | | | 志木市 TJ-16 みずほ台駅 1.3 20.6 ● | | | | 富士見市 TJ-17 鶴瀬駅 1.4 22.0 ● | | | | TJ-18 ふじみ野駅 2.2 24.2 ● ● ● | ● TJ-19 上福岡駅 1.7 25.9 ● | | | | ふじみ野市 TJ-20 新河岸駅 2.4 28.3 ● | | | | 川越市 TJ-21 川越駅 2.2 30.5 ● ● ● ● ● 東日本旅客鉄道:■■川越線 TJ-22 川越市駅 0.9 31.4 ● ● ● ● ▽ 西武鉄道:SS 新宿線(本川越駅:SS29)(徒歩連絡)[* 2] TJ-23 霞ヶ関駅 (東京国際大学前) 3.4 34.8 ● ● | | | TJ-24 鶴ヶ島駅 2.2 37.0 ● ● | | | 鶴ヶ島市 TJ-25 若葉駅 1.9 38.9 ● ● ● | | 坂戸市 TJ-26 坂戸駅 1.7 40.6 ● ● ● ● ● 東武鉄道:TJ 越生線 TJ-27 北坂戸駅 2.1 42.7 ● ● | | | TJ-28 高坂駅 (大東文化大学 東松山キャンパス前) 3.5 46.2 ● ● | | | 東松山市 TJ-29 東松山駅 3.7 49.9 ● ● ● ● ● TJ-30 森林公園駅 2.7 52.6 ● ● ● ● ● 比企郡 滑川町 TJ-31 つきのわ駅 2.8 55.4 ● ● ● ● ▽ TJ-32 武蔵嵐山駅 1.7 57.1 ● ● ● ● ▽ 比企郡 嵐山町 (嵐山信号場) - 60.1 | | | | ↓ 営業キロは概算 TJ-33 小川町駅 7.0 64.1 ● ● ● ● ▽ 東日本旅客鉄道:■八高線 比企郡 小川町 TJ-34 東武竹沢駅 3.0 67.1 TJ-35 男衾駅 3.7 70.8 大里郡 寄居町 TJ-36 鉢形駅 2.7 73.5 TJ-37 玉淀駅 0.9 74.4 TJ-38 寄居駅 0.6 75.0 秩父鉄道:秩父本線 東日本旅客鉄道:■八高線 ^ a b c d この駅間の乗り換えでの連絡運輸はなし。公式な乗換駅としても案内されていない。 ^ 公式な乗換駅として案内されていないが、駅改札口に本川越駅までの地図が掲出されている。 待避可能な途中駅 すべて両方向の列車の待避が可能である。 中板橋駅 上板橋駅 成増駅 志木駅 ふじみ野駅 川越市駅 森林公園駅 小川町駅 留置線のある駅 下板橋駅 - 閑散時の車両留置に使用。7本存在する。 上板橋駅 - 10両編成まで対応。以前は8両編成対応であったが、2008年6月のダイヤ改正で池袋発着のすべての列車が10両編成化されたため、10両編成対応に改良された。引き上げ線として1本存在する。 成増駅 - 引き上げ線として1本存在する。 志木駅 - 駅の1番線横に2本、引き上げ線として4本の計6本存在する。 上福岡駅 - 乗り入れ計画があった都営地下鉄三田線の折り返し線として使用する計画もあった。引き上げ線として1本存在する。また、2番線横にも1本存在したが入線することができず、2010年3月頃に撤去された。 川越市駅 - 元川越電車区、現川越工場を併設。駅の1番線横に2本、引き上げ線として2本の計4本存在する。なお、他に工場内の留置線も存在する。 坂戸駅(現在は越生線車両が留置され、東上本線用としては原則使われない) 高坂駅 - 主に川越工場出場車の試運転の折り返しに使われる。かつては貨物列車の運転停車にも使われたが、貨物廃止後に行われた駅舎改築時に大規模な構内の配線替えが行われたため、当時の配線はプラットホームを含め現在とは全く異なる。駅のホームを挟む形で2本存在する。 森林公園駅 - 森林公園検修区を併設。有楽町線・副都心線直通列車は当駅が始発・終着駅である。 小川町駅 - 駅の4番線横に1本、引き上げ線として1本の計2本存在する。駅の横の線路は主に回送列車が使用する。 寄居駅 - 秩父鉄道経由で新車の受け渡し、転入出車、東武鉄道南栗橋工場入出場車の受け渡しなどが行われる。波久礼方に引き上げ線として1本、2番線横に1本存在する。他にも秩父鉄道との間に数本線路が存在するが、現在は使用されていない。 廃駅・廃信号場 西山信号所(現・池袋 - 北池袋間、1947年5月1日 - 1964年9月14日) 金井窪駅(現・下板橋 - 大山間、1931年9月27日 - 1945年4月15日) 水谷信号所(現・みずほ台駅、1927年2月1日 - 1938年6月1日) みずほ台信号所(現・みずほ台駅、1951年9月1日 - 1954年6月26日) ききょう原信号所(現・ふじみ野駅、1951年9月1日 - 1954年3月1日) 田面沢駅(現・川越市 - 霞ヶ関間、1914年5月1日 - 1916年10月27日) 入間川水泳場駅(現・川越市 - 霞ヶ関間、1920年7月11日 - 1951年8月20日、夏季のみの臨時駅) 過去の接続路線 上板橋駅:東武啓志線 日本が太平洋戦争に敗れ、米軍を中心とした連合国軍の占領下に置かれたため、米軍の住宅地が必要になった。このため、上板橋からグラントハイツ(現在の光が丘)に向けて路線を建設した。「啓志」というのは、当時のグラントハイツ建設工事責任者のケーシー中尉の名から取られた。上板橋より近い東武練馬や下赤塚などから路線を建設しなかった理由は、東京第一陸軍造兵廠練馬倉庫(現在の陸上自衛隊練馬駐屯地)付近まで、上板橋から引き込み線が既に敷設され、それを延長して建設されたためである。 霞ヶ関駅(当時は的場駅):埼玉県営鉄道霞ヶ関砂利線 元は入間川砂利株式会社が建設した専用鉄道、軌間762mmの軽便線。1920年(大正9年)7月20日全通(入間川 - 的場駅、全長2.4km)。1923年(大正12年)県営砂利事業開始のために埼玉県に譲渡された。1957年(昭和32年)(推定)廃止[53]。 高坂駅:東武高坂構外側線(日本セメント東松山専用鉄道高本線・秩父鉱業東松山鉱業所専用線) 高坂構外側線跡(現存しない) 高坂駅 - 葛袋駅 - 高本駅間にあった貨物専用線。1955年10月に開通し後年電化されたが、1984年(昭和59年)8月1日全線廃止。関越自動車道の高坂SA - 東松山IC間にかかる架線柱の残された橋が残存していたが、2013年(平成25年)6月3日から4日にかけて撤去された[54]。 小川町駅:東武根古屋線 小川町駅 - 根古屋駅。石灰石運搬用の貨物線。1926年(大正15年)開通。1967年(昭和42年)4月1日廃止。 周遊券 東上線では下記の周遊券を発売している。 東上東京メトロパス 小江戸川越クーポン おごせ散策きっぷ 日光・鬼怒川リレーきっぷ 埼玉県民の日フリー乗車券 東上線1日フリー乗車券 東上東急線トライアングルチケット 東上横浜ベイサイドきっぷ このほか、東上線サイクリングクーポンを2015年12月まで発売していた。 脚注 [ヘルプ] 注釈 ^ 曲名は「passenger」である。 ^ 当初は2012年までの導入が予定されていたが、2、3年延期された。 ^ 先行する準急が外側線を走っているための措置。そのために内側線で朝霞駅を通過する光景が見られる。 ^ a b 東急車の運用。 ^ 東京メトロ車の運用。 ^ 同様の例は他に西武新宿線の拝島快速、近鉄大阪線の区間快速急行が存在した。 ^ ただし、2011年3月のダイヤ改正で副都心線直通の志木駅発着の列車を有楽町線直通の川越市駅発着の列車にシフトする形でこの区間は毎時1本増発されている。 ^ このうち森林公園14:39発のみ、終点の元町・中華街駅まで全区間急行運転となる(Fライナーは名乗らない)。[1] ^ 1956年の広告には「特急フライング・トージョー号」と記されている。これは、近刊雑誌では2007年12月刊行の「鉄道ピクトリアル」臨時増刊号(第799号)のP148や、「鉄道ファン」2008年9月号に掲載されている。 出典 ^ a b 明治36年12月18日却下『鉄道局年報. 明治36年度』(国立国会図書館デジタルコレクション) ^ a b 「仮免許状下付」『官報』1908年10月8日(国立国会図書館デジタルコレクション) ^ a b 「私設鉄道本免許状下付」『官報』1912年11月20日(国立国会図書館デジタルコレクション) ^ a b 「軽便鉄道免許状下付」『官報』1912年12月5日(国立国会図書館デジタルコレクション) ^ a b 「軽便鉄道免許状下付」『官報』1914年4月22日(国立国会図書館デジタルコレクション) ^ a b 「私設鉄道及軽便鉄道運輸」『官報』1914年5月6日(国立国会図書館デジタルコレクション) ^ 『鉄道院年報. 大正3年度』(国立国会図書館デジタルコレクション) ^ a b 「軽便鉄道旅客運輸廃止」『官報』1916年3月7日(国立国会図書館デジタルコレクション) ^ a b 「私設鉄道運輸開始」、「軽便鉄道免許状返納」『官報』1916年11月2日(国立国会図書館デジタルコレクション) ^ a b 「軽便鉄道指定」『官報』1918年3月29日(国立国会図書館デジタルコレクション) ^ 『ノスタルジックトレイン No.4』芸文社 2010年 ISBN 978-4-86396-009-1 98ページ。 ^ 『日本全国諸会社役員録. 第21回』(国立国会図書館デジタルコレクション) ^ 官報では高階駅は当初から新河岸「私設鉄道停車場使用開始」『官報』1914年6月23日(国立国会図書館デジタルコレクション) ^ 「私設鉄道簡易停車場設置」『官報』1915年4月7日(国立国会図書館デジタルコレクション) ^ 「鉄道免許一部取消」『官報』1920年6月3日(国立国会図書館デジタルコレクション) ^ 「地方鉄道運輸開始」『官報』1923年10月5日(国立国会図書館デジタルコレクション) ^ 「地方鉄道運輸開始」『官報』1923年11月9日(国立国会図書館デジタルコレクション) ^ 「鉄道免許状下付」『官報』1924年5月7日(国立国会図書館デジタルコレクション) ^ 「鉄道免許一部取消」『官報』1924年5月7日(国立国会図書館デジタルコレクション) ^ 「地方鉄道運輸開始」『官報』1925年7月18日(国立国会図書館デジタルコレクション) ^ a b 『地方鉄道及軌道一覧. 昭和15年11月1日現在』(国立国会図書館デジタルコレクション) ^ 「鉄道起業廃止許可」『官報』1932年7月26日(国立国会図書館デジタルコレクション) ^ a b c d 『鉄道ジャーナル』第21巻第13号、鉄道ジャーナル社、1987年11月、 96頁。 ^ a b c “副都心線開業に合わせ 新列車の出発式/東武と西武”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 3. 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